なつの天然生活

うつ病の寛解を目指す なつの暮らし。日々の喜びと悲しみ、美味しいお店、パンやお菓子、小さな庭のこと。

三連休

2006-10-09 | 日々徒然

夫婦、二人揃って、低空飛行の三連休を過ごしています。
連休初日、土曜日、妻、絶不調。頭も身体もギシギシと軋んでいる感じです。金曜日の「和裁教室」で、短い木綿反物の見積もりに苦労。二人の先生の意見相違にもまれ、他の生徒さんの意見に翻弄され、苦手な数字と大格闘したせいか。意味不明の悪夢を見続けたせいか。しかし、休日なので、昼御飯と晩御飯がいるのです。
「何も食べたくない」と夫は言うけれど、それではヤバイだろうと、冷蔵庫の在りもの食材で「鶏肉とレタスのバジル風味パスタ」を製作。こがもさんの「バジルペースト」があってよかった…。
骨董市で買った大皿に盛り付けて、写真撮影。何か大仕事した気分。よっこいしょ~。その後、イキオイに乗り、近所のガーデニングショップへ花苗を買いに。イキオイがつけば、「何か」が出来るのです。でも、それまでが、キツイです。そして、その後は、ぐったりりん…。

日曜日。旦那さん、絶不調。「何をするのも面倒くさい」とのこと。しかし、ネットを見ていて一言。「ラーメンが食べたい」。
以前、車で通った時に見掛けた「家系ラーメン幸家」へ行って見ることになりました。
 私が頼んだのは「たまごラーメン」。ノーマルなラーメンに煮卵のトッピングです。関西人の私は、「麺やわらかめ、味薄め、油少なめ」。何と、生モヤシがのってるんですよ~、これ、普通なのかな? 麺の量は少なめで、女性&小食気味の私でも、ちょっと物足りないぐらい。夫が頼んだ餃子も楽勝で半分食べちゃいました。
その後は、ヨガ用のスパッツを買いに「ユニクロ」に付き合ってもらい、イキオイで普段行かない最寄り駅の大型スーパーへ。切れていた調味料、スパイス、だし系食材、近くの食品スーパーにはない商品やらお菓子を買えて、かなり満足。
そのイキオイで、夜には久しぶりにオーブン料理なぞ。そんなこんなんで、二日目終了。ふぅ~。

三日目。
夫、会社の接待旅行へ出発。今晩は宴会だそう。
二日間、ちゃんと御飯を食べさせたので、取引先の社長さん達を盛り上げられることでしょう。
力余って、コンパニオンのお姉さん‘と’盛り上がらなければいいのだけど…。



ヨガをして、月見団子を作る一日。

2006-10-05 | 日々徒然

友達のはるさんに誘って貰って、先月、体験受講(?)したヨガ教室に今日も行ってきました。えっと、今日で4回目かな。
初めは正座からスタート、先生の声に導かれ、少しづつ身体を伸ばすことから始めて、呼吸を意識し、身体を動かして行きます。
途中、先生がよく言われるのは「自分の身体の声を聞きながら」「自分の身体を意識して」ということ。
ヨガをしていると、自分の身体のいろんなことに気付かされます。
例えば、今日痛烈に思ったのは、「足が弱いなぁ」ということ。私の生活は、家の中に居る事が多くて、その上に、縫い物をするので座っていることが多くて、更には、外に出た時の移動手段は殆ど自転車。そういえば、会社に勤めている時は、駅まで歩いたこともあったのに、最近はそれもしてないなぁとか。これでは、足の筋力も落ちて、固くもなるはず…。このままでは、どんどん足が退化してしまうような気がしてきました。歩かねば…。
1時間半のヨガタイムが終わると、じっとり汗をかいています。身体も軽くなっている感じ。
そして、今日、あることに気が付きました

「ヨガをした後は、肩こりが消えている!」 
「強烈慢性肩こり」で、朝起きた時にさえ、肩が凝っているという私。その私の肩こりがない…!!! 驚きの発見です。嬉しくて嬉しくて、手が天使の羽になったよう~!
…が、、、家に帰って、針を持ち、着物の袖付けを始めたら、一発で肩こりが再発しましたぁ~。
これは、「毎日、ヨガをやれ」という神様からの指令なのかも^^;

夕方に友達のNちゃん来宅。
「なつちゃん、明日は十五夜だよ~」と、上新粉を持ってきてくれたので、キッチンで話をしながら、二人で月見団子づくり。
実家から貰ってきた椿柄の和菓子皿に盛って、お砂糖を混ぜた「きなこ」をたっぷりかけて、記念撮影。
天気予報によると明日は一日中雨模様。残念ながら、「仲秋の名月」は見られそうにないけど、お月見気分は満たされて満足、満足。



【和裁教室】広衿は、いと難し。

2006-10-04 | 和裁

今、和裁教室で習っているのは、「ウール仕立て」。今まで縫ってきた「浴衣」とは、いろんな部分の縫い方が少しづつ違います。
その中で、一番違うのは、衿(えり)が「バチ衿」じゃなくて、「広衿」だということ。
幅が広くて、新モスという白い布で「衿裏」つけるのです。
地衿、みかづき、衿裏を、一緒に身頃に縫い付けた後、
掛け襟を先につけて、三つ衿芯をつけて、
襟先の始末が、これまた、浴衣とは違って、
最後は、衿裏を地衿に本ぐけでくけて… と浴衣とは、順序やらやり方が違う 初めての広衿に、ただ今、奮闘中。
今日は、最後の「衿裏を地衿から2分控えて、本ぐけする」というのをやってきました。
この2分をずっと維持して、最初と最後だけ、「爪型」になるようにするのです。
うーん、こうやって書いていても、なにやら「ムツカシ気分」が少し戻ってきます。。

それから、袖(そで)の丸みを先生に見てもらって、袖の「しつけ付け」。
「ぞべ糸」という、絹の仕付け糸で、出来上がった袖の端を縫って止めていくのです。
「ぞべ糸」、今回初めて知りました。
前回「ぞべ糸持ってる?」と突然、先生に言われたときは、「ぞ・べ・糸~?」と思わず叫びそうになった なつですが、
無事、近所の手芸洋品店で「ぞべ糸」入手。間に合いました。
この後、袖を身頃に縫いつけて、縫い代を三つ折ぐけすれば、たぶん、完成かな。
このサマーウールが縫い上がったら、次は、問題の木綿反物に突入予定です。


今日の帯周りです。昨日と同じ着物ですが、帯をチェックの名古屋帯に、
帯締め、帯揚げをレンガ色と絞りに入った黄緑色のものにして、雰囲気を変えてみました。
和裁教室のある日は、「メッシュ前板」も使わず、ゆったり着付け。
帯が少々へこんだとて、動きやすさが一番です。


サマーウールの着物を洗濯。

2006-10-03 | 着物あれこれ

今日は晴れそうだったので、サマーウールの着物を洗いました。
昨日のショックを引きずらず、見事な回復ぶりというか、無謀ぶりというか…。
着物の洗濯は、お湯につけると縮みやすいらしいので、水を使って、洗濯機ドライコース。
ホームクリーニング用のエマール使用です。
まず、一枚を洗濯ネットに入れて、洗濯機の中でちょっと押し洗いして様子見。
色落ちしそうにないので、もう一枚を追加して、後は洗濯機さんにおまかせ。
洗いあがったら、パンパンと叩いて、着物ハンガーに干し、丁寧に「手のし」していきます。
この丁寧さで、仕上がりが違うので、念入りに。
2枚の着物を丁寧に干していくと、着ている時だけの時には気付かなかったことを発見します。

白地に青い抽象模様の着物。背中に‘はぎ’が入っていました。それも、生地を横に使って。
全然気付かなかったです。

グラジオラス柄の方は、背中の「繰り越し揚げ」がありません。
そして、ウールなんだけど、「さらし」のいしき当てが付いていて、
さらに、おくみの左右同じ位置に丸い縫い目あり! 

はじめは「虫くいの跡隠しかな」と思ったのですが、そうじゃないみたい。丸く縫い目を入れた生地が、おくみの縫い代部分に縫いつけてあるんです。こんなのに気付いたのは初めて。謎だぁ~。

あ、今年の秋初めて、この黒地のウール着物を着たので、記念撮影なぞ。
筒袖半襦袢で、たすき掛けすると、レースの袖だけにゅっと出てくる…。


木綿の反物を地のしする。…が!

2006-10-02 | 和裁

まったりした雨の月曜日の朝、「今日こそ、やらねばならぬ…」と、木綿の反物の「地のし」をしました。
土曜日の夜、何も考えずに、お風呂の浴槽の中につけてしまい、一晩。
日曜日には当然のごとく作業ができず、ブリキの洗濯桶に移して、更に一晩。
「もういい加減に、水から引き上げないと…」と、今日、重い腰を上げた次第です。
いつもは、陽の当たらない時間を選んでベランダで陰干しなのですが、今日は雨なので、お風呂場で干すことに。
軽く脱水を掛けた反物を2本の棒にかけて、浴室乾燥機のスイッチをonします。

しばらくして、程よい生乾き状態になってきたら、「地のし」スタート。

この反物は、この間、着物の神様が風呂敷包みとなってやってきた時に頂いたもので、濃紺に黄色い縞柄、普段着着物によさそうな感じで、今、縫っているサマーウールの次に縫おうと一目見た瞬間に決めたお気に入りです。夏に買った無印良品のスチームアイロンも使い勝手がよく、縦に~横に~と気分よくアイロン掛けしている途中… 頭の中に、ある疑問が! 
そして、それは確信へ…。

「狭い! そして、たぶん、短い…」 

途中で中断するわけに行かないので、最後まで地のしをして、反物を測ったら、
なんと、長さ10m20cm! 幅35cm 

水につける前、38cmはあった幅が、2cmも縮んでました。
幅があったので、「長さは大丈夫だろう」と油断していたけど、もともと長さ11メートル位の反物で、80cm位縮んだのかも…。
ありゃりゃ、予想外の展開。というか、一枚目の浴衣を縫う前に、ガーン!となった展開を再度やらかすとは…。

68cm袖幅92分の私。やっぱり35cm幅では無理だろうなぁ。
あ、その前に長さが全く足らないのでありました^^;

あぁ~、
この反物にどんな運命を与えればいいのやら…。
大きな宿題を背負った気分です。



「パリの空のポスター描き」 レイモン・サヴィニャック展

2006-10-01 | お出掛け

今日は、川崎市市民ミュージアムに「レイモン・サヴィニャック展」を見に行ってきました。
サントリーミュージアム(大阪 天保山)のコレクションと川崎市市民ミュージアムの所蔵品、約90点の作品を集めた展覧会で、
作品の数も多かったですし、レイモン・サヴィニャックの生涯に沿った展示がわかりやすくて、とても見ごたえがありました。
小さいポストカードで見るのとは違って、実物の印刷された‘ポスター’で見ると、(当たり前ですが)
作品の持っている雰囲気がよく伝わってきてきます。温かい雰囲気にほのぼのしたり、ありゃりゃ~と心の中で笑ったりしながら、そして、フランスの雰囲気を味わいながら楽しんできました。

特に気に入った作品です。

出世作になった「牛乳石鹸モンサヴォン」の牛ですが、2作目になるとかなりリラックス状態で…
自分の作った石鹸の泡に包まれてお風呂でくつろいじゃってます。角にタオル引っ掛けてるし。

全国たからくじ

聖書でキリストの誕生を告げた東方の三賢人、サンタクロースの格好をしてプレゼントを持ってきます。
「うちにも当たりが欲しい!」 宝くじ購入意欲が盛り上がる一枚。

そして、今日のベスト1はコレ。

クリスマスには本を贈りましょう!という本屋さん(ルラース社)のポスター。

ネットでこんなサンタさんも見つけました。

今年のクリスマスカードはレイモン・サビニャックのサンタクロースシリーズにしようと思います。

***
今日は、サマーウールの着物に単の名古屋帯を合わせました。今日から10月ですが、袷を着るには、まだちょっと暑いです。この季節の、しかも雨の日には、濃い色目のウールや木綿の着物が重宝しています。

【「パリの空のポスター描き」 レイモン・サヴィニャック展】
川崎市市民ミュージアム 企画展示室
http://home.catv.ne.jp/hh/kcm/
2006年9月16日(土)~11月5日(日)
午前9時30分~午後5時(入館は4時30分まで)
観覧料:一般900円、学生500円
*中学生以下、65歳以上、障害者手帳(身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保険福祉手帳、愛の手帳、被爆者健康手帳)をお持ちの方 および介助者の方(1名)は、入館料が割引になります。