なつの天然生活

うつ病の寛解を目指す なつの暮らし。日々の喜びと悲しみ、美味しいお店、パンやお菓子、小さな庭のこと。

大晦日、ミサで祈る。

2006-12-31 | 日々徒然

慌しいながらも、心穏やかな年末を過ごしています。
今日は日曜日なので、一年で最後の主日。教会歴では、「聖家族」の祝日です。
11時から、所属している教会のミサに出てきました。
お御堂の椅子に座って、目をつぶり、静かに今年一年を振り返ると、いろんなことが思い出されます。

去年の暮れに京都から戻り、落ち着かぬまま、新年を迎えたこと。
和裁を始めたこと。だんだんと元気になってきて、いろんな場所に出掛けることが出来た春と夏。
夫の入院と手術。
好調と不調の繰り返し。不眠との戦い。
また晩御飯を作れるまでに回復したこと。
友達や家族、いろんな人に助けられながらの毎日…。

こんな、穏やかな年の瀬を迎えることが出来るなんて… 神様、イエス様、感謝します。

* * *

今年一年、いろいろな言葉、励ましを本当にありがとうございました。
出会えた方、助けてくださった方、本当にありがとうございました。

皆様にとって、来年もいい年でありますようにお祈りしています。
いいお正月をお迎えください。

~神の恵みと平和が、あなたの共に、いつもありますように~


イングリッシュブレッドとガトーショコラを焼きました。

2006-12-30 | ぶきっちょ料理

クリスマスに頑張ったせいか、ちょっと風邪気味の年末を過ごしています。
それでも家の中で動くパワーはあるようで、パンを焼きたい気持ちがムクムク。
久しぶりに、イングリッシュ・ブレッド(イギリス山形食パン)を焼きました。
使ったのは、1.5斤の食パン型。しっかり窯伸びもして、ガスオーブンから出した途端に、パチパチというひび割れの音。
この音が聞ければ、上手く焼けた証拠なのです。幸せを感じる瞬間です。

* * * * *

夕方からはバイトを終えた友達が、「お菓子を焼かして~」と来宅。
一緒に「ガトーショコラ・ナンシー」を焼きました。

ナンシーは、フランスロレーヌ地方の美しいアールヌーボーの街で、アーモンドなどナッツの特産地。
ガトーショコラの生地には薄力粉とココアを使うのですが、ナンシー地方では代わりにアーモンドパウダーを入れるのが特徴だそう。レシピは藤野真紀子先生のもの。オーブンから出した焼きたてを記念撮影なぞ。この上に粉砂糖を振ったら出来上がりです。

★藤野真紀子オフィシャルサイト 「ガトーショコラ・ナンシー」レシピ
http://www.makikofujino.com/recipe/frecipe.html 
「フランスの素朴なお菓子」(オレンジページ)に掲載


今年最後の心療内科受診&木村伊兵衛写真展

2006-12-28 | お出掛け

今年最後の心療内科受診で銀座に行ってきました。
今回、先生に話したのは、この1ヶ月ぐらい調子がいいこと、睡眠もよく取れていること、薬の減量のこと。
「好調なので、抗うつ剤を減らしたい。」と言う私に、
先生は、「そうですねぇ…、年明けにしませんか? 逆に調子を崩すのも怖いような気がします。」とのこと。
確かに、冬だし、年末、年始、正月、4月とかの「区切り」の時期に弱いし、その方が無難かも…。
無事、お正月を乗り切って、季節が春に向かう時期に、少しづつ薬が減らせればいいなと思いながら、
先生と受付の看護婦さんに「よいお年を!」の挨拶。病院と薬局を後にしました。

* * * *

少し時間があったので、銀座2ヶ所で開催されている木村伊兵衛の写真展に寄りました。
一つ目は、メゾンエルメス8階フォーラム 「木村伊兵衛のパリ」 
エルメスの店内を抜けて、エレベーターで8階へ。
1銀座の雑踏が嘘のような静かで明るい空間に、1954年~1955年に撮影されたカラー写真が100点程の展示されていました。
どの写真もモダンで粋な感じ。その街の色合いや人々の息遣いみたいなものを感じられる写真達ばかり。

特に印象的だった作品。
「モンマルトルの芸術家」 
交差点角の改装中らしき店前に集まった人々を、2階の窓から俯瞰。
時計が3時だから、休憩タイムなのかな。
構えてない街角の一瞬を切り取ったよう。

「パリ、サン・マルタン運河」 
簡素な橋の上立って、運河を覗き込む女性二人の佇まい、アーチ橋とそれが水に映ったフォルムがとても美しい。

街角の射撃場でデート中らしき男女を撮影した 「パリ」 
的に向かって構える男性の横で、少し距離を置いたように立つ白いワンピース姿の女性。
後姿まで意識したような立ち姿がとても美しくて目が釘づけに…。

次に寄ったのは、ライカ銀座店サロン 「木村伊兵衛 写真展 Paris」 


こちらは、モノクロ写真14枚程の展示。数は少ないですが、雰囲気がある写真ばかり。足を伸ばしてよかったです。

【木村伊兵衛のパリ】 http://ginza.keizai.biz/headline/174/index.html
メゾンエルメス 8階フォーラム
2006
1028日(土)~07121日(日) 11:0019:00
休館日:11/1512/301/2
1/17
中央区銀座 5-4-1(銀座ソニービル隣)


【木村伊兵衛 写真展】 http://ginza.keizai.biz/headline/162/
ライカ銀座店
中央区銀座6-4-1 東海堂銀座ビル 11:0019:00
2006
1025日(水)~07121日(日) 11:0019:00

パンとケーキの材料が買いたくて、プランタン銀座B1へ。「マジックカフェアイス」で栄養補給なぞ。

平日限定の‘カスタムオーダー’してみました。
バニラアイスをベースに、杏仁豆腐・フレッシュ苺・マンゴー+カシューナッツ・○○クッキー。
二口ほど食べて、思い出してパチリ。


何年かぶりのクリスマス料理

2006-12-26 | ぶきっちょ料理

今年のクリスマスは体調がとても体調がよくて、何年かぶりに「クリスマス料理」を作りました。
数日前のことになってしまいますが、自分の記念に書き留めておこうと思います。

午前中からパン作り。
ベーシックな生地を、仕上げだけ変えて、
イタリアンハーブ、白ゴマ、けしの実(ホビーシード)、ブロートフェン、4種種類のテーブルロールにしました。
 
                            
これは2次発酵が終わったところ。家庭用の発酵機を使ってます。

180℃のオーブンで15分程焼くと出来上がり。


パンが焼きあがって、キッチンが片付いたら、ローストチキン作りへ突入。
「中抜き」の鶏一羽は、よく洗い、塩コショウしばらく置いて、
人参・セロリ・玉ねぎのみじん切りを炒めた中に、スープストック1カップ、お米一合を入れて、固めのリゾットに。
じっくり見ると、鶏さんがリアルですが、考えない、考えない…。

リゾットを、お尻の穴から(失礼!)鶏さんの中に詰め詰め、
香味野菜、くず野菜を並べた天板の上に、足を縛った鶏さんを乗っけます。

バター&ソースをかけながら、オーブンで1時間程焼いたら出来上がり!

鶏肉も美味しかったですが、中に詰めたご飯も、鶏肉の旨味がたっぷり浸み込んで美味でありました。

ローストチキンで精一杯だったので、他はシンプルです。
付け合せには、かぼちゃと焼きゆで卵 (これは、失敗…)、
他はレタスとラディッシュの簡単サラダ、昼間焼いたパン、スペインの発泡酒カヴァ。

それにしても、こんな料理がまた作れるようになるなんて…。
「人間というのは、回復するものなんだなぁ」とシミジミしたクリスマスでありました。


降誕祭、着物でミサへ。

2006-12-25 | 信仰 キリスト教


主の御降誕、おめでとうございます。
Merry X’mas

クリスマス・イブの昨日、24日は、夜7時から「主の降誕」をお祝いする「夜半のミサ」に行ってきました。
日曜日の夜ということもあったのか、普段ミサに来られない方や信者さん以外の方も大勢いらしていて、お御堂の中は人でいっぱい。
キリストの誕生をお祝いする暖かい雰囲気に包まれていて、私も幸せな気持ちに満たされた夜でした。
今年も無事、クリスマスを迎えることが出来て、本当に嬉しいです。


受付には、誕生シーンの飾りつけ。


今日の着物は、大島紬に白地の袋帯。
両方とも、洗礼を受けた時、代母になってくださった先生から頂いたものです。
「夜には地味かな」と思ったのですが、着ているのを見て頂きたかったので、これに決定。
喜んで頂けたので、嬉しかったです。感謝。


ユニクロ「ヒートテックインナー」とキムチ鍋でホカホカ!

2006-12-23 | ぶきっちょ料理

朝、新聞に入っていた「ユニクロ」のチラシでインナーを発見。「ブログ 思い悩むな!のゴトウさんがおススメされていた暖かインナーは、これじゃなかろうか!?」と、今日は、ユニクロへ詣でて来ました。
クリスマス前だからか(?)、ユニクロの店内はかなりの混雑ぶり。そして、目的の「ヒートテックモイスト」は1790円です。すごい!
最近、とみに暖かい下着が手放せない身体になりつつあるので、UネックT八分袖、タートルネックT長袖を購入。Uネックの半袖も買いたかったけど、サイズがなくて断念しました。残念! そして、そのイキオイで、
ライトフリースタートルネックTシャツ、マイクロフリースルームパンツ、そして、ムートンタッチルームシューズも購入。あー、これで家の中でぬくぬくと暖かく過ごせそうな気分になってきました。厳冬よ、どんと来い!であります。

今日の晩御飯は、旦那さんのリクエストでキムチ鍋。
ここ数年、世の中の流行に乗り遅れている私、キムチ鍋というものを初めて作りました。
参考にしたのは料理研究家ケンタロウさんのレシピ。
何故、最初に豚肉を炒めるのかな? ちょっと、謎。
私は、少し甘みとコクを出したくて、トウチ
醤、お砂糖、お醤油、胡麻油、すりゴマをプラスして、野菜をどっさり!
最後はおうどんを入れて、煮込みうどんにしてスープも全部頂きました。
身体の芯からホカホカです。しかし、明日は人に近づけないかもしれない…。


ライ麦パンを焼きました。

2006-12-22 | ぶきっちょ料理

寒くて、重い雲が空いっぱいに広がっている一日でした。昨夜は、実家の亡父が残した土地問題のゴタゴタを聞かされ、あまり眠れませんでした。また、ちょっと風邪っぽいです。旦那さんは、今夜、会社の忘年会で晩御飯はなし。
一日、どうしてやり過ごそうかなぁと思ったのですが、突然「パンを焼こう!」と心の中で声が上がりました。
レシピ本を眺めて、時間もあることだし~と、
ライ麦パンにしました。冷蔵庫の野菜室を覗いたら、レーズンがあったので、レーズン入りです。
うつ病になる前、仕事をしながら、かなりハードなパン教室に通ったことがあります。その時必死でやったことなんて、もうどこかに行ってしまったと思っていたのですが、実際に小麦粉を見たり、触ったりしていたら、意外な程、目や手が覚えているのでびっくり。もちろん、その時作ることが出来たパン、先生の作られるパンに較べたら、全くもって不出来なのですが…。不恰好で、元気が無くて、窯伸びも今ひとつなのに、まあ、作り手にすれば、それなりに味があるパンが出来まして…、今の私のようで思わず笑ってしまいました。

ガスオーブンから漂ってくるパンの焼きあがる香りもやっぱり大好き。幸せな気持ちになります。
時間だけはあるんだから、また天然酵母でも育ててみようかな。

*参考にしたのは「こねてたたいて焼きたてパン」 島津睦子 婦人の友社です。 


ヨガで凝り固まった身体をなんとか…!

2006-12-21 | 習い事いろいろ

最近凝っていることがあります。それは、ヨガ!というか、身体をほぐすこと!
先日、旦那さんの入院や私の風邪でほぼ一ヶ月ぶりにヨガしに、お友達はるさん夫婦主催の「子供教室」に行ってきたのですが、自分の身体の凝り固まり具合にとにかく驚きました。1ヶ月ぶりに少しづつ身体をほぐしていくと…、疲れと熱と運動不足で、自分の身体の関節や筋肉が縮こまって固くなっているのに否が応でも気付かされまして…。とにかく、身体の節々が痛い痛い。特に、股関節、ふくらはぎと太ももの裏、が痛くて痛くて。ほとんど、おばあちゃん状態。そんな訳で、今、家の中でも、気が向くとストレッチしてます。たとえば、洗濯物を畳む時、開脚して股関節を伸ばしながらするとか。かなり、オマヌケな格好ですが、私以外、猫しかいないですし…。我々が習っているヨガの先生は、たぶん、私よりずっとご年配だと思うのですが、いつも、「ポーズがちゃんと出来なくてもいいですよ。私も、年関係なく、突然、ある日出来るようになることもあるんですよ~、逆に、アレ、出来ない…と思うこともあるんですけどね」と仰います。励まされます。


茶道教室についての決断

2006-12-20 | 習い事いろいろ

決断というほどのことではないのですが…
旦那さんと一緒に習っていた茶道教室を辞めることにしました。

お教室というより、「サークル」みたいな集まりで、あるのは月に一度。
京都へのプチ引越し前から通い始め、こちらに帰ってきてからも、一昨年の末から復帰して、今年の春から夏にかけては通えていたのですが、秋頃からは行くのが億劫になり、足が遠のいて…。
月に一度というのもあり、一度休むと、翌月はもっと億劫になる。
そんな繰り返しが何ヶ月か続いている中、来年、お正月過ぎにある初釜のお誘いを頂きました。
結局、初釜だけ参加するのは心苦しくて二人とも欠席することに。
初釜に行かないと、1月は欠席なので、今度は来年の2月。
そして、その間会費は二人分発生していている状態…。つまりは秋からずっと…。
会費は入会している限り、仕方がないと思うのです。
でも、毎月、「今月は行かなきゃ…。」 「また、行けなかった。」 と いう繰り返しで、かなり気が重くなっているというのが正直なところ。
折角、二人で始めた習いごとなので、続けたほうがいいとは思うのですが、
私の場合、何かが気になり始めると、取り付かれたようにそれが、ずっと気になって、心の中で巣を作るので、すっぱり辞めようという結論に行きついた次第。

ここ数年の自分を振り返ると、
「年明けや春に始めたことが、春、夏、秋とは続けられるけれど、
冬になるとパッタリと出来なくなる(やめてしまう)」という繰り返しのような気がします。
1年を通して、意欲やパワーが続きません。
仕事とか、習い事を、何年も続けている方を見るにつけ、「何で私はこうなんだろう」とつくづく自分が情けなくなります。
これが、私の出来ることの限界なのかな。
そうならば、「
‘やり続ける’ことを前提で何かを始めるのは、今後止めたほうがいいのかなぁ」とか思い悩む今日この頃です。


友達とクリスマス&忘年会。

2006-12-19 | 美味しいもの大好き

今日は、仲のいい友達が訪ねてくれて、クリスマス&忘年会をしました。
一応、会の名目はあるのですが、ストレートに言うと、美味しいものを一緒に作って食べる集まり。
昼過ぎに、食材を持って集まって我が家に集合。3人でキッチンに立って、ワイワイ言いながら作ったのは、こんなメニュー。

イベリコ豚の生ハムとキャベツのクリームソースパスタ、ミネストローネ、サラダほうれん草のサラダ。
それから、写真には映ってないですが、
フードプロセッサーのイジナートを使って簡単に作って焼いたフォカッチャ、大好きなパン屋さん、ダロワイヨのカンパーニュ。

そして、本日のメインデッシュは、ロースとビーフ。オージービーフを、塩、胡椒、玉ねぎ、にんにくをすり込み、タコ糸でくるくる。バジル、ローリエ、クミンなどのスパイス、香味野菜、バルサミコ酢などにに1時間ほどしっかり漬け込んで、ガスオーブンへ。
50分ぐらい焼いて、ミディアムレアになったら、出来上がりです!

お皿に盛ったら~!

写真を撮ることは、頭からすっぽり抜け落ちておりました…。

「来年ぐらいには、薬も減って、私、また元気になるかも…、治るかも…」とつぶやく私に、
「まあ、薬飲んでても、飲んで無くても、なっちゃんは、なっちゃんだからさ!」と笑ってくれた友よ、今年もありがとう。


世田谷ボロ市での買い物

2006-12-17 | お出掛け

世田谷ボロ市でのお買い物品を写真にとってみました。
その1.コーヒー&ティーポット。気に入っていたティーポットを割って幾年、代替品として使っていた急須を割って数ヵ月。
紅茶&コーヒーフリークの私にとって、必須のものなれれど、気に入るものに出会えないでいたのですが、今回出合いました。
アンティークでも骨董でもないフツーのティーポットです。
ちょっとレトロっぽい雰囲気が、うちに合いそうな感じがして、連れて帰りました。
イギリスの古いテーブルの上に置いて、記念撮影なぞ。

レースの袖口2枚。
これは、普段売っているところが余りないのですが、ボロ市では、放出されておりました。一枚200円なり。
義母に貰った昔の浴衣があるので、その袖をこれに替えて筒袖長襦袢として着ようと思っています。

それ以外に買ったものは、ウィスキーグラス、チベット仏具のシングルドルチェ。
シングルドルチェは、既に我が家の出窓に飾られ、異彩を放っております。
夫、曰く、「うちのお守り」 だそう^^; 


年の瀬の恒例、世田谷ボロ市へ!

2006-12-16 | お出掛け

去年12月、今年1月の連続ボロ市参戦で、イキナリ「ボロ市フリーク」になった うちの旦那さん。
10月頃から、カレンダーを眺めては、「ボロ市には、平日に行かないと!」 と繰り返し、オサボ体制に。
この日も6時半には起きたようで準備は着々。
片や最近、睡眠薬の効き具合がよ過ぎて、朝起きられない妻。
8時過ぎに起こされ、半ば朦朧としながら、着物に着替え、昼前にやっと準備完了。
無事、夫婦揃ってのボロ市詣出となりました。

400年以上の歴史を誇る日本のフリーマーケットの元祖、世田谷ボロ市。
毎年、12月、1月の15日、16日に開催されています。

今回の目的物は、妻、ティーポット、ワイングラス、ぐい飲み、着物小物、他いろいろ。
夫、チベット仏具(!)、ウイスキーのショットグラス、そして、立ち食い…とのこと。

東急世田谷線の上町駅でおりてしばらく歩くと、突然、人混みが出来て、もうそこは、ボロ市エリアに突入します。
記念撮影をして、ふと横を見ると、もう食べてる人が…。
「ちぢみ」 初めてです。「シャオピン」 2回目です。

「鰯げんこつ」
 これはお奨め!売っているおじさんも楽しいのです。

我らが好きな‘骨董ガラクタの小道’ 

ここは、メイン道路から一本入った細い小路で、古いものを並べた露天が延々並んでいます。表通りのお店で買い物するのも楽しいですが、ここをじっくり見て歩くのもボロ市の楽しみの一つ。毎年、同じ場所に出店しているお店も多いみたいで、お店の御主人とお馴染みさんとが世間話に花を咲かせていたりします。我らもあと、10年ぐらい通ったら、お馴染みさんになれるかも。。

今回、夫が惹かれていた物。
 どこかの刀剣。15万ぐらいの値がついてました。
                                          お願いだから、買わないでください。

 小さなダブルドルチェ(と、右下にある鈴?)
彼は、この後もいろんな物に惹かれていたのですが、結局、シングルドルチェ(フェイクらしいです)を購入。

こうして、買い物を堪能した我ら夫婦は、この後、立ち飲みやへ吸い込まれるように入り、
焼き鳥、モツ似を肴に、
熱燗コップ酒を注文。
地元おじさんに囲まれ、コンクにボロ市を堪能したのであります。

ハイ、土曜日の今日は、もうドロドロです^^;


パリ16区 カマンベールチーズケーキ

2006-12-13 | 美味しいもの大好き

北海道に出張した旦那さんがお土産を買ってきてくれました。
フランス菓子パリ16区のカマンベールチーズケーキです。
保冷パックを開けたら、「ん?チーズ?」のパッケージ。
ナイフを入れて、お皿に盛ってみたら、こんな感じです。

前に買って来てくれたルタオのチーズケーキより、ふんわり、さっぱりの口当たり。
後味に、しっかりカマンベールチーズの風味。
美味です^^


東京都美術館「大エルミタージュ美術館展」

2006-12-12 | お出掛け

ずっと行きたかった展覧会、東京都美術館で開かれている「大エルミタージュ美術館展に行ってきました。
想像していたよりも混雑も少なく、比較的ゆっくりと見ることが出来たのは、平日で、お天気も雨降りだったせいかな。
80点の作品はどれも見ごたえのある絵ばかり。行ってよかったです。

特に惹かれた作品。
「アルテミス」 マリー・ローランサン

マリー・ローランサンって、あまり好きな画家じゃなかったけど、この絵には一目惚れ。
女性と花のバランスがカッコいい感じ。丸っこい(おっぱいも妙に可愛いのです。

「廃墟の中にいる洗濯女」 ユベール・ロベール
廃墟(と言うには立派)の中で働く女性と家族、溢れ出る生命感を感じます。
キャンバスの中で、描かれた人間はとても小さいのに、ちゃんと生きて働いています。
洗濯物とお湯からモウモウと立ち上る湯気も元気をくれる感じ。洗濯好きとしては、描かれたかごや桶にも惹かれました。

「花瓶の花」 アンリ・ファンタン=ラトゥール

小さい作品ですが、とても惹かれました。
花の花びら、葉っぱの一枚一枚が、突き抜けるようにイキイキしてます。
愛でていると、気持ちが穏やかに、元気になってくる絵。
絵と額縁のバランスもとても素敵です。そのままセットで玄関に欲しい…。

そして、やはり、これ! 「果実を持つ女」 ポール・ゴーギャン
 
(当たり前ですが)実物を見て、こんなにいいなんて!と感動。
バレオ(服)の色も空の色も木々の色も想像より、深くて鮮やかです。
「ほぉ~」と言ったまま、見とれてしばし。。

「モンマルトルのキュスティン通り」 モーリス・ユトリロ
とても緻密な建物の窓、屋根、風景。
寒色がベースなのに不思議な温かみを感じました。

他には
「オランダの室内」 ピーテル・ヤンセンス・エリンハ

「窓辺の婦人」 ギュスターブ・ド・ヨンゲ
「ルーヴル美術館の若い水彩画家」 パスカル・アドルフ・ジャン・ダニャン=ブーヴレ
「ナポリ湾の花火」 オスバルト・アヘンバッハ

お昼御飯は、美術館内にあるレストラン「La Muse/ラ・ミューズ」でオムライスを。
トロトロ卵にデミグラスソースが美味!
朝の待ち合わせ時間が早かったので、今日は着物じゃなくて洋服でのお出掛けとなりました。

【大エルミタージュ美術館展】 
会期 12月24日(日)まで
http://www.ntv.co.jp/hermitage/main.html 
つぎは、オルセー美術館展です。楽しみ!


玄関の寄せ植えをクリスマス&お正月バージョンに

2006-12-11 | 日々徒然

大掃除を済ませたら、気持ちに余裕が出来たみたいです。「家の外も、きれいにしよう!」気分が、ムクムク~と湧いてきました。
そんな訳で、今日は、マンションの玄関先に置いてあるプランターの寄せ植えを、クリスマス&お正月バージョンに衣替えなそ。
選んだ苗は、葉牡丹、ストック、パンジー。シクラメンとチェリーセージの横に植え付けました。
色は抑え目でシックな感じを狙ってみたのですが、どうかな。
葉牡丹って、固定観念があって、「絶対、一生植えることはないだろう」と思っていたのですが、赤紫のパンジー、ピンクのシクラメンと植えてみたら、ヒラヒラした葉っぱが華やかで、結構いい感じかも。お正月らしさも出ますし。
この寄せ植えにイキオイを得て、この後、少し大きなガーデニングショップまで自転車でひとっ走りしてきました。



いつもの着物ですが、今日は、半襟を濃い紫色の古布ハギレをにして気分を変えてみました。

この上のコートを着込んで、マフラー巻いて自転車でお店まで、ひとっ走り。
苗を選んでいたら、突然、隣にいらしたご年配の女性に、
「あら、着物なの!偉いわね~」と褒められました。
外は寒いけど、何となく幸せな気持ちです。