今日は晴れそうだったので、サマーウールの着物を洗いました。
昨日のショックを引きずらず、見事な回復ぶりというか、無謀ぶりというか…。
着物の洗濯は、お湯につけると縮みやすいらしいので、水を使って、洗濯機ドライコース。
ホームクリーニング用のエマール使用です。
まず、一枚を洗濯ネットに入れて、洗濯機の中でちょっと押し洗いして様子見。
色落ちしそうにないので、もう一枚を追加して、後は洗濯機さんにおまかせ。
洗いあがったら、パンパンと叩いて、着物ハンガーに干し、丁寧に「手のし」していきます。
この丁寧さで、仕上がりが違うので、念入りに。
2枚の着物を丁寧に干していくと、着ている時だけの時には気付かなかったことを発見します。
白地に青い抽象模様の着物。背中に‘はぎ’が入っていました。それも、生地を横に使って。全然気付かなかったです。
グラジオラス柄の方は、背中の「繰り越し揚げ」がありません。
そして、ウールなんだけど、「さらし」のいしき当てが付いていて、
さらに、おくみの左右同じ位置に丸い縫い目あり!
はじめは「虫くいの跡隠しかな」と思ったのですが、そうじゃないみたい。丸く縫い目を入れた生地が、おくみの縫い代部分に縫いつけてあるんです。こんなのに気付いたのは初めて。謎だぁ~。
あ、今年の秋初めて、この黒地のウール着物を着たので、記念撮影なぞ。
筒袖半襦袢で、たすき掛けすると、レースの袖だけにゅっと出てくる…。