なつの天然生活

うつ病の寛解を目指す なつの暮らし。日々の喜びと悲しみ、美味しいお店、パンやお菓子、小さな庭のこと。

新しい手帳

2008-08-23 | 日々徒然

最近したことのひとつに、手帳を買い換えたことがある。
思えば、長い人生でいろんな種類の手帳を使ってきた。
フルタイムで働いていた頃、特に広告代理店にいた頃は、分厚いシステム手帳を持ち歩いていた。
とにかく、プロジェクトのスケジュール管理が一大テーマだったので、
テーマ別にタイムスケジュールを書き入れられるバインダーを入れられることが必須だったのだ。
きっと、今なら、それも、モバイルパソコン&アウトルックの「スケジューラー」で出来るのだなと思うと、
年月の流れを感じて、妙に感慨深い。

さて、私の手帳だが、左から、仕事を辞めて趣味中心の生活を送っていた頃の革製手帳。
毎年、年末に、この茶色のカバーを革用クリームで手入れして、新しい手帳を中に入れるのが習慣になっていた。
真ん中は、この1年と少し使ってきた「税務手帳」 
月ごとの税務スケジュールや、税法のポイントが簡潔に載っていて、
私のような初心者が、「?」と思ったときパラパラとめくると、ヒントが見つかり、重宝していた。

そして、一番右が今回買った手帳。一週間見開きで、スケジュールがいろいろ書き込める。

とりあえず、転職活動を控え、メモすることが増えるだろうと思っての買い替えだ。
ボールペンは、夫が前職を辞した時に部下の方々から貰った「クロス」のもの。
実用的ではなく使わないというので、私が譲り受けた。
女性が使いやすい細さが、今の私には心地良い。

手帳の色は、気分を一新しようと、派手な黄色にしてみた。
風水占いで、「黄色」はどうなのだろう。
運が開けて、これからの人生が楽しくなる色だと、嬉しいと思う。


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夏休み、浴衣で野球観戦

2008-08-22 | お出掛け

夏休みのイベントのことを書こうと思う。
我が夫、りんにとっては、数年ぶりにとる、まとまった夏休み。
いろんなことはしたいけれど、普段出張がちなので、とにかく「お家には居たい!」という、わが夫。
そんな彼が、積極的にチケットをとったのが、野球観戦。
そんな訳で、813日に、横浜球場「横浜ベイスターズVSヤクルトスワローズ」戦に行ってきた。

ナイターなので、浴衣を着ることにする。
ひさしぶりだけど、浴衣なら、ひょいひょいと着ることが出来るのにびっくりする。
やっぱり、着物を着ている気分って、格別。
といっても、浴衣だから、大きな口はきけないんだけど…。

球場到着して、試合開始前。
あらら、いきなり、夫婦で、球場の大スクリーンに移ったのが、一番上の写真。
(7回までいたらプリントアウトしたのを貰えるというので、頂いてきました)
不倫だったら…とか、そして、これが巨人戦とかで、テレビ中継されていたら…とか様々な想定を考え、盛り上がる我ら二人。まあ、夫婦でよかったことよ。

それは、さておき、まずは、ビールとワインで乾杯。

今日のお供は、横浜そごうのエノテカで買った冷えた白ワインなり。

しかし、白ワインは、家で冷やして、保冷剤を入れて持っていく方が絶対、効率がいい。
以前はそうしていたのを思い出して、再度インプットし直す。

外野指定席の上の方に移動して、のんびりくつろぎ中。
これ、一応、自分で縫った浴衣なり。

さらに、くつろぎ拡大中。

こんな感じだったので、試合内容は…あんまり、記憶なし。
ほとんど勝敗決定で、「充分堪能したよね」
といいながら帰ったら、翌日の新聞で大逆転を知って、びっくり。
スポーツは最後まで、勝敗がわからないものだ。
オリンピックもそうだしね…と妙に納得。

とにかく、夜の球場は風が通って、気持ちがいい。
また、秋にも登板したいと機会を狙っている。


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京都の母からのリクエストに絶句

2008-08-13 | 日々徒然

関東では新盆なので、お盆は7月だが、関西では旧暦で行うので、今日から「お盆」に突入する。
実は、先月、母の誕生日に花束を贈った。
しかし、その花束の行く末は、娘の予想を超えていた。
その一、母、喜ぶ
その二、仏壇の花となる
その三、父の墓の花となる…。

父の命日が近かったので、それを吹き飛ばしてやれと思い、
花屋さんに「誕生日なので、派手なのをお願いします!」と宣言し、
黄色やオレンジの派手派手な花束にしたのだが、娘の気持ち、母、知らず。
いや、知っていても、結局は、父の墓行きの運命だったのだ。

そんなことがあったので、お盆を前に、「もしかして…」と思い、昨夜「母に電話をしてみた。
「もしかして、お墓の花って、欲しい?」
母、「欲しい、欲しい。20本の筒に活けるから、3本づつとして、60本欲しい!」 
まさに、即答。
そして、60本とは…!
そして、続けて、母は
言う。
「お姉ちゃん、思いっきり、ベストタイミングの電話やわ!!!」 

お墓用の花が60本要るとは、想像だにしなかった。
そこまでしなくてもいいとは思うのだが、話を聞くと、「60本」という本数にも納得せざるを得ない(詳細省略)。

そんな訳で、昨夜、何回かアレンジメントをお願いしたことがあり、直接面識もあり、信頼が出来る、
地元京都のフラワーショップに直接電話をかけ、この猛暑の中、墓で一番花持ちがいいという小菊を60本、
今日の午前中(!)に、母の手元に届くように手配した。
さらには、昨夜のうちに、ネット銀行で、代金も振り込んだ。


今頃、無事、母の手元に届いていればいいが…。
お墓用の小菊60本というのは、どれぐらいの量なのだろう。
寺の娘である私にも、全く、想像がつかない。


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派遣会社登録会 人材コーディネーター考

2008-08-12 | お出掛け

真夏の渋谷は、暑く、若者の熱気に溢れている。
その中をジャケット姿で歩く私。
なんとなく、違和感があるのは、久しぶりのジャケットのせいか、年齢のせいか…。
なぜ、渋谷にいるかというと、渋谷で行われた人材派遣会社の登録会に参加したのだ。
その会社は、しごく真っ当な会社だった。
最初に行ったR社の場合、終わった後、「消化不良」&「いかがなものか?気分」を募らせながら帰途に着いたのだが、
今回の会社は、もし、お願いするなら、この会社がいいなぁと思うような会社だった。

その違いはなんだろうと考える。
企業によって、微妙にクライアント企業が違い、よって、ターゲットとする(集めたい)人材が微妙に違い、
それによって、CI戦略が違うのは当たり前なので、その違いは「なるほどねぇ」と思い、
少し、自分との違和感があったとしても、「ここにも“当たる芽”があるかもしれない」と思いながら、帰路につく。
それは、どの会社でも同じだ。

しかし、「この会社と縁があれば、いいな」 「この会社でお願い出来ればいいな」と思う、その理由。
それは、
やっぱり、「人」なのだろう。
人の希望をとことん聞きだし、肯定し、アドバイスし、方向を導く。
つまりは、人材のどこに「芽」」を見つけ出し、その部分への気付き、思い込みへの修正を促し、
“一緒に”方向を探るといったところだろうか。
決して、無理強いはせずに。

結局、究極のところ、会った「人」による一番大きいのだなと改めて、思い知り、自戒する一日であった。
派遣会社に行くことだけでも、考えさせられることが多い。
人生は、いつまでも、気付きと勉強の日々だ。

******

余談だが、今回やった、職業適性テストで、一番の適職は「営業」と出た。
思わずブースで「マジ?!」と絶叫しそうになる私。
確かに、営業的仕事も長くやったが、それが「適職」とはどういうこっちゃ?
大学を卒業するころの「素」の自分に戻りつつあるということだろうか。
それにしても、謎だ。


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門前仲町でフレンチ ラ・レネット (LA RAINETTE)

2008-08-12 | 美味しいもの大好き

富岡八幡宮に行った帰り、遅めの昼食を食べようということになった。
名物「深川丼」という手もあったのだけれど、以前、深川不動尊に行った時、食べたお店の印象と味が余り良くなかったこともあり、
朝、出る前にネットを見てメモしておいた、フレンチレストラン 
ラ・レネットLA RAINETTE)に行って見ることにした。
骨董市の後に、フレンチというのも、どうかとはおもったのだけれど、
門前仲町でフレンチというミスマッチ?に興味が勝った感じ。

メイン通りから一本路地を入った普通のビルの2階、期待しないで、ドアを開けたら、広々とした空間が広がっていた。
予想外。しかし、結構、店内音楽、音量大。
音楽のボリュームが大きいのと、周りの人の話し声が甲高くて、私には少し辛い。
オーダーした後、理由を伝え、奥の個室への移動をお願いしたら、
前菜が既にサーブされていた後だったにも関わらず、気持ちよくOKしてくれた。
案内されたのは、壁面がワインセラーになっている落ち着いたカーブルーム。
こういうふうに、例えば、お客の体調やハンデキャップを察して、臨機応変に対応してくれるお店は、本当に嬉しい。

オーダーしたのは、1750円のランチコース。
骨董市で、何度か立ちくらみしていたので、とにかく鉄分と体力補給を考えてメニュー選びをする。

前菜 
 私、「田舎風カンテリーヌ(フォアグラ)」 

 夫「本日のテリーヌ(鶏肉)」 
なぜ、二人とも、テリーヌ??
他にも、本日のサラダとか、冷製スープ(パンプキン)とか、その他、いろいろあったのに。謎だ。


メイン 
私「七面鳥のソティー クリームソース?」 
意外とあっさりした食感で、コクのあるクリームソースの相性がいい。
マッシュルームがアクセントになっていて、美味しかった。

夫「豚スペアリブ トマトソース」
柔らかく煮込んだスペアリブに、意外にあっさり目のトマトソース。夏野菜が美味しい。
真夏にも食べやすい一皿だった。

デザートは、フロマージュブランを頼んだ後、ブランマンジュの木苺ソースに変更をお願いしていた。
が、あらら、
フロマージュブランがきちゃったような気がする。


少し食べて、「???」と思い、尋ねてみる。
すると、「間違えてますよね」と「ブラマンジュの木苺ソース」来たる。

サーブの時、間違いに気が付いていたのかなぁ? 
それなら、こちらが席を立って(個室なので)、呼びに行くまでに、対応して欲しかった。
深読みすれば、気が付かなければOKと思われていたのかとか思ってしまう。
サービスの女性の料理に対する基本的な知識不足(料理の内容を知らない)とか、気になることは、多かったけれど、
門前仲町で、美味しいランチをこの値段で食べられるとは意外な展開。
骨董市では、殆ど収穫がなかった我らだが、お腹は大満足の一日となってよかった、よかった。
近所にこんなレストランがあったら、きっと楽しいだろうな。

レストラン・ラ レネット
lunch : 11:30〜14:00 (sat,sun〜14:30)
café : 14:30〜18:00 (sat,sun14:30〜)
dinner : 18:00〜23:00 (L.O.21:30)

バー・ガボット
open hour 15:00〜23:00

〒135-0047
東京都江東区富岡1-5-1クレール門前仲町2F 
電話 : 03-5621-4588


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富岡八幡宮 骨董市

2008-08-11 | お出掛け

夏休み中に一度、骨董市に行きたいということになり、日曜日に、富岡八幡宮の骨董市に行ってきた。
骨董市に行くのは、本当に久しぶりだ。
午後2時ごろには、店じまいするお店も多いとネットで読んでいたので、
我が家にしては、朝8時という早出で、9時過ぎには会場着。
この日は、曇り空で、のんびりと境内を見て歩くには、いい気候で嬉しい限り。
思ったより境内も広く、出店数も多い。
普段歩いてない我ら、歩かねば!
着物関係の品を出品しているお店も多く、去年の私なら、丹念に見てまわったのだろうけれど、
今の私は、「着物関係・増やさず、整理整頓心掛け中」なので、見ない、見ない…を決め込む。

本殿を背に、何かを眺め、悩む人物あり。
ちなみに、彼がこの日一番惹かれたのは、イギリス製の古い木馬(注:人間の子供が乗れる大きさのもの)
妻は「どこに、置くんやぁ~!」と絶句する。
数万円で、結構な値段だと思ったが、彼曰く、「その半額だったら、絶対に欲しかった」 
妻 「何でやぁ~!?」
全く、理解できず。

今日一番惹かれたものは、なぜか、小さい衣紋掛。
しかし、使い道を考え付かず、断念。


左奥の楕円形の白いお皿にも、妙に惹かれる。
小さな模様が入っていたので、「薔薇かなぁ」と思い、よく見たら、なんと「お相撲さん(力士)」だった…。

夫婦二人とも、いろいろ惹かれるものはあったのだが、いまひとつ、決断するまでにいたらず。
今日の収穫は、私が買った小さなレース編み一枚のみ。
「今、“和”系の物欲が、あまりないからかなぁ」などと話しながらも、
よく歩いた一日を振り返りながら、帰途に着いたのだった。

富岡八幡宮 骨董市
地下鉄東西線 門前仲町駅1番出口 から徒歩3分
毎月 第1日曜日(1月は除く)
  第2日曜日      
    第4日曜日(28日は除く)


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派遣会社の登録会と「銀座イタリー亭」

2008-08-09 | 美味しいもの大好き

今日は、某派遣会社の登録会で銀座に行ってきた。
登録会の内容は、
会社説明のビデオを見る、
事前にネットで入力しておいた希望条件や職務経歴など情報の追加、修正、
一般常識テスト、経理テスト(一応、現在経理職なのでこれも経験と思い受けてみた)、
OAスキルテスト(文字入力スピード、数字テンキー)、最後に、面接、といったところ。

入力スピードは平均以上でかなり良かったので安心したが、反面、
仕訳テストに意外と悩んで時間がかかり、テンキーでの数字入力が正確だけれど、スピードが遅かった。
仕事で毎日やっているのに、なぜだろう。
今の仕事に「気持ちが入ってない」からだろうか。。
面接では、今までの職務経歴や、これからの希望などをざっくばらんに話す。
希望職種を、今のところかなり限定しているので、この会社からオファーがくるのか、ちょっと疑問だけど、
まあ、数打てば当たる確立も多くなるに違いない、と勝手に思っている。

登録会が終わった後、病院を受診していた夫と待ち合わせて、「銀座イタリー亭」でお昼御飯を食べた。
銀座イタリー亭といえば、1953年(昭和28年)創業の古き良き日本のイタリアンレストランだ。
昔ながらの味を守っている店なので、人によって好き嫌いが分かれるかもしれない。
私は、銀座近辺で働いていた頃、夜に、何回か、同僚やクライアントと食事をしたことがある。
1階と地下の2フロアがあるのだが、私は、地下のあのなんともいえない温かみのある雰囲気が好きだ。
奇をてらわない日本的な味付けも好ましいと思う。

今日食べたのは、ランチセット。
セットについてくるサラダ。


バジリコ(実は大葉)とあさりのパスタ。

夫は、スパゲティナポリタンのセット。

あえて、地下のフロアを選んで、奥まった席に案内してもらい、ゆったりとランチをした。
私にとって、いつまでも、銀座にあり続けてほしいと思うお店の一つだ。

銀座イタリー亭
104-0061 東京都中央区銀座1-6-8 
03-3564-2371


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転職を考える日々

2008-08-06 | 日々徒然

今、転職を考えている。
税理士事務所でバイトというか、パートというかを始めて、1年と数ヵ月。
勤務時間は、月から金、つまり平日の9時~5時までなので、フルタイム勤務と一緒だ。
正社員ではないという気楽さはあるけれど、ここまで長時間働けるのなら、普通(?)の会社勤めもできるのではないか、
正社員でも働けるのではないかと思い始めたのが理由の一つ。
そして、もうひとつの理由は、「税務」というものに、本当に、興味がわかないことだ。

事務所のボスは「税理士」であり、「公認会計士」。
よって、当然ながら、事務所は、税務の専門家の集まり。
“税務おたく”の集まりと言っていいかもしれない。
よって、税務上の解釈について、日々議論がなされていたりする。
残念ながら、全く興味湧かず。
こういうことに、熱意を持つ人もいるのだなぁと思わず冷めた頭で考える自分がいたりする。

私の仕事は、月次決算をしたり、決算書を作ったり、申告書作成の手伝いをしたり、
確定申告、年末調整 等々のいわゆる税理士補助の仕事だ。
もちろん、それなりに仕事はこなせるし、そして、ガンガン仕事がきたりもする。
が、仕事で「楽しい」とか「今日は、嬉しかった」とか思うことが、本当にないのだ。
そして、「もっと税務を知りたい」いう意欲や、「この仕事はやりがいがあった」とかいう充実感が全くわかない。
そんな日々が続き、これは、やはり、この分野に興味が持てないせいなのだろうなと思い至った次第。

決め付けるのには、時期尚早という気もするが、人生は短い。
好きなことをしたほうが、自分のためにはいいような気になってきた。
そんな訳で、最近、ハローワークに行ったり、転職サイトや、紹介予定派遣の会社に登録してみたりと、
少しづつ就職活動を始めつつある。
さて、さて、どうなりますことやら。


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京都帰省旅行2 母と泊まる「湯の花温泉 すみや亀峰菴」

2008-08-03 | お出掛け

京都の一日目は、親戚への挨拶周りを済ませ、夕方は早めに、その夜泊まる旅館に入った。
母とこんな風に一泊旅行をするのは何十年ぶりだろうか。
私は、少し不思議な育てられ方をしたので、幼少期、両親と一緒に過ごした記憶がほとんどない。
なので、母とこんな風に旅行するのは、もしかしたら、人生で始めてのことかもしれない。

この日の宿は、湯の花温泉の「
すみや亀峰菴」という料理旅館である。
タクシーで着いたら、いきなり山門登場。3人でびっくりする。

我々の部屋は、新しく増築されて、営業を始めた部屋のひとつ「明時」

取りは、ツインベットルームと和室。
奥のツインルームが母と私の部屋となり、和室とそれに続く小間が夫の部屋となった。

新しい部屋なので、清潔で、気持ちいい。


「山の隠れ湯」という貸切露天風呂を予約しておいたので母と行って見る。

ロビーで渡された地図を頼りに、「迷うかも…」と言い合いながらも到着。

切露天風呂の入り口。

貸切露天風呂から空を望む。
「お姉ちゃん、気持ちいいわぁ。この一日は記憶に残るわぁ。」という母の言葉に気持ちが安らぐ。

気持ち良さそうに、先を歩く母。


母、湯上りに「徒然文庫」というライブラリーの椅子に座り、窓の外を眺めて、のんびり。

一緒に温泉に入り、背中の流し合いなどしていたら、母が「お姉ちゃん、身体に少しはお肉がついたなぁ」と言う。

不本意な私は、何故に、そんなことに喜ぶのかと頭の中で思いめぐらす。
そういえば、
数年前、私が酷いうつ病で寝込んでいた時があり、
一人で食事すら取れなかったので、母が世話をしに来てくれたことがあった。

多分、母は、その時の私のやせ細り、骨と皮だけになったような身体と較べているのだろう。


年を経ると共に、人間同士の関係は変化して行き、それが当たり前のことだけれど、
根本のところでは、母は、いくつになっても、自分を生んでくれた母であり、その関係に変わりはないのだ。


料理やこれに続く、ハプニング(?)の報告は、また、改めて。


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銀座 さの

2008-08-02 | 美味しいもの大好き

所用があり、夫の母、夫、私の3人で銀座に行ってきた。
夫の母を交えて、昼御飯を食べるということで、必然的に和食ということになり、選んだのが、このお店。
「銀座さの」である。
場所は「パリの朝市」の地下。歌舞伎座からも近い。
以前(といっても、かなり昔、地下もパリの朝市だったような気がするのだが、記憶違いだろうか。
店内は、白木のカウンター席、テーブル席2つ、小上がりの座敷席(半個室)と、こじんまりした感じ。
席は、個室が取れず、テーブル席となり、お料理は、折角なので、昼のおまかせコースにしてみた。

先付 じゅんさい、はす芋、なんたらのにこごり。
冷たい出汁が、喉に心地いい。

椀物  あわ麩、焼鱒、茶豆のすり流し
 

お造り コチ 雲丹、花咲ききゅうり 
 
コチがこんなに美味しいとは。今度、魚屋さんで見かけたことがあるけれど、
その異形(?)に恐れをなして、手を出したことがなかった。
今度、是非、さばいて貰って買って帰ろう。

焼き物 すずき、帆立貝のつけ焼き、新丸十(さつまいも) 新蓮根 


冷たい煮物  茄子煮卸し、オクラ、車えび、茗荷


食事 お釜で炊いた鰻の炊き込みご飯、水菜・葱・なめこのお吸い物、漬物 


甘味 わらび餅 
 控えめな甘さの餡子入り。

どの品も、出汁が効いた薄味で、京都出身の私には、嬉しい限り。
器も素敵で、目にも、下にも、喉にも、快い品々だった。
外では、量を食べない母も、美味しい、美味しいと言いながら、苦手な食材以外、全部平らげた。
めでたし、めでたし。
量的には、女性に程よい量なのかもしれない。
なぜなら、夫は、鰻御飯をおかわりしたので…。

難点は、殆どが、女性客で、話し声が大きく、
更には、地下のせいか、その声が、より大きく聞こえて、私のナーバス耳には、キツイこと。
お昼のみの「点心弁当」もかなり美味しそうだったので、
次の機会には、小上がりの個室&点心弁当の「一会」にしようと思う。
いずれにしても、前回の銀座リベンジは完全に果たした気分だ。


〒104-0061 東京都中央区銀座4-10-2 
銀座伊勢太ビルB1
銀座さの
03-3541-5171

追記
後で調べたら、女性誌GINZA5月号に紹介されていたらしい。
どおりで、女性客が多かった訳だ。


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