我が家は、夫の仕事関係の試食品や頂き物で、突然、ある食品が“豊富”になることがあって、
それは、私によって、“○○○パラダイス”と呼ばれている。
先日、突然来宅したのは、明石の魚の棚商店街にある穴子専門店「林喜商店」さんの穴子蒲焼と白焼き。
夫が出張中だったので、週末を待って、ようやく食卓に上った。
まさに「穴子パラダイス」!
“パラダイス”は、ヤマト運輸か佐川急便のお兄さんによって、突然、もたらされることが多い。
もちろん、有り難く、とても嬉しいのだけれど、大量だとちょっと困る。
我が家は二人家族、そして、そのうち一人は留守がちなので、パラダイスの余韻が延々とつづくからだ。
(もちろん、友達や知人にお裾分けをして回るのだけれど。)
夫に「今晩の晩御飯は、“○○○パラダイス”です!」と電話で宣言すると、
「えっ!」と叫んで、電話口でかなり引く。
自分がもたらしたものなのに…。
ちなみに、この前のパラダイスは、“干物パラダイス”。
写真にとった、福井の田村長さん「若狭若狭甘鯛(ぐじ)一夜干し」
それから、福岡は上野市兵衛さんの一夜干しの干物に、
義母宅から来た大量のあじの干物の三つ巴だった。
その前は、“トマトジュースパラダイス” と“ぶどうジュースパラダイス”が延々と続いていた。
トマトジュースは苦手だけれど、頑張って飲み続けた。
トマトジュースの“パラダイス”は、しばらく遠慮したい。