上阪徹氏の心に響く言葉より…
20代の若者よりも、はるかに若々しい。
そんな年配の経営者や学者、職人にたくさんお会いしてきました。
彼らを見ていて強く感じたのは、「変わることをまったく恐れていない」ということです。
人は、何かがうまく行き出すと変わることを恐れるようになります。
うまくいっていなくても、恐れる人もいる。
変化そのものを、避けたいものだと考えている人は、たくさんいるのではないでしょうか。
なぜかといえば、変化が起きれば、先が見えなくなるから。
先のことをちゃんと見据えて、生きておきたいから。
そのほうが安心だから…。
変わることを恐れるべきではないのは、世の中が変わっていくからです。
まわりが変化していくのに、自分が変化していかなかったらどうなるか。
古い価値観のまま、置いてきぼりになっていくリスクを背負い込むことになります。
しかし、年配の方の多くは、そんなふうに表現されませんでした。
変わることが、実はとても楽しいことだ、と語るのです。
世界が違って見えてくる。
自分の成長にも気づける。
そうすれば、自然と自信までついてくる。
自分が変われば、世界が変わるのだ、と。
『成功者3000人の言葉』飛鳥新社
変化を恐れない人は、失敗することを恐れない。
変化と失敗はセットだからだ。
うまくやろうとすれば、どうしても臆病になってしまう。
しかし、失敗しても仕方がないと思ってやれば、決断できるし、大胆にもなれる。
嫌な人を変えようと思っても、「人を変えることはできない」と、心理学ではよく言われる。
その解決法はたった一つ、「自分が変わること」。
同様に、刻一刻と変わっていく世の中の変化の流れを止めることはできない。
自ら変わることを恐れずに、むしろ変化を楽しむ人でありたい。
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