幸田露伴、幸田文、青木玉、青木奈緒。一連の家系だ。
露伴以外は、文筆家になろうなんて事は意識せず、自然な振る舞いのうちに文筆家になっていたという人たちだ。
そこにあるのは、きびしい教育と、折り目正しい生活へのしつけ。それを裏打ちする子や孫に対する愛情。
今回読んだ幸田奈緒『ハリネズミの道』というのは、露伴の曾孫にあたる彼女の一年間のドイツ留学記だ。
さすがにこの世代になると、現代っ子の感覚がちりばめられていて、かなり読みやすいものになっている。
読んだ後の印象はさわやかなものだった。
留学生たちの自由な雰囲気。独立心。
ドイツ郊外の町の雰囲気。一歩街を出たところにある、土地の人々の自然と調和した田園風景との付き合い方、、、。
そんなさわやかな風を徳さんの心に吹き込んだはずだったのに、この二日ほど飲んだくれてしまった。
もうちょっと飲み足しても構わないんじゃないの、という己への甘さは、幸田一族には絶無だ。
露伴以外は、文筆家になろうなんて事は意識せず、自然な振る舞いのうちに文筆家になっていたという人たちだ。
そこにあるのは、きびしい教育と、折り目正しい生活へのしつけ。それを裏打ちする子や孫に対する愛情。
今回読んだ幸田奈緒『ハリネズミの道』というのは、露伴の曾孫にあたる彼女の一年間のドイツ留学記だ。
さすがにこの世代になると、現代っ子の感覚がちりばめられていて、かなり読みやすいものになっている。
読んだ後の印象はさわやかなものだった。
留学生たちの自由な雰囲気。独立心。
ドイツ郊外の町の雰囲気。一歩街を出たところにある、土地の人々の自然と調和した田園風景との付き合い方、、、。
そんなさわやかな風を徳さんの心に吹き込んだはずだったのに、この二日ほど飲んだくれてしまった。
もうちょっと飲み足しても構わないんじゃないの、という己への甘さは、幸田一族には絶無だ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます