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シンポジウムを終えて(訂正あり)

2010-01-31 22:15:33 | diabetes
夕方には大阪に戻ってきました(龍馬伝に間に合うように^^;)。

300人規模のイベントを開催するというのは、本当に大変なことだと実感しました。

指揮を執るという役割がどれだけ重要であるかも痛感しました。




この2日間にたくさんの方と出逢いました。

先生方ともたくさんお話ができました。

私は今回、大石まり子先生のお手伝いをするためシンポジウムに参加したのですが、演者でもあった京都医療センターのおふたりの先生とも、懇親会の席でたくさんお話することができました。

坂根直樹先生は【京都医療センター臨床研究センター予防医学研究室長】という肩書きを持つ有名な先生ですが、大変気さくな方でした。

研究者として様々な研究を行う一方で、1型糖尿病外来で臨床をされているそうです。

1型の患者さんの骨粗鬆症のリスクが高いことや、私が2型だと話すと脂質異常症の遺伝の研究を行っていることなどをお話ししてくださいました。

私の話にもじっくりと耳を傾けてくださって、本当にいろんな話をしました。

とてもステキな名刺をいただきました。




もうひとり、最初に講演をされた村田敬先生は…

なかなかユニークな先生でした!

しかもよく喋る!

私は初対面のドクターと話をするとき(特に関西では)、つかみに主治医の名前を言います。

もちろん坂根先生はご存じでしたが、この先生はうちの先生を知りませんでした。

「関西でうちの先生を知らないのはこの業界ではもぐりですよ!」

「そう、ボクはもぐりです。ひっそり生きてますから」

みたいな不思議な反論が…

私は誰にでも暴言を吐く訳ではないのですが、何だか?いじりがいのある先生のような気がしました(笑)

いろいろと話をしていくとなかなか挑戦的(笑)で、私のこともバッサバッサと切ってくれます。

「先生のことブログに書こうっと!」

「何書かれるかわからないから、ボクはブログは見ないんだよね~」

ははは。先生、結構気にしてるんですね~。

話を進めるとなかなかおもしろい経歴をお持ちで、直感的に天才肌の人だと感じました。

「先生は大学はどこですか?」

プロフィールや経歴を詳しくお聞きしたら、やっぱり超エリートでした…

しかも7カ国語ぐらいに堪能とのこと…

地域医療や貧困層の課題にも詳しくて、なぜ、そのエリートコースを進まなかったのかを訊ねると、権威や肩書きのようなものには魅力がないとおっしゃっていました。

お互い言いたいこと言って、私は怖れも知らずに暴言吐きまくりでした。

「先生どこにいても浮きません?」

これって私が単に怖いもの知らずなのかな…?

またいつかお会いして、もっといろいろお話ししてみたいと思っています。




シンポジウムには能勢くんが来ていて、急遽、高齢者の分科会を手伝ってもらいました。

終わってから、大石先生と枡長さんと4人でゆっくり話をしました。

大石先生もこの業界では大変有名な方で、あとで能勢くんに聞いて知ったのですが(能勢くんの元主治医なので)、大石先生も京都大学の医学部を主席で卒業された才媛なのだそうです。

でも本当に気さくで謙虚な方で、今日は久しぶりにたくさんお話しできて、またシンポジウムをお手伝いできて、私はとても光栄でした。

まったく縁のなかった京都。

縁のなかった京都のドクター。

でも今回こうしてまたご縁があったこと、一緒に何かを作り出す機会があり、私は医療者ではないのでなおさら、貴重な体験、貴重な出逢いをさせていただいていることを本当に幸せに思います。




さて、私はこれからふたつの講演と高齢の分科会のレポート計3本をまとめなければいけません。

黒田先生に、資料はあげな~い、といけずを言われたので、記録・メモ・記憶でまとめていかねば。

広瀬先生はそんないけずは言いませんけどね。

…なんて言いつつ、講演の最初で2型を差別してはいけない、生活習慣病ではない、ということを入れてくださって。

私は、先生が常日頃からそう言われていることは知っていますが、先週の研究会での私の発言も影響しているのかな?と思うと、先生のやさしさを感じたりしました。



あ、レポートより先に実習日誌をかかなくちゃ。









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