なつの天然生活

うつ病の寛解を目指す なつの暮らし。日々の喜びと悲しみ、美味しいお店、パンやお菓子、小さな庭のこと。

今が旬 「とうもろこし」を食する。

2008-06-30 | ぶきっちょ料理

とうもろこしの旬は、6月下旬から7月のはじめという印象がある。
(北海道では、7月から8月、つまり、真夏のものらしい)
見事な
とうもろこしを見つけたので、家に持ち帰った。
職場にいる北海道出身の同僚曰く、「とうもろこしは、丸ごと茹でるべし」
他にも、美味しく食べるコツを教えて貰った記憶があったので、ネットで調べてみた。

すると、なんと…! 
水で茹でるより、電子レンジでチンするほうが、甘みが逃げないで美味しいらしい。
うーむ。やってみる(ただし、夫が。)
私は昨夜眠れなかったので、今日は、開店休業状態だったのだ。)

皮を剥き、水で洗い、塩をすり込み、ラップで丁寧に包む。
加熱時間は6分程。
熱々とうもろこしの出来上がり。
確かに、甘い! 水っぽさが全くない!
まさに、目から鱗。

5月頃から、とうもろこしがスーパーに並んでいるのを見ることもあるが、
やっぱり、本当の旬の時期に食べるのが一番美味しいとしみじみと思った昼下がりだった。

*追記 
  同僚に確認してみた。
  髭だけを取り、皮を剥かずに、そのまま、茹でる、または、電子レンジにかけても、いいらしい。
  むしろ、彼女はそちらが、おすすめな感じ。
  「好みだけど、塩をしなくても、充分美味しいしね」
  そりゃ、そうだ!


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「アパカンサス」で初夏

2008-06-29 | 花・ガーデニング・菜園

昨日、夫の母の家に行ったら、庭にアパカンサスが見事に咲いていた。
今年は特に、花茎が太いし、脇の株が育っていて、成長の度合いが良い感じ。
聞けば、肥料をやったり、プランターに植えてあるものは植え替えをしたりと、いろいろ手を入れてみたそう。
「こんな見事に伸びている花茎を切るのは、かわいそうだよ」と言ったのだが、
「是非、持って帰れ」というので、貰ってきた。

家に帰って、ガラスの花瓶に活けてみると、リビングにいきなり「さわやかな初夏」がやってきた。
一輪の花が、季節を運んで来てくれた。


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京都の老舗弁当を、JR京都伊勢丹で。

2008-06-28 | 美味しいもの大好き

日帰り主張で大阪に行った夫が、帰りは京都駅から新幹線に乗るという。
大好きな一保堂茶舗の「いり番茶」(京番茶)をリクエストしたのだが、
JR(ジェーアール)京都伊勢丹には売ってなかったという。
その代わりと言う訳ではないだろうが、京都の老舗料亭のお弁当を買ってきてくれた。
最近、私に疲れが溜まっている風なので、
夜遅く、晩御飯の準備をする手間を軽くしてやりたいという気持ちだったのかもしれない。
でも、単純に、自分が食べたかったからかも。

まずは、紫野和久傳
「むらさきの一段折り」かな。
味が自然で、京都のデパートで買ってきてもらったもののうちでは、ここのお弁当が一番好き。
こちらの「鯛ちらし一段折り」は、至福の味。

そして、菊乃井のお弁当。


日本酒も一緒に買い込んで来ていた。
純米吟醸「敬長」

やっぱり、自分が美味しいものを飲み食いしたかったのだな。

手前に映っているぐい飲みは「横浜レンガ倉庫」のアンティークフェアで気に入って買ったもの。
今、試食モニター中の煮豆3種が、その後ろに並んでいる。

今度は、予約のみという、祇園のお茶屋さんで出される「菱岩」の仕出し弁当と、
高台和久傳の2段折(
同じく予約のみ)を切望している。


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パティスリー レスポワールのケーキ

2008-06-27 | 美味しいもの大好き

たまに、本当に美味しいケーキが食べたいと思うことがある。それも、なぜか、今すぐに。
美味しいものは、とても好きだが、洋菓子が特にすきというわけではないのに、不思議だ。
身体が、甘みを求めているときなのかな。

今まで、そんな時、買いに行くお店が近くになくて不便だったけれど、
1年ぐらい前に、「patisserie L'espoir(パティスリー レスポワール)」というお店が近所に出来て、重宝している。

食べたいと思い立ち、ちょっと自転車を走らせれば、目も舌も心も、満足なケーキを食べることが出来る幸せ。

先日も、夫婦二人で「とにかく、美味しいケーキ気分」になったので、早速買いに行った。

  「ミルフィーユ」
サクサクしたパイと甘すぎないカスタードクリームのコンビネーションが絶妙。

 「マラカイボ」
濃厚なカカオが、チョコレート好きには、たまらない。
パッションフルーツが隠し味。ナッツも入っているみたいで、食感も楽しい。

ショーケースも写真を撮らせてもらった。


お値段が、デパート価格でなく、「地元値段」なのも嬉しい。


【patisserie L'espoir (パティスリー レスポワール)】

川崎市中原区井田中ノ町26-9
9:30-20:00/
火曜日休/044-767-8775
*元住吉ブレーメン通り商店街のはずれ*


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私を和らげる天然水 willow water (ウィローウォーター) ロート製薬

2008-06-25 | お出掛け

「口から摂る食べ物や飲み物が、自分の身体を作る」
そんな気持ちが、子供の頃から人より強かったような気がする。
そして、そんな思いは、うつ病で、心と身体が食べ物を全く受け付けない状態を体験したことで更に強くなった。
健やかな心、健やかな身体で過ごすためには、自分が美味しいと思うもの、気持ちが喜ぶものを口にしたい。

出来るなら、おいしい水、元気になれる水を飲みたい。
そんな気持ちになって、今、話題の汐留まで行ってきた。
ミネラルウォーターと健康」ブロガーミーティングというイベントである。
(主催:アジャイルメディア・ネットワークさん)

まずは、日本初アクアソムリエ山中亜希さんのお話を聞きながら、
ミネラルウォーター、浄水器の水、水道水の3種類をテイスティング。
ハイ、当てました。勘も入ってるけど…。

続いて、ロート製薬さんが10日前に通信販売で発売したという
willow water(ウィローウォーター)の紹介を聞く。
なんか、とても売れているミネラルウォーターらしい。


イングランド(英国)北西部の湖水地方には、氷河期にできた大自然が今もそのまま残っているという。
湖と山が連なる国定公園。そこには、はるか昔から、西洋白柳(ウィロー)が生い茂る森があったそうな。
ふむふむ。
そして、その地で長い時間をかけ、地層に濾過されながら、育っていった“天然水”
そのお水に、含まれているのは、「サリシン」という西洋白柳エキスや、さまざまなミネラル。ふむふむ。

ん?サリシンって、どこかで、聞いた記憶が…。
元来が知りたがり家なので、手を挙げて、質問などしてみた。
西洋白柳(ウィロー)が含んでいる「サリシン」は、イギリスなどヨーロッパでは、薬のない昔から、
鎮痛、沈静効果、アトピーなど荒れた肌によい自然のハーブとして、生活の中で、重宝されてしてきたものらしい。
湖水地方では、昔から、放牧している羊で、弱った羊を見つけたら、この天然水を飲ませるのが習慣だったとか。
そう聞くと、このミネラルウォーターに伝説の力があるような気になってくる。

そして、試飲タイム。
硬水だけど、とても、まろやか。美味しい!
「炭酸なし」はすっきり爽やか。ほのかな甘みで、身体にするすると浸透していく感じ。
「炭酸あり」は、まるで、水のシャンパン! 大ファンになる。

お土産に、写真に撮った「炭酸なし」と「炭酸あり」の2種類を貰う。
これから、毎月、ちょっとお腹が痛くなる予防とか、気分を落ち着かせたい時用に常備して飲んでみようかな。

そうそう、忘れていた。
ブロガーイベントなので、willow water(ウィローウォーター)のひと言キャッチコピーを考える時間があったのだ。
「ひと言」だというのに、どんどん、書いてしまう私。悲しい、サガ。
10分程でこんな文章が浮かんだ。

冷蔵庫に、このきれいなボトルが入っていると、私は安心する。
行ったことはないけれど、イギリスの湖水地方に「ウィローの丘」と呼ばれる場所があるらしい。
その丘には、人間が住むずっと昔から、西洋白柳が生い茂っているという。
その丘の厚い地層を、長い時間をかけて通り、湧き出してきた貴重な水。
昔の人は、この水を、心と身体に効く 「聖なる水」と呼んだという。

サリシンという成分が入っているという。
この成分について、深く、私は知らない。
でも、この水を飲むと、私の心と身体が安らぐのだ。
心と身体にしみ込んでいく不思議な水。
私の秘密のお守りかもしれない。

        …ああ、一言という指示だったのに。。 失敗した。

で、会場投票の結果選ばれた代表作は、「大地とピーターラビットからの贈り物」
すごいなぁ。
(ちゃんと、パワーポイントで紹介されたのに、写真撮り忘れた。残念)


関係ないけど、ロート製薬はガンバ大阪のオフィシャルスポンサーだった。
なんとなく、親近感。

ロート製薬さんのサイトでは、新発売記念の「利き水セット」があって2種類の味が試飲できるようだ。
http://www.willow-water.jp/


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鶴見みやげ 「ブリオッシュ豆パン」

2008-06-25 | 美味しいもの大好き

知らない街で、知らない商店街を見つけると、思わず歩いてみたくなる。
鶴見に行った時も、鶴見駅西口側の商店街を総持寺方面に向かって、ブラブラと歩いてみた。

BERNARD(ベルナール)」という小さなパン屋さんを発見。
そして、その店先には、こんなコピー入りのポスターが。
「横浜つるみみやげ認定品 ブリオッシュ豆パン」

そもそも、「つるみみやげ認定品」とは、何であろうか。
頭に謎を残したまま、思わず買ってみる。

家に帰って、半分に切ってみたら、丸いブリオッシュ生地に、
たぶん、小豆、黒豆、青エンドウ豆、など数種類の豆が入っていた。
ハード系のパンが好きな私には、少し甘めだが、いろいろな豆の美味しさが味わえて、なかなか楽しい。

他には、どんな「つるみみやげ認定品」があるのだろうか。
今、妙に、横浜市鶴見区に興味深々である。


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エブリディ・マイ弁当 in 鶴見

2008-06-23 | 日々徒然

今日は、仕事で鶴見に行ってきた。
鶴見でお店を探してランチをしてもよかったのだが(そういうのも大好きなのだ)
昨夜、作ったローストポークがあったので、お弁当を持っていくことにする。

仕事を済ませたら、ちょうど、お昼時。
どうしようかと地図を眺めてみる。
すると、その時、立っている鶴見税務署前
から、鶴見川がとても近いことが判明。
そんな訳で、今日は、マイ弁当を「鶴見川の堤防」に腰掛けて食べてみた。

白いご飯に、牛肉とゴボウの佃煮、京都「はれま」さんのじゃこ山椒。
ローストポークと一緒に煮た“野菜”に、なぜか、アジのフライが一切れ。

昨日から降り続いた雨で、鶴見川の水かさはかなり高い。
川の向こう岸には、1艘の船が泊っている。
空を眺めたら、音を立てながら、飛んでいく飛行機が一機、見えた。

 

 
昨夜の食卓で、お皿に盛りつけたところ。
ル・クルーゼ鍋とオーブンで作る簡単料理だが、見栄えするのが料理人としては嬉しい。


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記念日の花束

2008-06-22 | 日々徒然

記念日というのは、個人的なものだが、先日は、“超”個人的な記念日だった。
もちろん、誕生日でもなく、結婚記念日でもない。
当日は、夫と、夜、待ち合わせて、近所のイタリアンレストランというか、バーというか、
そういうお店で食事をすることにした。

少し遅れて店にやってきた夫が、この花束を
抱えて、自転車で到着。
私の好きな花である芍薬(しゃくやく)とバラをメインにしてくれたらしい。
蕾だった芍薬は、部屋の中で少しづつ、花開いて、今、満開になっている。


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8年ぶりの野球観戦

2008-06-21 | お出掛け

今日は、神宮球場へ野球のナイター戦を見に行ってきた。
セリーグとパリーグ交流試合の「東京ヤクルトVSオリックスバッファローズ戦」
夫によると、両リーグ下位をさまよっている(ファンの方、失礼!)チーム同士のマイナー試合らしい。
しかし、予想に反して、時折、雨が降る天候に関わらず、外野の応援合戦は盛り上がり、
内野席もほどほどに、席が埋まっている。素晴らしい!
今日の野球観戦を祝って、我ら夫婦は、まず、生ビールと持参した赤ワインで乾杯。

スポーツは、絶対、テレビで楽しむより、ライブで観戦した方が絶対楽しい。
野球しかり、サッカーしかり。きっと、他のスポーツも、たぶん、演劇、舞台などもそうだろう。
野球場でしか、味わえない、開放感と臨場感、風と空気、そして、ビールの美味しさがある。

それにしても、野球を見に行ったのは、何年ぶりのことだろうか。8年ぶりだろうか。
私は、重い鬱(うつ)
病にかかり、その後も、その後遺症(?)に長く悩まされているので、
このような場所に行くのは、正直、一生無理だと思っていた。

こんなことを私が言っていいのかわからないけれど、あえて言いたい。
「鬱病は、こころの風邪」というたとえ方は、誤解を生む言葉だと思う。

誰でもなり得るという意味では正しい表現なのかもしれないが、
その病状、完治までの苦しみを考えると、軽すぎると思えてしかたがない。
鬱病は、世間で言われている程、簡単には治らない。


少し、話がずれた。
私が言いたいのは、絶望の蟻地獄の底を彷徨い、
ボロボロな精神と生活の状態から、
長い年月をかけて、やっとここまで辿り着き、
「あぁ、今日は、楽しかったな」と思っている、一人の人間が、今、ここにいるということだ。
あの時、そして、あの瞬間、死ななくて、本当に、良かったと思う。


持参したワインは、トレッサ横浜のKISSYO SELECTO で買った南フランスのもの。
食べ物は、東急東横店「味の名店街」で焼き鳥、サラダなどを調達。
軟骨入りのつくねがとても美味しいかったのだが、写真を撮り損ねて残念なり。


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エブリディ・マイ弁当

2008-06-19 | ぶきっちょ料理

職場には、お弁当を持って行っている。
基本は、ご飯とおかず。
とにかく毎日のことなので、「手間をかけない」 をひたすら心掛けている。
私の場合、凝り始めたら、今までの経験的に言うと、絶対、長続きしないのだ。

おかずは、夕食で余ったものや、少し取り分けた材料に別の味付けをしたもの。
今日は、鰯(いわし)の蒲焼丼にほうれん草のおひたし。
そして、マグカップで飲むお味噌汁。
まさに “ 素食系”弁当。

お弁当箱は、無印良品のタッパー式の横長ランチボックス。
バッグの中でも、場所を取らないし、家に帰って洗うのも楽で便利。
とにかく、手間掛けずして、長続き。
これで行きたいと思っている。


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自分のために花を。

2008-06-17 | 日々徒然

昨日は、職場でとても気の滅入ることがあった。
家にも帰りたくなく、近所の商店街をブラブラしてみる。
商店街の外れにある一軒のフラワーショップが目に入った。
店内に入って、ガラスケースの中に並んでいる花をじっと眺める。
目が合った「芍薬(シャクヤク)」を一本、そして、それに合いそうな花を一本。
ささやかな自分のためのプレゼント。

自宅用なので、簡単に包んでもらい、左手でその花束をもって、自転車を走らせる。
ささくれていた気持ちが、ちょっと穏やかになったのを感じながら。


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フーディアムのベーカリーショップ

2008-06-16 | 美味しいもの大好き

割と近所に、フーディアムという食品スーパーが開店した。

ウィキペディア(Wikipedia)によると、フーディアム(ふーでぃあむ、英文名称:foodiumとは、
大手スーパーのダイエーが試験的に展開するコンビニエンスストアと食品スーパーマーケットを融合させた新業態の店舗らしい。なるほど、大規模食品スーパーだけど、24時間営業。
我が最寄り駅の食品スーパーは、どこも営業時間が非常に長くて、駅に直結の東急ストアは24時間営業だし、その近くのマルエツの閉店時間は
(たぶん)夜11時。イトーヨーカドーはどうだっけな。時間的激戦区と化しているこのエリア。その中に出店した、このスーパーで、特に興味深かったのは、ハード系食事パンを多く置いていている、ショップインベーカリーショップがあることだ。このショップも、24時間営業なのだろうか。

店名を「
ラ・セゾン・デ・パン」という。
とてもよく考えられた店舗設計、デザイン、品揃え、オペレーション。あー、整っているなぁ。
パンもの味も、平均的に美味しい。どういう背景を持つショップなんだろうか。
もしかしたら、一人のパン職人が始めた小さな店がこういう形に発展したのかもしれない。
しかし、背景にメーカーの匂いもする。
ベーカリーショップのオペレーション技術は、この10数年で非常に進化している。
通常の人は、冷凍生地で作った、クラシックタイプのバゲットとそうでないものの違いは、
たぶん、わからないだろう。

こういうベーカリーショップはとても便利で、貴重な存在だ。
でも、このようなベーカリーショップの企画、開発、運営に、かつて関わった者として、
そして、手ごね長時間発酵の手づくりパンを作る喜びも知っているものとしては、
とても、複雑な気持ちがする。

自分の納得出来るパンを本当にきちんと毎日作り、お客様に提供することは、とても難しいことだ。

街の小さなスペースで、自分が美味しいと思うパン、そして、食べて欲しいと思うパンを、
自分の24時間をフルに使って、納得するパン作りをしているベーカリー職人さんがやっている
パン屋さんがわが街でも増えている。
それも、時間のかかるハード系のパンを、あえて(?)、メイン
商品にすえた店が。

そんな店を応援する、「
良き消費者」になり、そして、そうあり続けたいと、
私は、近頃、強く思うようになってきた。


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悲しみの銀座ランチ 入れなかったビストロ&銀座煉瓦亭

2008-06-15 | 美味しいもの大好き

昨日は、月に一度の心療内科受診日だった。
以前は平日に行っていたが、勤め始めてからは、土曜日に受診することが多い。
そして、診察が終わった後、銀座でお昼御飯を食べることが楽しみの一つになっている。
今回は、東銀座、歌舞伎座横の通りを入ってしばらく歩いた場所にあるフレンチレストランに行ってみた。
最近出来た店らしく、先月通りかかって見つけ、ホームページでもチェックしておいたのだ。

昼の12時過ぎにお店へ。
しかし、店頭に告知されている営業時間内で、
テーブルセッティングもきちんとなされているのに、
店内の隅に掃除機が出されていて、店の女性が床を磨いているではないか。
おいおい…。

仕方がないので、急遽、方向転換。
大好物のオムライスを食べたいと思いつき、夫の提案で「銀座 煉瓦亭」に向かう。
行列の出来る老舗洋食屋ということだが、店外に行列はなし。
喜んで、店内へ。
注文して、待つことしばし。

これが、登場した「元祖オムライス」 1250円



うーむ、私の「オムライス概念」とは大きくかけ離れている。
チキンライスを卵で包んだものではなく、バターライスと卵が混ぜて焼いてある!!!
衝撃だ。
美味しいことは美味しいのだけれど、正直に言うと、
途中から、「卵リゾット」を食べている気分になってきた。

こちら、夫が注文した「ハンバーグ」と「ライス」

           ベーシックなり。

 
野菜サラダ 850円

傷んでいるレタスが使ってあって、悲しかった。

なんか、悲しみの銀座ランチ。

まあ、こんな日もあるさ。
次回はリベンジだ。


 


出光美術館 没後50年 ルオー大回顧展

2008-06-14 | お出掛け

今日から、東京は丸の内、出光美術館で始まった「没後50年 ルオー大回顧展」に行ってきた。
20世紀を代表するフランスの宗教画家、ジョルジュ・ジュオー。
多くの美術館でその作品を目にしたことはあったが、
ここまで、多くの作品を一度に見たのを初めてのこと。

銅版画集「ミセレーレ」、連作油彩画「受難(パッション)」。
特に、この約100点余りの作品の前では長い時間を過ごした。
深い感動の前に、語る言葉を持たない自分が本当にもどかしい。


苦悩、絶望、ひと筋の光、救い、安らぎ、静寂…。

一枚、一枚、自分の中に深い深い思いが沸き起こっていく。
私は、絵の前で、ホロホロと涙をこぼし続けた。


 「ミセレーレ」 より   神よ、われを哀れみたまえ、あなたのおおいなる慈しみによって 1923年

                                   出光美術館
                          没後50年 ルオー大回顧展 
                     2008年6月14日(土)~8月17日(日)

*出光美術館には、入館料の「障害者割引」制度がありませんでした。
   ハンデキャップを持つ人が外へ出るきっかけのひとつとして、官営、民営を問わず、多くの美術館が採用している
 この制度が設定されていなかったことに、
出光の企業姿勢の一端を感じた気がして、深い失望を覚えました。



竹隆庵 岡埜 「こごめ大福」

2008-06-12 | 美味しいもの大好き

昨日は、とても美味しいものを頂いた。
根岸の和菓子店、竹隆庵岡埜(ちくりゅうあんおかの)の 「こごめ大福」 である。
下さったのは、ブログやmixiで長くお付き合いさせて貰っているGrayさん。
昨日、夫の会社に仕事の打ち合わせで寄ってくださり、その時、お土産に持ってきてくださったとのこと。
私にとって、この「こごめ大福」は、ずっと興味深々ながら、

なかなか買い求めるチャンスがなく、食する縁がなかった和菓子。
センス良すぎ!嬉しすぎ!だ。

早速、昨晩は、晩御飯の後に、二人でお茶タイム。
白餅のシンプルな味わい。よもぎ餅のよい香り。
中には、少し粒が残った程よい甘みの粒あんがしっかり詰まっている。
美味しい…。

そして、パッケージも素敵だった。
もしかして、このパッケージに使われている「紐」は、Grayさんの会社のものなのかも。

Grayさんって、パワフルで働き者で行動力がある方に違いない(←尊敬の眼差し)。
「こごめ大福」を食しながら、Greayさんに少しでもあやかれる様、頑張ろうとシミジミ思う私。
しかし、私の場合、「頑張るって、一体、何をだぁ?」

うーむ。
思わず、自分で自分につっこみを入れてしまう、自分が、少々悲しい。