カイロじじいのまゃみゅむゅめも

カイロプラクティック施療で出くわす患者さんとのやり取りのあれこれ。

心身症?熱中症?んーさん

2013-08-05 19:07:48 | 本日の患者さん
「一時間後にまた電話するけどいい?」
そう言って電話を切った後、数分後に、んーさんから電話がかかってくる。
今朝の7時に電話がかかってきたのを皮切りに夕刻の今まで50回程のコールである。

「私、神経症になってしまったのかしら?」
否定するわけにもいかないから、
「うん、神経が過敏になってるね」

「私、このまま死んじゃうんじゃないかしら?」
これは否定するしかない!
「大丈夫!人は簡単には死にませんよ!
ともかく、深呼吸して、お茶でも飲んで!
毎日の日状生活を大事にして!
どうせ、一つのことばかり考えているんでしょう?」

「あ!私、朝からお水を一滴も飲んでなかったわ!」
「ええ!このくそ暑いのに!」
「だって、クーラー入れてるし、喉なんて渇かなかったわ」
「熱中症の疑い、大いにありだよ!
喉の渇きが分からなくなるのも、脳の水不足にせいかも知れないよ!
急いで水でもお茶でもコーヒーでも紅茶でもいいから体に水気を入れて!」

こうして、このブログのキーを打つ間にも5回ほどの電話が、、、、。

んーさんは、老々介護で夫の世話をしているうちに転倒してしまい、腰椎を圧迫骨折、入院。
以来、だんなは特養施設へ。
退院後しばらくして、白内障の手術を受ける、など、んーさんにしてみれば、激動の日々の結果だ。

明日の朝、さわやかに目覚めて貰いたいものだ。


本日のおまけ

中学時代の友人が『シニア倶楽部』世田谷版、という冊子の表紙を飾った。

音楽畑にどっぷり漬かった彼の人生を最近になって知った。
数十年に及ぶボランティア活動。
今回の東東北大震災の被災地への歌を通してのボランティア活動も積極的にやっている。

何十年ぶりに、ある偶然で再会したのだが、今は、徳さん患者さんでもある。
こっそり、チクルが、普段の彼はこんなに姿勢良くない。
徳さんの前で平気で足は組んだりしてる。
関係が近いと、お説教が通用しない一例。
そして、歌を歌うって単純なことが、人をどれだけ救うのかというお話。

プロ野球で、ホームランが放たれると、ファンファーレのような音楽が流れるが、その発案者は彼なんだそうだ、、、。
一瞬、尊敬!