最終日の京都。
身体は疲れきっているのだけれど、京都での時間を無駄にすると、勿体無いような気がして、どこに行こうか、何をしようか…と考える。
思いついたのは、東寺の弘法市。
京都駅のコインロッカーに荷物を預けて、市バスに乗った。
雨の弘法市は初めてだ。
やっているのか、お店は出ているのか、人はいるのか…などと思いながら、東寺東門前で降りる。
雨なのに、結構な人出だ。
毎月、お参りに来るのを欠かさない人はいるだろうし、毎月、買いたいものがある人もいるだろうし、なるほど。
境内を一巡りして、京菓子 長芳堂さんのわらび餅で休憩。
美味!
びしょぬれになって、東寺を撤退。
次に向かったのは、屋根のある場所、京都市美術館。
東京で行けなかった「ルーブル美術館展-17世紀ヨーロッパ絵画-」を見に行った。
思いついたら、バスでふらっと行けるところが、京都のいいところ。
私には合っていると思う。
特に印象に残った絵~見た記録に~
ヨヤネス・フェルメール 「レースを編む女」
カルロ・ドルチ 「受胎告知 天使」 「受胎告知 聖母」
ジョルジュ・ド・ラ・トゥール 「大工ヨセフ」
同時開催
「作家の一言/見者の一見、美術館での一絵」も見ごたえがあった。
最後は、錦市場へ。
雨の連休明け、おまけに雨の日、観光客も少なく、なんとなく、普段着の錦市場の感じ。
歩くのも快適で、お土産や我が家への買い物を、じっくり、見て回った。
それにしても、「市」と「錦市場」、両方に行くと、特に野菜などは、値段が全然違うのに驚く。
もちろん、錦市場は、厳選したものを、仕入れて売っているのだろうけれど…。