宝塚の家を処分したのが昨年6月末でした。
夫は生まれ育った実家です。
夫は長年自分の家族と離れ母の面倒を看ていた。
今考えれば息子として母亡き後も空き家を守っていた。
実家を残し続けることには負担が大きくのしかかる。
維持や管理に手間が掛かり毎月新幹線での帰省費用もさることながら
歳を重ね体への負担もしんどくなった。
夫は生まれ育った実家誰も住んでいないとは言え色々な思い出の詰まった場所が
なくなるのは悲しいが~~。
庭の雑草がお隣の家に侵入し枯草が溝に落ちご近状様にもご迷惑を掛けないために
年に二回は植木の剪定作業を庭師にお願いする。
私も遠い昔彼の元に嫁いだ思い出深い実家です。
夫の両親と義理の妹私たち夫婦と同居生活を三年暮らした思い入れがある。
夫の東京への転勤で宝塚を去りました。
再び家族で戻ることはありませんでした。
夫と「もう一年をすぎたね」とお互いの胸の内を話すことはありませんが
きっと想いは同じと思います。
今はお互いに健康であることに感謝しつつ日々大切に過ごしています。