なつの天然生活

うつ病の寛解を目指す なつの暮らし。日々の喜びと悲しみ、美味しいお店、パンやお菓子、小さな庭のこと。

7月とともにテレビが逝く。

2009-07-31 | 日々徒然

PET検査の日で、午後早い時間に家に帰ってきた夫が言う。
「テレビつけた?」
「ほへっ?何のこと?」
(↑ほとんどテレビ要らず、今日も、一回もテレビをつけてない人。)

「朝起きて、つけたら映らなくなっていて、後ろの配線とかを直してみたけど、やはりダメだった」と夫。

最近、画像が悪くて、コンコンと叩いたりしたら直ったりしてたけど、あれは前兆だったんだなぁ。
7月の終わりと共に、テレビさんが、逝ってしまった。
テレビさん、17年間お疲れ様でした。
いきなりテレビを買うという大きな宿題を背負った8月。
今年は
暑い夏になりそうだ…。。



私「今夜は、ゲゲゲの鬼太郎か魔女の宅急便か、どっちを見ようと思っていたのに…」
オット「買うのは、○○○(ブランドらしい)の○○インチだ!」
私「??? 謎の言葉だ…」

愛猫ユッケ 「私のせいじゃないわよ!」
(↑毎日、裏にもぐって寝ている人)


ひさしぶりに熟睡。プチパンを焼く。

2009-07-30 | ぶきっちょ料理

「レンドルミンとロラメットを一緒に飲んでいいのかな」と思いつつも、
レンドルミだけだと眠りが浅いので、ロラメットも飲んで寝てみた。
眠れた…!
ひさしぶりにぐっすりと熟睡した感じで、嬉しい。
ちょっと朝起きづらいけど、ドラールよりまし。
しばらく、これで様子を見てみよう。

昼前から、今日もパンを焼いた。
今日は、シンプルな丸いプチパン。
参考にしたのは、高橋雅子さんの「少しのイーストでゆっくり発酵パン」。
去年、働いていた時に、「夜、パンを捏ねて、朝、焼いて出掛けられたらいいな」と
無謀なことを思いついて買ったものの、実現せずで、そのままになっていた本だ。
小麦粉250gにドライイースト1gと極少量にして、
時間をかけて作ってみた。
粉が250gだと作業も楽で嬉しい。
夕方には、いい焼き色のハードパンが6個焼きあがった。
週末の夕食に食べようと思う。

それ以外に今日は、夫に届いた食品サンプルの資料作りもした。
眠れると、家の中でも出来ることが増えて嬉しい。


ちょっと寝られて、パンを焼く。

2009-07-29 | ぶきっちょ料理

「ハルシオンかマイスリーだけでは、やっぱり寝られないのだ」と思い定め、昨日は、レンドルミンを飲んでみた。
何回もの早朝覚醒と、うとうとした浅い眠りを繰り返しながらの細切れ睡眠だけれど、
12頃には寝付けて、8時頃まで眠れた。
朝起きた時のだるさが、昨日とは全然違う。
やっぱり人間は寝ないと持たないのだ。
それにしても、この前、レンドルミンを飲んだときは、午前中、薬が残って起き上がれなかったのは、何なったのだろう。
レンドルミンで細切れ睡眠ということは、ロラメットとか中程度の時間効く睡眠薬の方が、良いのだろうか。
「心療内科の先生に電話して聞こうか」と思いながら、電話するのが面倒でそのままにしてしまった。

****


午後には、パンを焼きたくなった。
久しぶりの「パン気分」… 1年ぶり、いや、一年半ぶりか。
作ったのは、全粒粉入りの食パン。
さすがに、こねる元気はないので、フードプロセッサー使用。
パンの道具を出し、レシピを見ながら、材料の分量を計り、時間をかけて焼く。
作りながら、「こんな単純なことが、何で普通に出来ないのだろう」と思い、ちょっと泣きたくなる。

いやいや、今日出来たことを喜ぼう。
そして、明日か、明後日、また近い将来に出来れば、それでラッキーと思おう。

そして、今夜も眠れれば嬉しい。
出来ればぐっすりと眠りたい。

それにしても、毎日が人体実験のようだ。


今日はアウトだった。

2009-07-28 | 欝(うつ)
今日は、一日、アウトだった。
何日か前、マイスリーかハルシオンで何とか眠れると書いたけれど、やっぱり、ダメで、なかなか寝付けない。
昨夜は、寝付くまでに2時間かかった。
その間、何度も起きて水を飲み、いい加減、嫌になって、薬も追加で飲んでしまった。
それで眠っても、眠りが浅くて、延々と嫌な夢を見る。
そして、朝起きたら、肩がバリバリに凝っていて、汗びっしょり。
起きた時から、疲れている感じ。
日中も、身体がだるい。
やりたいことというか、やらないと…と思うことは、いろいろあるのだけれど、身体がついてこない。
立って歩くと、なんかふらふらするので、一日中、ごろごろして、過ごしてしまった。
無為な一日で、自分が嫌になる。

夜になって、少し元気になり、ブログを書く気になった。
でも、こんな愚痴みたいな文章、何でわざわざ書いているのだろう。

今日は、もう少し長く眠れるよう、睡眠薬を変えてみよう。
いい加減、ちゃんと寝ないと気分的にもきつい。

友達に貰った「山ぶどうジャムのパウンドケーキ」

2009-07-27 | 美味しいもの大好き

西日本では、大雨らしいし、北海道も長雨が続いているという。
私が住む、神奈川でも、今日は午後から、雨になった。
雨の月曜日は苦手だ。
窓越しに外に雨を眺めていると、どんどん気分が滅入っている。
夫は出張だし、猫は、寝たまま起きてこないし…。
いやいや、いい事を考えよう。

昨日から今日にかけて、出来たこと、嬉しかったこと。
昨日は、ちゃんと教会に行けた。
友達といろいろしゃべれた。
図書館で本も借りられた。
夕方は、自転車の後ろに乗っかって、買い物にも行けた。
今日は、雨が振る前に、洗濯物が干せて、ちゃんと乾いた。
郵便局に行って、そのついでに、スーパーにも寄れた。
自転車とぶつかったけど、前カゴに入れていた猫の爪とぎダンボールのおかげで怪我をしなかった。
(カゴはゆがんだけど…)
えっと、雨のおかげで、涼しくて過ごしやすい。

考えると、いいことも、結構あったじゃないか。


写真は、教会の友達に貰った「山ぶどうジャムのパウンドケーキ」
山ぶどうのジャムをお裾分けしたら、それで美味しいケーキを焼いてくれた。
友達のお陰で、昨日も、今日も、おやつタイムが幸せだ。

私にも、また、ケーキを焼いたり、パンを焼いたりする日が来ると嬉しい。


プレゼントされた時の写真。


帰省後の調子。

2009-07-25 | 欝(うつ)

京都では、エネルギーを思いっきり使ったから、今は、備蓄する時だと思い定めて、おコモリ生活をしている。
していることと言えば、家の中での家事ぐらい、
つまりは、洗濯に掃除、夫がいる日の晩御飯づくり、ユッケの世話ぐらい。
そのせいか、帰った後、ひどく調子を崩すかと思ったけれど、そうでもない。
睡眠薬も、ドラールやロラメットを飲まなくても、大丈夫になってきて、
マイスリーかハルシオンだけで、何とかなるようになってきた。
眠りは浅いし、夢は見るけれど、低エネルギー生活だと、何とか過ごせる。
ずっと備蓄し続ければ、きっとエネルギーも溜まって、また、外にも出掛けられるだろう。
こういう風に思えるということが、調子がいい証拠。
ブログもなぜか続いて書いてるし。
きっと、外に向かって、何かをしようと言うのは、全体的なレベルが上がっているということだろう。

明日、お誘いを頂いていた、お祈りの会。
「行けません、ごめんなさい」の電話を、ようやく今日した。
頭と口が繋がってないから、上手くしゃべれないし、ロレツも回らない。
きっと、変な電話だったけど、行けないのがきちんと連絡出来たから、「良し」としよう。
明日は、教会のミサに出られると嬉しい。


京都の休日 <4>

2009-07-24 | 美味しいもの大好き

一人で食事をする時は、何を食べようか、本当に迷う。
雨に濡れた靴が冷たくなり、とても寒かったので、「そういえば、一度も食べたことがないなぁ」と思い、
総本家にしんそば松葉で、にしんそばを食べることにした。
場所は、祇園、京都南座の横。
1階は売店になっていて、食事は、2階か地下1階とのこと。
運ばれてきた、にしんそば、1200円なり。


温かなそばに、にしんの甘露煮が浸かっていて、多めのネギが小皿に盛られてくる。
シンプル。
お味は…意外にお汁が、しょうゆっぽくて塩辛いかも。
確かに、にしんは美味しいけれど、もっと、美味しい、にしんの甘露煮ってあるし。
伝統の味を体験したということで。

夕食は、高島屋で買った、京料理あと村さんのお弁当。お値段、1470円なり+白ワイン。
美味しそうな予感。


出汁巻き卵に、ほたて、えび、蛸、かぼちゃ、ゆば、小芋などの煮物、昆布巻き、
茄子の田楽、水菜の炊いたん、湯剥きミニトマト。
焼き魚はさわら、ご飯は、みょうがの手まり寿司、ゆかりご飯のおにぎりに、大根のお漬物…。
思わず、メモしてしまった、充実ぶり。
もちろん、美味!

調べたら、四条木屋町の本店で、予約して持ち帰り出来るお弁当もあるらしい。
今度は、そっちにチャレンジしたいな。


デザートは、亀屋良長の祇園祭期間限定和菓子「ほこ調布」


京都の休日 <3>

2009-07-23 | お出掛け

最終日の京都。
身体は疲れきっているのだけれど、京都での時間を無駄にすると、勿体無いような気がして、どこに行こうか、何をしようか…と考える。
思いついたのは、東寺の弘法市。
京都駅のコインロッカーに荷物を預けて、市バスに乗った。
雨の弘法市は初めてだ。
やっているのか、お店は出ているのか、人はいるのか…などと思いながら、東寺東門前で降りる。

雨なのに、結構な人出だ。
毎月、お参りに来るのを欠かさない人はいるだろうし、毎月、買いたいものがある人もいるだろうし、なるほど。

境内を一巡りして、京菓子 長芳堂さんのわらび餅で休憩。

 美味!

びしょぬれになって、東寺を撤退。
次に向かったのは、屋根のある場所、京都市美術館。
東京で行けなかった「ルーブル美術館展-17世紀ヨーロッパ絵画-」を見に行った。
思いついたら、バスでふらっと行けるところが、京都のいいところ。
私には合っていると思う。
 

特に印象に残った絵~見た記録に~
ヨヤネス・フェルメール 「レースを編む女」
カルロ・ドルチ 「受胎告知 天使」 「受胎告知 聖母」
ジョルジュ・ド・ラ・トゥール 「大工ヨセフ」

同時開催
「作家の一言/見者の一見、美術館での一絵」も見ごたえがあった。

最後は、錦市場へ。


雨の連休明け、おまけに雨の日、観光客も少なく、なんとなく、普段着の錦市場の感じ。
歩くのも快適で、お土産や我が家への買い物を、じっくり、見て回った。
それにしても、「市」と「錦市場」、両方に行くと、特に野菜などは、値段が全然違うのに驚く。
もちろん、錦市場は、厳選したものを、仕入れて売っているのだろうけれど…。


京都の休日 <2>

2009-07-22 | お出掛け

この日は、夫も休日。
二人で、市バスの「一日乗車券カード」を手に出掛けた。

最初に訪れたのは、特別公開中の並河靖之七宝記念館
ここは、明治から昭和初期にかけて活躍した日本を代表する七宝作家、並河靖之の住まい兼工房だった場所。
伝統的な京町屋の玄関を入ると、中は、御殿造の建物と、琵琶湖疏水を引いた庭園。
まさに「水に浮いた家」
この家で、避暑出来たら…。
  夫、「この家が欲しい…」

初めて、きちんと見る「七宝」は、繊細でエレガント。とても見事だった。

続いて、細見美術館
開催中の「夏季特別展 細見美術館 アートキャンパス2009 -日本美術の見方-」を見た。
今まで、興味はあったけれど、行く機会がなかった美術館を二つも制覇。

昼食は、東山三条から千本出水へ移動し、
京都に住んでいた時に来て、再訪したいと思っていた「はちはちInfinity caféインフィニティーカフェ)」へ。

バスを降り、地図と記憶を頼りにたどり着いた入り口。
看板はなく、玄関の電気がついていたら営業中(かな?)。

「今日のサンドイッチプレート」

いろいろなライ麦パンのオープンサンド&冷たいスープ。
野菜は季節の有機野菜、チーズ、ハム、ソーセージなどは、そのパンに合うものが使われている。

食事をしていると、雨が降ってきた。
傘を持ってこなかったので、しばし雨宿り。
相席になったお客さん二人と「上京区にこんな場所があるって不思議ですよね」などと世間話。
一人の方は、ここから3分の場所に住んでいるけれど
、初めて来たという。
そっか、そんなに、知らない人は知らないお店なんだな。
確かに、カフェがあるとは思えない場所にあるし。

古~い一軒家の茶の間で、私は、まったり、のんびり。
夫は、ケーキ(ドライフルーツたっぷりのパン)を食べながら、置いてあったお取り寄せ本で調べ物。


こちらのパンは、2種類の天然酵母(小麦酵母とライ麦酵母)を使ったこだわりのドイツパン。


帰りには、このパンたちの中から、「雑穀のライ麦パン」と「コリアンダーのライ麦パン」を買って帰った。


京都の休日 <1>

2009-07-21 | お出掛け

帰省なのだが、父の墓参り、叔父の見舞いという「2大やるべき仕事」を終えたら、妙に“観光気分”が盛り上がった。
母の趣味は、お寺参り&御朱印(ごしゅいん)集め。
母に、「どこ行く?」と聞くと、「萬福寺!」
即答…。

そんな訳で、京都駅から奈良線に乗って、宇治方面向かい、黄檗で降りる。

黄檗山萬福寺。
禅宗の一派、黄檗宗の大本山だ。
入り口(総門)は意外と小さめ。

一歩中に入ると、中国様式のお寺が広がっていた。
三門と整然と並ぶ松。

高校の時、ここに、禅研修で来たことがある。
開板(魚梆)と久しぶりの対面。
 コレで、早朝に起こされた記憶が…。

法堂の前。

広い庭のよう。ベンチ(?)あり。休憩には最適。

3連休だけれど、この寺の中は、とても静か。
回廊をゆっくり母のペースでしゃべりながら歩く。
座れるところがあれば、休憩して、しばらく休む。
のんびりした、気持ちの良い時間。
「気持ちいいなぁ」「来て良かったなぁ」と二人、言い合いながら、お寺を後にした。

三門前の放生池。丁度、蓮の季節。


母が時計を見ると、午後3時半。
「もう一つ行こうか、お姉ちゃん」
「はいはい」

途中下車して、東福寺へ。
閉門時間まで、あと僅かで、三門の特別公開には間に合わず。
「とりあえず、お参り」と母が言い、本堂へ急いで、お参り、完了。
そこで、急に夕立が来た。

しばらく、歩いたけれど、雨脚は強くなるばかり。

 臥雲橋で、犬と一緒に、雨宿りなぞ。


三連休のグリーン車。

2009-07-18 | 欝(うつ)
新幹線のグリーン車は、平日なら、とても静かだ。
人の甲高い話声、子供の声や泣き声が、苦手な私でも安心して乗れる。
けれども、今日は、夏休み始めの3連休、初日。
平日とは、全く状況が違った。
グリーン車まで、ほぼ満席。
熟考の末、取った、トイレと反対側のドアから2列目の席だけれど、
その、真後ろ、おまけに、その横と、ダブルで、幼児連れという最悪のパターンだった。

耳栓をしていても、子供の声やバタバタと動く音、子供に話しかける親の声が耳の奥までひびき、本当に辛い。
京都までの約2時間を何とか耐えた。

これからは、念のため、3列目か4列目にしよう。
いや、車両の真ん中だと、旅行の女性グループや宴会状態のおじさんグループにあたって、もっとアウトだ…。

やっぱり、連休中の新幹線に乗るのは、私には無理なのだ。
これからは、平日、人が旅行に行かない時を、選ぼう。
無理な状況を頭で解ってはいても、「本当に無理なのだ」と現実に思い知るのは、はやり悲しい。

我が愛猫、夏のお気に入り。

2009-07-18 | 愛猫ユッケ

夏は出来るだけ、クーラーを掛けないで過ごすことを心掛けている。
クーラーを普通に使う生活をしていた時は、喉を痛める夏風邪を必ずひき、初秋にも必ず風邪を引いていた。
それが、いつの夏か、「節約」がマイブームの夏があり、
ゲーム気分で、クーラーを使わない生活に挑戦してみたら、
夏風邪を全くひかず、夏が終わった時、身体がとても元気だった。
それが、きっかけ。

そんな私と共に暮らす、愛猫ユッケも、当然、同じ生活を強いられる。
よって、彼女は動物的本能(?)を駆使。
毎夏、家の中で、一番涼しい場所を探し出し、そこで、過ごすことを常としている。
ユッケが、ダレて寝転んでいるところにいる場所で、隣にに転ぶと、確かに涼しい。
(ただし、とても、嫌がられる。)

そんな彼女の今年のお気に入りは、リビングのチェストの上。
去年までは、ここで和むことは無かったのだけれど、なぜか、この夏、この1週間ぐらいは、ずーと、ここ。
家の中の、風の流れが、今年の夏、変わったのだろうか。

  「邪魔しないでよ~」


虎屋の水ようかん。

2009-07-17 | 日々徒然

夫が、明日からの3連休、大阪の職場に休日出社するというので、それに合わせて、私も帰省することにした。

それを、夫の母に話したところ、
「それなら、お父さんへのお供えを持っていってもらわないと!」と言う。
「気を使わなくていいよ」
「それに、取りに行けないよ」と私。
義母曰く、「直接デパートから、京都のお母さんのところに直接送るから、大丈夫!」とのこと。

しかし、なぜか、我が家に、「虎屋の水ようかん」、到着す。

なぜだぁ!?

義母曰く、「お母さんの住所が、一文字わからなくて、仕方が無いから、あなたのところに送ったの」とのこと。

「今回は、親戚周りをしない、身軽な帰省」だったはず。
それが、いきなり「虎屋の水ようかん」と一緒の旅に。

義母の気持ちは、とても嬉しいのだが、私の荷物の中で、「虎屋の水ようかん」が、一番重いかも…^^;


横浜高島屋 「第2回 飛騨高山展」&「美濃・越中の味探訪」

2009-07-16 | お出掛け

今日は、久しぶりに、“仕事”で出掛けてきた。
行き先は、横浜高島屋の8階催事売場、「第2回 飛騨高山展」、そして、同時開催の「美濃・越中の味探訪」

気温が30度を超える真夏日の午後だというのに、結構混んでいる。
客層は、年齢層高め、主婦らしきおひとりさまとか、数人の女性連れとか、ご夫婦連れとかが多い感じ。
うーん、みんな元気だなぁ。

飛騨高山の物産展なので、飛騨牛のなんたら(カレーとか、ハンバーグとか、コロッケ、握りずしとか)、
五平餅やら、駄菓子やら、お漬物やら、飛騨高山ラーメンやらがずらりと並ぶ中、
「ピン!」とくる商品を求めて、歩く、歩く。

そして、気になったものがあると、立ち止まって、商品を裏返し、食品表示を見る。

歩く、立ち止まる、商品を手に取る、裏返して表示を見る。
しかも、バック斜めかけの、膝丈ジーンズ姿…。かなり、怪しい人かも。

そんな感じで、全部のお店を制覇。
結果、「飛騨高山展」では、目ぼしいものが無かったけれど、
「美濃・越中の美味探訪」の方で、これは!と思う商品があったので、
お店の人と話をして、商品のことも聞き、サンプル購入も果たした。
バンザイ!
暑い中、行った甲斐があって、嬉しい。
今日、元気に外出できたことも、嬉しい。

個人的には、牧成舎さんの「白の命」という瓶入りの低温殺菌牛乳を飲みたかったのだけれど、
私が全店制覇して、「さあ、そろそろ休憩でも…」と戻った時には、
既に売り切れていた。人気商品なのかも…。残念だ。。

もうひとつ、惹かれたのは「野口豆腐店」さんの「からし豆腐」。
丸いお豆腐の中に、辛子(からし)が入っている、夏だけの商品らしい。
初めて知った種類のお豆腐で、興味深々だったのだが、
冷蔵庫の中を思い出して、買うのを思いとどまった。
買えばよかったと、今になって、ちょっと後悔。

一番驚いた商品は、コレ。
  「よもぎカレー」 …。
こだわりのカレーやさんが作ったとのキャッチコピーがあるけど、味の想像がつかない…。
いや、もしかしたら、とても美味しいのだろうか…。


“仕事”が終わったので、帰りに地下2階のジェラード屋さんで、自分にご褒美をあげた。
ジェラードのダブル「マンゴー&ストロベリーヨーグルト」
強烈な甘さで、疲れも吹き飛び、汗も引いた。


今日は、夫が、岩手の出張から帰ってくる。
晩御飯は、サンプル品の試食会となりそうだ。
日本酒でも、冷やして待っていよう。


第2回 飛騨高山展
7月15日(水)~21日(火)
横浜高島屋 8階催会場

【同時開催】
美濃・越中の味探訪
飛騨・高山のクラフトフェア

~五感をふるわす緑の国~オークヴィレッジ展


父の命日。

2009-07-15 | 日々徒然

今日は、父の命日だ。
朝、指を折って年数を数え、もう5年も経ったのだと思う。
京都の母に電話をして、「今日は命日やね」と確認しあうよう、二人で話す。
母は、朝から、墓に行って、父に会ってきたとのこと。
(ピンクのバラも絶対、墓だ…)

先日、夫と夫の母、私の3人で話していた時、父の命日と葬式(密葬)の話になり、
夫と義母が、二人、口を揃えたように、
「あの時は、ちょうど、祇園祭で、京都の街が賑やかだった」と言ったので、驚いた。

確かに、入院中は祇園祭の最中だったし、密葬の日は、まさに山鉾巡行の日だったのだけれど、
私には、全く記憶がないのだ。
覚えているのは、家族で一塊になって、病院に住み込み合宿のような生活をし、
一日2回、定時になったら、集中治療室に居る父に会いに行ったということだけ。

人というのは、本当に、一つのことに集中していると、
他のことは、目にも入らず、耳にも聞こえず、そして、記憶に残らないものなのだろうか。
逆に言えば、一番、記憶に残したいものだけが、記憶に残るのだろう。

突然の父の死、そして、それによってもたらされた様々な出来事は、本当に大変だった。
今もそのことを思い出すと、私の心は、微かなささくれを感じてザワザワと波打つ。
けれど、それらがあったからこそ、遺された家族の結びつきは、強くなったのだ。
5年経って、やっとそう思えるようになってきた。

今、私が住む神奈川では、今日、715日が、お盆(盂蘭盆会)で、
花屋では、お供え用の花が売られている。
僧侶だった父が、その日に逝ったのも、何となく不思議な気がする。