なつの天然生活

うつ病の寛解を目指す なつの暮らし。日々の喜びと悲しみ、美味しいお店、パンやお菓子、小さな庭のこと。

元気が出ない日のお昼ごはん。

2006-10-30 | ぶきっちょ料理

何となく調子がすっきりしない日が続いてます。元気が出ないというか、「~しよう」という意欲が湧かないというか…。
一番すっぽり抜け落ちてるのは、自分の‘身づくろい’関係のパワーみたいで、着替えたり、顔を洗ったり、お風呂に入ったりするのがとても面倒な気分。寝る時に着ているスエットから、普段着のジーンズとセーターに着替えるのがやっと。なので、着物なんて、とてもとても…。よって、和裁意欲も全く湧かず。いったいどうししてしまったのでしょう、この私は…。まあ、そういっても、今日は洗濯、掃き掃除、晩御飯づくりが出来たので、◎かな。
こんな日は、昼御飯も適当に済ませてしまうことが多いのですが、今日は、ちゃんと自分ひとり分の「おうどん」を作って食べましたし。具は冷蔵庫にあった、小松菜とお揚げさん、そして、七味唐辛子と天かすを少し。‘かつおぶし’の出汁を効かせた関西風煮込みうどんです。関東に住んで長いですが、関東風の濃口醤油と甘みが強いお汁のうどんは、やっぱりちょっと苦手。特に、こんなちょっと元気のない日には、おだしの味がしっかりする「おうどん」が心に効くみたいです。ほっ。

 


久しぶりにミシンワーク、座椅子カバーを作りました。

2006-10-29 | 手作りが好き

押入れにストックしている布をガサゴゾと引っ張り出して、よっこらしょ!とミシンを引っ張り出して、座椅子カバーを作りました。
和裁教室に通い始めてから手縫い中心だったから、久しぶりの本格的なミシン作業。
チクチクも楽しいけど、ミシンでガッー!と縫うのも快感。何と行っても出来上がるのが早いですし。
待ち針をちょんちょんと打っての直線縫い、角っこはは、スポンとかぶせて適当にピン打ちして、丸み作り。
ファスナーの在庫がなかったので、端を折り込む「枕カバー」方式にしました。
和室の壁に並べて置いたら、ちょっとクウネルちっく、ちょっとソファーみたいと自画自賛。
思わず、「ちょっと、北欧風でしょ?」と言ったら、
「えっ?、僕は、インドネシアぽいと思ったんだけど…」という夫の言葉。
感性には個人差がありますな。


「和裁針、あげます」電話

2006-10-28 | 和裁

昨日一日、どっぷり家に引きこもったのが良かったのか、今日は少し気分が楽でした。
9時ごろに起きて、夫が入れてくれたコーヒーを飲んでのんびり。
そんな時に携帯電話に掛かってきた一本の電話。
「あの~、‘エコー’に、和裁用具が欲しいと出されましたか?」
一瞬、「???」  あ、そうでした、そうでした。
「エコー」というのは、「あげます」「うります」「ください」リクエストを掲載してもらえる、市の「リサイクル情報紙」。
そういえば、私、今年の夏頃、そこに「反物、和裁道具などを譲ってください」の掲載希望葉書を出していたのでありました。が、この情報紙、葉書での掲載申し込み、そして、発行は月1回という、ネット全盛の世の中では、めちゃめちゃアナログ&超スローペース。はっきり言って、私も、葉書を出してたのをすっかり忘れてました。電話があったということは、今月掲載されたよう。そして頂いたのが、今日のお電話。
「母が残した和裁用品があって、特に和裁針がいろいろあるの。古いものだし、私は全く和裁はわからないのだけど、もし使って頂けるなら…と思って」とのこと。電車で行くにはちょっと不便な場所なので、明日、車で、その方のお宅近くまでお伺いして、和裁針とかいろいろを頂くことになりました。
これは、きっと和裁の神様が、「ボチボチでもいいから続けなさいね」と言っているのかも…。
私の人生、いろんな人に助けられて、ぼっちらぼっちらと歩いていく道のようです。


抗うつ剤減薬、落下。

2006-10-27 | 欝(うつ)

月曜日の診察で、抗うつ剤減量することを提案されたので、その夜からやってみた。少なくしてみたのは「トリプタノール」。パキシルは、先々週のうつ底転落があり、さすがに怖かったので…。翌日、朝早く、目が覚め、何となく、胸がザワザワする感じ。異変の予感…。気持ちが詰まってくる感じ、気持ちの濃度が薄くなる感じ。精神安定剤を増やしてやり過ごす。
翌日。何にもやる気しない。和裁教室だけど、全く行く気が起きないのでオサボ。先週、着物を着たのが遠い昔みたい。押入れの布やら着物を処分したくなるが、気力が湧かず、和室で寝転がる。掃き掃除をしてみるが落ち着かず。でも、何かしないと落ち着かないので、何故かスコーンを作ってみる。一心不乱に作ったら、大量に出来てしまった。友達んちにお裾分けに行く。この日は、結婚記念日。冷蔵庫が空なので、重い腰を揚げ、近所の小さなスーパーへ買い物に行く。旦那さんが花束を買ってきてくれた。嬉しいはずなのだけれど、なぜか悲しい。結婚生活を振り返る。自分に価値がないような気がする。この先、何かすることがあるのだろうか。気分がふさぐ。お風呂に入るのが億劫。
翌日。友達からワンコの相手を頼まれて
嬉しい。昼間、一人と一匹でまったりと過ごす。お散歩にも行って、「太陽がこんなに暖かかいのだから、ふさぎ込むなんて、変だよ」と自分に言い聞かす。帰宅。うーん、一人になるとダメだ。家の窓が気になり始める。外が見えるのが嫌。落ち着かないので、レースのカーテンをとって、白いシーツに変え、窓を塞ぐ。どんどん、気持ちが落ちて行く。とにかく、憂鬱で苦しい。先を考えると苦しくなる。時間を過ごす「すべ」がわかななくなり、夫にメール。安定剤と抗うつ剤、睡眠薬を多めに飲んでとにかく寝ることにする。
今日。少し気分が穏やか。久しぶりに洗濯。ブログを書いている。今日も和裁教室を休んでしまった。
10月は薬に振り回されているような気がする。元気だった夏の頃が嘘みたいだ。
(すいません、落ちてるので、客観的?にはかなり変だと思います。)



心療内科、受診。

2006-10-23 | 欝(うつ)

雨降りの月曜日。寝起きもすっきりせずで、なんとなく低調な感じです。
でも、今日は、先週、予約の電話を入れた、心療内科の受診日。
先々週、抗うつ剤を飲まなかったら、どーんと調子を崩したこと、薬の量とかも相談したかったので、重い腰を上げて、銀座の病院へ。
診察の結果…、気分すっきりせずです。
なんか言葉がうまく出てこなくて、相談したいことがちゃんと先生にうまく伝わらなかったみたい。心モヤモヤ、消化不良。
いつも診察が終わったら、病気に対して、薬とか気持ちの持ち方とかを「こうして行こう!」みたいなのがが見えてすっきりするんだけどな。長くお世話になっていて、信頼している先生とのカウンセリングでもこういうことってあるんだな…。
薬は、トリプタノールを減薬してみて、調子を見てダメだったら、元に戻す。さらには、パキシルも1日おきにして様子を見てみたら?とか提案されたけど、大丈夫か? 私…。不安なり。

今日の寄り道場所なぞ。
その1、予約時間までの時間つぶしはPRNTO(プロント)で
。寒かったので、コーヒーとバームクーヘン。


その2.社団法人 日本和裁士会
HPで銀座7丁目にあることを知り、ここが発行している「和裁縫製」という本を買いに行こうと試みる。
 
販売部があるだろう~と、普通の出版社みたいな感覚で行ったら… 鍵が掛かっていて、無人でありました^^;

その3、HOUSE OF SHISEIDO(ハウス オブ シセイドウ)
       
企画展 「女たちの銀座 稲越功一の視点+銀座の歴史展」 開催中
 
 本日は休館日でありました^^;

なんとなく傷心で、すごすごと銀座を後にした なつ であります。
まあ、こういう日もありますな。


和裁教室の悩み。

2006-10-22 | 和裁

金曜日はこんな格好で和裁教室へ行きました。御近所外出&家用にしているウール着物です。
10月でも暖かい日は、薄手のウールでも、まだちょっと暑いです。。

この日、教室でしたのは、袖の裁断、左おくみの裁断。その後、身頃の脇縫い代の折りぐけ作業。
私が通っている教室は、断ち台が14台、生徒さんの数が一番多い時で25人ぐらい。それに対して先生が2
人。
生徒さんが多い時には、ひとつの断ち台に2人座って、先生に教えて欲しい時は、「お願いします!」と声をあげて、先生が見に来てくれるのを待つ感じ。先生待ちの時間が多いし、1台に2人座ると狭くて、反物を広げにくい時が多いです。
そして、待ち時間が多いせいか、はたまた、何十年もある公共施設の教室で、ずっと習っている人が多いせいか、生徒さん同士のおしゃべりが盛んなのです。先生もざっくばらんな感じの方で、世間話で盛り上がることも多いし…。
生徒さんの多くは、ぶっちゃけて言うと、おばちゃん世代。芸能ネタ、週刊誌話題多し。
病気の関係で、うるさい音とか話し声が苦手な私は、大声のおしゃべりが始まるとかなり辛いです。
余りにも、うるさい時は、耳栓して、縫ってたりするんですが、話しかけられると応えない訳にはいかないし。。
他の教室はどんな雰囲気のところが多いのかな。
少人数で、必要なことはきちんと教えて貰えて、世間話をしなくていいところ。
我がままなのかな。

それ以外での悩みは、カリキュラム。
本科、専科(だったっけな?)とかがあって、縫うべきものが決まっているのです。
一年目で「縫うべし!」と決められていて残っているのは、絹単衣、長襦袢、男物浴衣、男物長襦袢、男物アンサンブル。私はプロの和裁士になるつもりは全く無くて、自分の着物生活に必要な物を縫いたいだけなので、誰も着る予定のない男物は縫いたくないのです。もちろん、勉強のためには縫ったほうがいいのでしょうが、私が結婚した時、母が我が夫のために仕立てた大島紬のアンサンブルが押入れに眠っている身としては、絶対、これ以上、余計なブツを持ちたくない。
そして、「本科」が終了すると「修了証」が出て、(たぶん)その代金を払うことになっているのも憂鬱の種。
それを、クリアしないと、袷の着物は縫えないのかも…。
そういうのって、なんとなく、「着付け教室」のシステムに似ていなくもなくないかも。


布の買出し、日暮里繊維街へ。

2006-10-21 | お出掛け

この週末は、日暮里繊維街に布を買いに行ってきました。
買いたいものは、今、縫っている木綿着物で用尺が不足している分の布、単衣・長襦袢用の麻生地、
それから、モスリンの長襦袢の無双袖にする布、嘘つき袖を作る布、の4種類です。
旦那さんに車に載せてもらって日暮里着。まずは、1m100円で有名な「トマト本館」へ突入。

「洋服地で盛夏用の単衣長襦袢を作る、それなら、麻!」ということで、1階の木綿、麻コーナーへ。
透ける着物の下に着るもの、それも、真夏用なので、厚さ、透け具合、柄、など考えて、悩む、悩む。
(ここで、付き合って来てくれた旦那さん、脱落。早々に車へ。)
「麻」とは決めて来たものの麻にも種類はいろいろ。麻混はパスして、リネンにするか、ラミーにするか、綿麻にするか…。
横にあった、インド綿にも引かれつつ、結局、肌あたりが良さそうで、織りの気に入った綿麻生地、ダブル幅 1m480円なりを6m購入

次! 5階の和柄、反物コーナーへ。
「会津木綿とかの縞柄で、手持ち反物と同じような柄がないかな」 
しかし、微妙に合わない感じがして、いっその事、無地にしようと、同色、濃紺の綿紬、反物幅1m380円を1.6m購入
そして、100円布も物色し…。このあたりで、人混みにもまれて、もうヘロヘロです。

いったん、トマトを出て、「安田商店」さんへ。チェック柄、木綿、麻系の品揃えが豊富で、好きなお店です。
店内をうろちょろ。他のお店もひやかしていると瞬く間に時間が過ぎ、悩みに悩んだ末、袖用の生地は決められず…。
「待ってくれてありがとうねぇ~~~と夫へのお礼をうわ言のように繰り返し、車内の人となりました。

問屋街を歩いているうちに、家のカーテンも作り変えたい気持ちがムクムク。ああ、糸も欲しい。。
生来の布好き、手好きに火がついたよう。
きっと、近日中に、日暮里に再出没することとなりそうです。

【日暮里繊維卸共同組合】HP http://www.netlaputa.ne.jp/~nippori/
加盟店の店頭においてある「繊維街の案内地図」パンフレットを入手されると便利です。
サイトからもプリントアウト出来ます。


【和裁教室】木綿ストライプ柄反物の難題。

2006-10-19 | 和裁

サマーウールの次に縫うことに決めた、木綿反物には問題が二つ。
その1.自分で、水通し&地直しをしたら、反物が縮んで、布端(耳)がフリルみたいにプカプカに…。(詳細はこちら)
その2.布が縮んで、幅が狭い、長さが短い…。 和裁初心者には、途方も無い難題です。

まずは、耳プカプカ直し。
1.スチームアイロンで再度、地のしのやり直し。
反物の真ん中は、手前から向こうに向かって伸ばすように、スチームアイロンをかけ、
耳は上からポコポコを押さえるようにアイロンがけ。
両耳が終わったら、手早く、反物の棒(正式名が分かりませぬ)で巻き取って行きます。
そして、左手で棒を抑えて、次の部分のアイロンがけ。
これをやっていくと、だいぶ落ち着きました。

2.次は、断台(たちだい)の上で。
「こて」でポコポコ部分をしっかり押さえて行きます。
先生曰く「絶対、伸ばしちゃダメよ!ポコポコを押さえるだけ!」とこと。
これでもダメなら、水にぬらしたハンカチ等の上から、再度、こて。

水通ししてある生地だったら、この方法が使えるそうです。
これで、殆ど、反物耳のヒラヒラ、ポコポコが解消。汗かきましたが、やった甲斐はありました。

問題その2.幅が狭い、長さが短い。
私の袖幅は92分。それに対して、反物幅が95分。
袖くけ代2分、きせ1分、最小限必要な袖付け縫い代2分を取ったら、残りが9寸。
2分足りない分は、肩幅で取ることになりました。
幅問題は簡単に解消したのですが、最難関だったのは、長さ。
家と教室でちゃんと見積もったら、何と、長さは10m弱…!12m要るのに2メートル以上少ないじゃないか!
少し足りないぐらいなら、身頃の真ん中で足す方法もあるみたいなのですが、この布の場合は、それでは追いつかず…。
先生も頭を捻ってくださり、いろいろ考えた末、
下前のおくみ、地衿の半分(下前になるほう)に、同色の別布を使うことになりました。
つまりは、おくみ、地衿の見えない部分が、全部、別布…。大工事です。
袖は13寸、縫い代7分。身頃も丈を少し短くして、48分(154.5cm)、
そして、「繰り越しなし」の「たち繰り越し」で、断ち切り身丈421分に決定! 
電卓と用尺図を見比べながら、必死で計算してます。
私は身長が157cmなので、おはしょりもとれると思います。
そして、上前のおくみをとった残り布が出て、それを、下前おくみの一番上に縫い合わせれば大丈夫…なハズ。

身頃の印つけを終わり、背縫いに入りました。
(5厘のキセをかけて)、縞が同じ幅に出るように、待ち針を打ったところを、縦じまに沿って縫って行きます。

せぶせ布で、縫い代を包んで、本ぐけした後、表側から見ると、こんな感じ。
待ち針のところが背中心(縫い目)です。
同じ幅の縞々が並んでます。ちゃんと柄合わせ出来たみたい。

しかし、縞々柄との格闘はまだまだ続きます~。 


着物をクリーニングに出し、和裁教室へ。

2006-10-18 | 着物あれこれ

今日は、単衣の着物や麻・紗などの夏帯、一度丸洗いしておきたかった袷の着物などを、
ダンボール箱に詰めて、丸洗いに出しました。送り先は、京都の奥津さん。
1キロ千円という安さもあって、利用している着物好きさんも多いんじゃないかと思います。
戻ってくるのも、びっくりするぐらいの早さ。
1週間ぐらいで、綺麗さっぱりとクリーニングされた着物達が、ゆうパックで送り返されてきます。
同封されている伝票に、丸洗い料金と宅急便代が書いてあるので、その代金を振り込めばOK。
普段着として、気軽に着物を着れるのも、奥津さんのおかげ。
お願いするたびに、「奥津さん、ずっと廃業しないでくださいね!」と祈るようない気持ちになります。

ふと思ったのですが、こんな風に、気軽に丸洗いをお願い出来るところって、関東地方にはないのかな?
近くにあったら、もっと便利なのにな。

*奥津徹 (オクツテツ)さん
 住所:〒601-1314 京都市伏見区醍醐御陵西裏町29-10
 
電話:075-571-4356 FAX:075-571-4450
*丸洗い(シミ抜きとかではなく)ですので、例えば古いシミなど落ちないものもあります
*お忙しいので、電話せずに、直接、宅急便で発送して大丈夫です。
*その際、送る荷物に、送付物一覧、こちらの名前、郵便番号、住所、連絡先を書いた紙を同封した方がいいみたいです
去年、奥津さんについて書いた記事も参考になさってくださいまし。
http://blog.goo.ne.jp/koko-natu/e/577c2b877ab52c696b24859d21046376

午後からは、着物に着替えて、和裁教室へ。
自分で「地のし(水通し+地直し)」した、例の木綿反物を使って、ウール仕立て、バチ衿の単衣の着物を作ることになりました。
縮み、布端部分が伸び気味になった反物も、先生に教えてもらって、なんとか縫える状態の反物になり、
さらには、別布を足すことで、ちゃんとした(?)「着物」に仕上がる道が開けて安堵です。
方法は、今日、書ききれないので、和裁記事でまとめて書こうと思っています。
長年、いろいろな着物を縫っておられる先生はいろんな方法を知っておられます。
和裁って、反物の数だけ、工夫のシドコロがあるので、やっぱり、数を縫うことが必要なんだぁと実感している今日この頃。
ま、私は焦せるとロクなことがないので、マイペースで行くつもりです。

今日の着物は、夫のお祖母ちゃん縫ったという小紋。
実家近くの○林のおばちゃんお手製の普段着用名古屋帯を締めて行きました。
このコーデは先生にも、周りの生徒さんにも何故か、人気。褒めてもらえて嬉しかったです。
しかし、この小紋は、相当な年代物。裏地の「紅絹」が
ピリピリ裂けそうになっているので、
普段着着物として、この秋、冬で着倒そうかと思ってます。


【和裁教室】サマーウールの着物、完成

2006-10-17 | 和裁

8月の終わり頃から、チマチマと縫ってきた「サマーウール」の着物が縫いあがりました。
不眠やら不調やらで、全然進まない時期を乗り越えての完成。そして、浴衣以外で、初めて自分で着物。嬉しいです。
早速、いそいそと試着なぞ…。

実は、この反物、最初の2メートル位に虫食い穴がポツポツあったのです。
でも、その部分を地衿とか、下前のおくみに使うように、生地の使い方、断ち方を先生が考えてくださり、
仕立ててみたら、虫食い穴は全然わからない状態に仕上がりました。
骨董市で出合ったお気に入りの反物が、こんな風にちゃんと着物になるなんて、嬉しいなぁ。

今年の単衣時期は逃したけど、来年の初夏には、この着物が待っています。
そう考えると、来年の楽しみがひとつ出来ました。
来年のことを言うと鬼が笑うというけれど。。


久しぶりにパンを焼く~イングリッシュブレッド~

2006-10-16 | ぶきっちょ料理

朝から、よく晴れていいお天気の月曜日。
ベランダに洗濯物を干していたら、「今日は、パンを焼こう!」と突然思いました。本当に久しぶりです。
そんな訳で、今日はのんびりとパンを焼く一日に…。

焼いたのは、イングリッシュブレッド。てっぺんが山型にふくらむイギリス食パンです。
捏ねた生地を丸めてボールに入れ、サランラップをかけて、陽のあたる場所に置いて一次発酵。
生地を切り分けて、ベンチタイムが10分ほど。そして、食パン型に入れて、二次発酵。
十分に発酵したら、200度のガスオーブンで40分ほど焼いたら出来上がりです。
1.5斤の食パン型に入りきらなかった分は、バウンド型に入れて「ぺたんこ食パン」になりました。


縦半分に割ってみたら、結構ちゃんと生地が縦に伸びてました。
久しぶりにしては、まずまずの出来かな。

パンを焼くと、家中に香ばしい香りが漂って、なんか幸せな気持ちになります。

*参考にしたのは、島津睦子先生の「手づくりパン工房~これであなたもマイスター」というレシピ本。



猪鍋で栄養補給 ~ゆめ区民祭~

2006-10-15 | お出掛け

今日は朝から、妙に元気で(ちょっと、恐いぐらい…)、
川崎の等々力緑地で、「‘ゆめ’区民祭」というイベントがあると知り、旦那さんとちょっと出掛けてきました。
私の一番の目的は、「古着・古布回収コーナー」。不要になったワイシャツやシーツ、着物などを持って行って、
代わりに生ゴミから作った肥料「みどりくん」とか、粉石けん「きなりっこ」とかを貰ってきました。
ゴミに出すより、何かに活用して貰えるほうがちょっとはいいに違いないということで、よかったです。
で、この「区民祭」なのですが、昼前にはすごい人出になる予感がガンガン…!
空いているうちに、模擬店広場を一巡、「多摩川何たら会さん」のブースで「猪鍋」を食べ、
(私の隣、黒いブツは「熊の毛皮」であります。)
引き続き、おうどんも食べて、栄養補給。人が多くなる前にずんずんと帰ってきました。

今日、買ったものです。
 「綿クレープ地のペチュコート
君野倫子さんの本「着物まわりの手づくり帖」を読んで、「ペチュコート風裾よけ」を作ろうと思っていたところ、本日、バザー会場にて、これを発見。
「裾のレースもレトロちっくで可愛いではないか!」 
お値段は、一枚200円。2枚発見したので、2枚即買いです。
行った甲斐がありました。

今日の着物は、紬の袷。帯は、木綿の格子柄帯。
また着物を着れる日がくるなんて、先週の私には想像もつかなかったです。 
しかし、調子に乗らないようにしなければ…。
もしかして、今日、「既に、調子に乗ってしまった…」のかもしれないけど…。


療養生活

2006-10-14 | 欝(うつ)

抗ウツ剤を元に戻して、今日で三日目。ぼっちらぼっちらと療養生活中です。(引きこもり生活とも言います)
薬をきちんと飲むようになって、まず食欲が戻ってきました。それから、料理力も復活の兆し。
2キロぐらい減っていた体重も、今日体重計に乗ったら、元に戻ってました。

やっぱり、抗ウツ剤で今まで「持っていた」いうことを思い知らされます。
今日は、自転車でちゃりちゃりと、近所の食品スーパーに買い物に行きました。一週間ぶりです。

感情面は、かなり、まだ不安定な感じがします。
言われた言葉に、過剰反応して、パニックになります。家の中でする生活音が怖いです。
昨日は、ミュージックステーションを見ていて、coccoの新曲「陽の照りながら雨の降る」を聞き、号泣しました。

針仕事にも、少し復活して、頂いた薔薇模様のモスリン長襦袢をリフォーム中。
完成したら、またご報告しますね。


*「陽の照りながら雨の降る」
 アルバム「ザンサイアン」に収録 オフィシャルサイトで視聴できます★★


パキシル、投薬。

2006-10-12 | 欝(うつ)

三連休明けの火曜日も病院は休みで、旦那さんが病院から薬を貰ってきてくれたのが、水曜日(昨日です)。
薬をちゃんと飲んだら、昨夜は久しぶりによく眠れて、今日は、それまでの酷い欝状態から嘘みたいに脱出しました。
本当に心配をしてくださった皆さん、本当ありがとうございます。猛反省してます。
「抗うつ剤を、素人判断で、イキナリ止めてはいかん!」 というのを、心と身体で、思いっきり、思い知らされました^^;
断薬したのは、飲んでる薬のうちの一種類、パキシルちゃんだけなのに…。(←いいえ、その甘い考えが、いかんかったのです) 

夫にも、懇々と説教されました。
りん:「薬がなくなるなら、その前に言いなよ。取って来てあげるから。」
なつ:「だって、忙しそうだし、自分でなんとか出来ると思ったし…」
りん:「会社から薬局までは15分!それより、薬が無くなった後の方が大変でしょ!」
(←ハイ、その通りでございます)
友達にも、とてもお世話になりました。(本当にありがとう。) 

それにしても、薬を再開して、一日で、その前の飲んでいた状態まで(?)、いきなり復調したのには、びっくりしました。
基本的には、うつ病が治りつつあるのかも。でも、それだからこそ、慎重にならんといかんのに…。
それから、病院のこと。千兵衛さんがコメントしてくださったように、やっぱり今の所は遠すぎるのかもしれません。
発病した時、駆け込んだ病院で、たまたま?先生との相性がよかったので、ずっとお世話になって来ましたが、
いざ薬がないという時、本当に困った時に、自力では、絶対行けないです。
やっぱり、近所に一軒行きつけ(?)の病院が欲しい…。
今、障害者手帳の更新手続き中なので、それが一段落したら、紹介状を書いて貰うつもりいます。
それにしても、調子がいいからと言って油断してはいかんです。
いきなり、目の前に、人生の暗幕がスルスルと降りて来ました。
大事に至らず、今、こうやっていられることが嘘みたいです…。

余談ですが、ダウンしている間に、家の中で転んだみたいで、足の薬指を強打していたことに、「今日の昼」、気付きました。
なので、足の指が今、一本、内出血して、パンパンに腫れてます。
気付いたということは、やっと足の先まで、神経が通ったということかも…^^;
*****

沢山のコメントを頂いて、本当にありがとうございます。嬉しいです。
本当はお返事を書いて、更には、お礼参りなぞせねばならぬところなのですが…



薬切れ。

2006-10-10 | 欝(うつ)

数日の鬱気分が続いたり、寝られずヘロヘロ状態で数日から2週間程沈没してたり、なんてことはあったけど、今年の春から、基本ベースでは、薬も減らしてこれたし、一時、どーんと増量した睡眠薬もまた減り始めた、という感じの回復基調だったので、油断した。2種類飲んでいる抗ウツ剤の片方を、素人判断で飲まないことにしたのだ。
違う、油断ではなく、正直に言うと、面倒くさかったのだ。詳しく言うと、心療内科の予約日に病院に行けず、再予約の電話をするのも面倒で、薬もまだあったので、そのままにしてしまった。調子がいいので、「このまま、薬、減らしても大丈夫かも…(=薬、貰いに行くのが面倒だし)」と。
当然、薬は無くなり、予告無く、不安パニック襲来。そして、ずどーんとうつ底に落ちる。身体が動かない、何を見ても涙が流れる。とにかく、悲しい。私の身体から、脳だけが解離して上空を彷徨ってる感じ。安定剤で1時間程持ち直すが、また、底に落ちる。病気が治ってきたような気がしていたけど、パキシルで精神をキープしていただけのことだった。今日の夜、会社帰りに病院で薬を貰ってきてくれるそうだ。それまで、どうやって持ちこたえようか。