臨済宗南禅寺派の大本山であり、京都五山を超える「五山之上」と言う禅宗寺院最高の寺格を持つ名刹、南禅寺(瑞龍山太平興国南禅禅寺)。はじめての拝観です。到着してお寺の案内板を眺めること、しばし。広いです!まずは、山門から。石川五右衛門が「絶景かな」と見えをきる歌舞伎のシーンで有名な三門から。さすが、日本三大門のひとつ、高さ約22m、大きいです! 私のぼろデジカメでは、細部までは無理でした。紅葉は少し色づきかけた頃、あと数週間すれば、真っ赤な景色が見られるのかな。
国宝の方丈を見学しました。狩野探幽筆と言われる「水飲みの虎」など狩野派の襖絵があります。時代は桃山時代で、虎を見ずに描かれたせいか、どのトラちゃんも何となくユーモラスな感じ。うちの猫ユッケにかなり似てるかも…。。大方丈前面には「虎の子渡しの庭」と呼ばれ、小堀遠州の作と伝えられている名庭。写真のお庭は方丈西側の枯山水庭園。私はこっちの方が気に入りました。
そして、ずっと見たかった水路閣へ。ローマの水道橋を手本に、明治23年に完成した琵琶湖疏水の一部だそう。想像していたより、デカイ…。
振り返ると、水は橋の上を、とうとうと流れて行きます。
この橋は今も現役。この瞬間も琵琶湖からの水を運んでいます。。
大方丈の縁側にて。
今日の着物は、義母から貰った小紋、義母が結婚する時、お母さん(旦那さんのお祖母ちゃん)が縫ってくれた着物だそう。
水路閣の下にて。
羽織っている羽織は、実家近くに住んでいる○林のおばちゃんに貰ったものです。
あ、バックもお義母さんが若い時使っていたもので貰い物。
よく見れば自分で買ったのはネットのオークションで買った帯だけかも…。
そして、この着物、改めて見るとすごーく地味。
羽織を着たら、帯とかピンクの帯締めが見えなくなって、かなり「ばあちゃん」ちっく…(T_T)