カイロじじいのまゃみゅむゅめも

カイロプラクティック施療で出くわす患者さんとのやり取りのあれこれ。

生きるのが嫌になった、、、、んーさん

2013-08-19 19:28:22 | 本日の患者さん
んーさんは何度も登場しているので、画像はノンちゃんに代行してもらいやす。

先月辺りから、んーさんから夥しいほどの電話がかかって来る。
最高記録は、日に50数回で、この時は軽い熱中症にやられていたと徳さんは踏んでる。
まあ、その後は落ち着いて、日に十数回。
たわいもない、不安感を聞くことになるのだが、その中に、時々ドキッとするものが織り込まれる。

「もう、死にたいよ~、先生。生きるのがやになっちゃたよ」

なかなか反論が難しい。
徳さんだって、その言葉に無縁ではない、、、。

んーさんを取り巻く環境は、んーさんをそう言わしめるに充分だ。
息子さん夫婦の崩壊。
息子さんの、んーさん無視、無関心。
無視しながらも、孫の面倒は任せっぱなし。
同居している孫は離別した母親を慕い、んーさんからお金や生活用品を盗んでは母親に貢ぐ。
徘徊を繰り返していたご主人の介護中に、今度は、だんなのよろめきのあおりを喰って転倒、腰椎の圧迫骨折。
退院後の白内障の手術。

本当にやれやれ、うんざりだわ、の人生後半の行路である。

で、どんな返答できるかって?

そんなもの出来はしない。

頑張れ!って言葉は、こんな時、タブーとされるけど、徳さんの言葉倉庫の中には他の言葉が見つからない。

頑張れ!んーさん!
ただし、手加減して上手にね、もう、いい年なんだから。

この画像のノンちゃんはね、徳さんちで飼ってるオカメインコなんだけど、一日の大半を鳥かごに閉じ込められてる。
ご先祖は、オーストラリアの広大な大地で、群れをなして飛び交い、害鳥とまで呼ばれた英雄なのに、今は孤独な、一人ぼっちの籠に閉じ込められた生活を余儀なくされている。

そんな悲しいノンちゃんだけど、一日に一回、籠から解放される時間がある。
その時は、過去の一切の因果を忘れ、本来の自分を取り戻すようにしている。
まずは、大事な羽のお手入れから、、、。

んーさん。
鳥に学ぼうよ、、、。



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