2012年2月18日18時30分@愛知芸術劇場大ホール、その奇跡的なイベントは幕を上げた・・・。
それこそは、八神純子ライブツアー”翼・・・私の心が聞こえますか”です!
1978年、私kosukeがまだ歳のまだ青い中学生だった頃にTVで観た、色白でちょっとぽっちゃりした女性シンガーソングライター・・・彼女はキーボードを弾きながら、時折変わった笛(その後、それが”サンバホイッスル”というものだと知ったのですが)を吹きながら、奇跡的なハイトーンの美しい声で、「みずいろの雨」という歌を歌っていた・・・それ人こそが、このライブの主役、八神純子さんなのです。
私が純子さん熱におかされた中学生時代は、長崎という田舎に住んでいたこともあり、また、中学生という、当時では、音楽のライブに行くなんて、すごくハードルの高い時代でもあり、レコードとTVのみで純子さんの歌に接していた時代でした。そして、高校生になり、いつの間にか、アイドルにうつつを抜かし始めた私が、大人になって気付いた時には、純子さんは結婚し、アメリカへ行ってしまっていました。
そして、40過ぎたころ、ブログで、若いころ自分の好きだったアイドルやら何やらを書き綴り出して、あらためて、純子さんの歌の素晴らしさを再認識し、CDやらDVDやらを集め出したものの、”生の歌を聴いたことがない”という、埋められない溝を抱えていました。そんな中、ネット上のファンの集まるサイトにお邪魔したりしながら、いつか、純子さんが復帰してくれることを期待しつつ、自分の中の純子さん熱を保ってきました。とはいえ、アメリカでの生活が定着している状況をを考えると、純子さんの日本での復帰の可能性は・・・客観的には、極めて小さかったと思います。その頃から、純子さんの生歌を聴くことは、私にとっての”永遠のテーマ”でありました。
そして、私が純子さん熱におかされてから、33年の時が流れた今年、なんと、純子さんは日本でのライブツアーを再開!そして、純子さんの地元である名古屋で、生まれて初めて”永遠のテーマ”であった純子さんの生歌を聴くことができたのです。これは”奇跡”です!それと同時に、”永遠のテーマ”が終わったことになりました。
当時のヒット曲満載のLiveでしたが、目をつぶって聴くと、当時とほとんど変わらない歌声を聴くことができました。本人曰く、「アメリカで歌声を冷凍保存していた」とのことで、まさにそのとおりです。とうに50歳を過ぎている純子さんが、あんなに伸びやかにハイトーンヴォイスを響かせてくれるのですから。
さらには、Live後には握手会まで!私は一言だけ、”33年越しの夢がかないました!”と伝えました。
2012年2月18日は、そんな、奇跡の一夜でした。
そして、この奇跡はまだ続く可能性も・・・。