「あれがない、これが足りない」と思っていると、
「ない、ない」という言葉をたくさん使うようになります。
すると言葉どおりに、ますます何もかも足らない人生を送ることになります。
「あれがある、これもある。こんなにいっぱいある。ありがたい!」と、
あるものを数えるのがクセになったら、心が満たされていきます。
でも、「あれがない、これが足りない」と思っている人は、
やがて「あの人は能力があるけど私は・・・・・・」
「あの人は75点だったけど私は90点、15点勝った!」というように、
他人と比べる引き算の人生になります。
すると、いつも勝ち負けの世界にいて、疲れてしまいます。
でも、「あれもあって、これもある」と考える人は、
言葉どおり必要なものはみんなある、足し算の人生になります。
だからいつも安心して、笑顔なのです。
「ある、ある人生」は、まず「ありがとう」を口癖にすることから始まります。
ないものより、あるものを数えて足し算思考で、
「ありがとう、ありがとう、ありがとうございます」
野坂礼子氏「笑顔とありがとうの魔法」(PHP研究所)より。
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