カイロじじいのまゃみゅむゅめも

カイロプラクティック施療で出くわす患者さんとのやり取りのあれこれ。

自然治癒力、湿潤療法

2010-08-25 21:07:06 | 本日のしりきれとんぼ


何日か前の東京新聞に載っていた画像だ。

火傷の治療に絆創膏を貼るだけの治療で、今までの治療より早くきれいに治るという実例写真だ。
傷口を消毒薬は使わないで、水で洗った後、絆創膏を貼るだけ。
もちろん、その絆創膏は密閉性に優れているとか、保湿性が高いとかいう特殊なものだが。

この記事で、興味深いことが二つ。

この療法は50年前に動物学者によって提唱された事。
「傷口は乾燥させるより体液を逃がさないように覆った方が早く治る」と。
人間を相手する医学界に認められるまでに、50年かかったということだ。
その間の論争を覗いてみたい気がする。

さすがにプロの記者が書いたものだ、と唸るらされたのはこの記事の導入部だ。
Aさんが交通事故で怪我をした。
化膿し、痛みがひどいので医者に行き、従来の患部を消毒しガーゼで覆う治療を受けたが症状は悪化し、皮膚の移植手術を勧められる。
それはたまらんと、医者探しをし、湿潤療法に出会う。
水で洗って絆創膏を貼っただけなのに一ヵ月後にほぼ完治。だって。

専門の医者の間にも、まだ充分には知られていないようなのが情けない。医師免許の更新制度が必要だ。

そうそう、たまには本家のダサい手作りHPも覗いて下されませませ。
http://www6.ocn.ne.jp/~tokuch/

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