なつの天然生活

うつ病の寛解を目指す なつの暮らし。日々の喜びと悲しみ、美味しいお店、パンやお菓子、小さな庭のこと。

銀座のオジサマは着物がお好き?

2006-01-31 | お出掛け

月曜日、「化粧品の使用モニター」という用事があって夕方から出掛けました。少し早く着いたので銀座で時間つぶし。松屋銀座店の大きな鏡で記念撮影なぞ。この日は半襟を付け替えるのが面倒で、「(前日つけた)紫の半襟に合うのは、この着物、帯、羽織で…」と考えた横着コーディネートとなりました。それにしても、デパートの中は暑いです。長襦袢の下にセーターを着込んだり、タイツ履いたりしてたら、汗かきました。

大通りを歩いていた時、年配の男性と一瞬目が合ったと思って行き過ぎたら…「この後はお買い物ですか?」 なつ「はぁ~、そうですけれど。(???)」 「よかったらご一緒にお茶でもいかがですか?」 銀座の三越前にて、あまりの正攻法でナンパされてしまいました! (注:御一緒しておりません) 
本当に年上のお方…。着物で歩くと驚くことが多いです。


紫の半襟、やっとデビュー

2006-01-29 | 着物あれこれ

こないだ手に入れた葡萄柄のハギレ。大きさがバラバラだったので、大きさを揃えて縫ったり、端ミシンをかけたりして、やっと‘半襟’にして使ってみました。着物は、昨日と同じ赤系の紬。着てみたら、帯と帯締め、帯揚げの組み合わせがいまひとつ。気分が沈んでいるので、別の帯にするパワーが出ず、一日これで過ごしました。今思うと、紫系の羽織を着ればよかったんだ…。

***

夕方から家にいるのが嫌で、いろんな場所に出掛けました。その中で思ったのは「ここ数年、人のことを最優先して生きてきたなぁ」ということ。もちろんそれは(大仰に言えば)神様から与えられた使命だと思ってやってきたことだし、自分で甘受してきたことなのだけれど、もっと、自分の幸せとか、豊かさ、気持ちいいと思う気持ちを大切にして人生を送ってもいいのだよなぁ~と、星空を見ながらシミジミ思いました。


薔薇改め牡丹(または芍薬)柄長羽織を赤系紬着物で着る。

2006-01-28 | 着物あれこれ

薔薇柄 改め 牡丹(もしくは芍薬)柄長羽織を、今日は赤・黄色系の紬着物で着てみました。この着物はライアのライブの時、別の羽織を合わせて着たのですが、羽織を変えただけで、その時と全然印象が変わってびっくりです。甘めの着物がモノトーンの羽織でちょっとトーンダウン、引き締まった感じになりました。今回は、無難にベージュの博多帯と海老茶色の帯締め。小物使いで、もっとオシャレになりそうです。濃い紫の半襟とか、帯を合わせてみたいな。

濃い緑の帯締めを合わせてみたら、こんな感じに。
もう少し明るい色目のグリーン系帯締め、写真では半襟で代用しているので、濃い紫の帯揚げも欲しいかも…。そして、羽織紐…!


雛人形を出して春を待つ。

2006-01-27 | 日々徒然

3月中旬並みの気温だったとかで、久しぶりに暖かくて過ごしやすい日でした。気になっていたラティスを直したり、植木鉢を片付けたりというベランダ作業が久しぶりに出来ました。少し気分が楽なったので嬉しいです。その勢い(?)で半襟を入れてある箱を整理、そして、雛人形を飾りました。うちには子供がいないので、これは私のためのお人形。義母が北海道に行った時に一目惚れしてお土産に買ってきてくれた優佳良織(ユーカラおり)の雛人形です。優佳良織は北海道旭川の木内綾さんという女性が始められた手織りの織物で、使われる材料は羊毛、染めから糸つむぎ、機かけなど20以上の工程を経て作品が出来上がるそう。羊毛ということはウール。そのせいか、手のひらにのせると、お内裏様もお雛様も手触りがふんわり~何となく温かい感じがします。そして、絹の着物を着たお雛様より、少し庶民的な感じも…。子供の頃、母は「早く仕舞わないと婚期が遅れる」と4月3日が終わると(うちは旧暦で雛祭りをしていました)、必死で片付けていた、いや、片付けさせられたような記憶が…。一月の末からお雛さんを出すなんて早すぎるかな。でもお雛さんがあるところだけ、少し春めいた雰囲気になるので、いいとしようかな。


春の気配。

2006-01-26 | 日々徒然

早朝覚醒してしまい、朝すっきりと起きれませんでした。頭の中が靄(モヤ)。時間をかけて「うぎゅ~」と孵化するように起床、午前中に約束していた予定はキャンセルしちゃいました(ごめんなさい)。昨日、洗濯機の修理に来た家電メーカーの人の話を、延々聞いたからかなぁ。今日は着物が着られませんでした。残念…。旦那さんはまた大阪と北海道への出張。明日、帰って来るまでには浮上したいと思います。

人間の状況は置いといて、植物はもう春。友達の庭にはネモフィラの青いきれいな花が咲いていました。
ベランダガーデナーとしてそろそろ復活しなきゃな。


「薔薇柄の羽織」を着てみる。

2006-01-25 | 着物あれこれ

一昨日、押入れから発掘した薔薇柄の長羽織を着てみました。浅草行きの時に着た大島紬とピンクで絞り生地の名古屋帯と合わせてみたら… 本当です!着てみると意外にシックな印象で大輪のバラ(?)も違和感がないです!それに、この羽織、遠めで見るとモノトーン…! 

花の部分をアップで。

この花は、薔薇でしょうか、牡丹でしょうか? うーん、なんとなく“高島屋のバラ”に似てる感じ。花びらとかもバラっぽいかなぁ?でも、私、ボタンの花が、いまひとつよく判ってないかも…^^; 

近寄ってみました。
クリーム色の帯締めでも、いけるかも!
ありもの小紋・活性化計画」中(きっとずっと進行中)の
小花柄小紋にも合うかなぁ~。

あ、羽織紐を調達せねば! 久しぶりに物欲が湧いてきました☆


タイのアラ煮を作る。

2006-01-25 | ぶきっちょ料理

最近、“夜スーパーに行く”のに凝ってます。昼間は子供連れのお客さんが多くて混雑している店内も、夜の7時半を過ぎたあたりから、一人で買い物をする人が多くなって、BGMも“まったり”系に。大手スーパーにはない商品も置いてあったりするので、住んでいる場所を忘れると、「一瞬、あら?ここって、高級スーパー!?」みたいな雰囲気もしなくもなく…(言い過だ!) いずれにせよ、混雑が苦手な私には、好都合!BGMをさえぎる耳栓さえしていれば、快適に買い物が出来て嬉しいです。
前置きが長くなりましたが、そのスーパーで、最近発見したことが…。7時半~8時頃を過ぎると、お魚が半額になるんです。お刺身も半額、切り身も半額、初め2割引シールが貼られていたものも、時間が遅くなると徐々に半額にプライスダウン。
一昨日の夜には、こんな「めだい」のパックを見つけました。
頭の部分と切り身が一緒に入っていて250円→125円!新鮮そうです。

これを買い込み「メダイのアラ煮」を作ってみました。お酒とみりんを煮立たせて、お醤油と生姜を入れた後に、魚を入れて、煮込むだけ。料理本には「ゴボウと一緒に煮る」とあったけど、うちには無かったので、余っていたお豆腐を最後に入ちゃいました。なんか豪華な晩御飯のオカズじゃないか…と自画自賛。この分だと、しばらく、はまりそうです。

 

煮汁は「にこごり」になっていて、捨てるのがちょっともったいない感じ。何かに使えないかな。


「着物で自転車」にびっくりされる。

2006-01-24 | お出掛け

今日は、午前中、コープ(生協)の小さな集まりに出てきました。参加するのは、京都から帰ってきて2回目。今回も着物で出席したのですが、誰も不思議そうな顔をする人は無し。きくちいまさんも本で同じようなことを書いておられた記憶があるのですが、何回か着物で会うと、たいていの方に「この人は、着物を着ている人」と認識して貰えるみたいで、「なんで着物なの?」とか質問されなくなります。逆に、洋服の時に「今日は着物じゃないの~??」と言われたりもすることもあるけど…。着物は不思議がられなかったけど、自転車に乗ってきたことびっくりされました。一回乗っちゃえば、そんな大変なことじゃないんだけどな。あ、まず着物を着ていることが珍しいのでありました…。


今日の着物は、赤と白の格子模様入り黒地ウール。自転車に乗るときは長いエプロンをしています。
この上から自称“モモンガコート”を着れば、かなり謎の人物になれます。マフラーなぞ巻けば完璧!

最後は、こんな感じで試食会。右の丸いのは、かぼちゃ一個丸ごとの「かぼちゃプリン」。 


「薔薇の長羽織」発見!

2006-01-23 | 着物あれこれ

お茶会に着た着物をしまうついでに、押入れの片付けをしたら、こんな長羽織を発掘しました。ハッキリ言って忘れてました。義母から貰った‘薔薇’柄の長羽織です。ピンク色の大きなバラの花に、黒とかグレーの葉っぱみたいな柄、全体にラメまで入ってます。古いので裏地にはシミが浮いてるけど、表は大丈夫みたい。
しっかし、この大きなバラちゃんは、私のどの着物に合うのやら…。箪笥の肥やし脱出への道は遠そうです。


洗濯機が壊れて、夫婦で洗濯する。

2006-01-22 | 日々徒然

昨日、初釜で出掛けたので、今日は「完全オフ日」の予定。ゆっくり起きて、シャワーを浴びて、たまった洗濯物を片付けようと思ったら…洗濯機が壊れてしまいました^^; お風呂の残り湯を使って洗って、脱水・すすぎをしようと思ったら、洗濯機のスイッチが入らなくなちゃったのです。夫婦二人分の3日分の洗濯物が、洗濯機の中で洗剤にまみれた泡泡状態…!呆然とするも、仕方なく、お風呂場で、山盛りの洗濯物を、すすいで、絞って~すすいで、絞って~という洗濯労働に従事しました。いきなりのハードワークです。昨日着物の下に着た、ネルの裾よけとか足袋とかババシャツとかを洗っていたら、頭の中に浮かぶのは「桃太郎」…“おじいさんは山へシバ刈りに、おばあさんは川へ洗濯へ~そこへどんぶらこっこ、どんぶらこっこ…エンドレス…で続きます” うちの旦那さんは山に行かずに洗濯物絞りを手伝ってくれてホントによかったです。
洗濯機を買って今年で7年目。たまに、ちょっとスイッチが入りにくくて「あれ~?」と思うことはあったけど、夏に京都に行って戻ってきたら、その間休養できたのか、その後は元気で働いていたから油断してました。でも、最近、寒いときに家の中のいろんな物のいろんな物が壊れることが多いかも。ペットが飼い主に似るように、電化製品も持ち主に似るのかしらん…?


雪の日の初釜。

2006-01-21 | 習い事いろいろ

今年初めての積雪の土曜日、お茶の初釜がありました。子供の頃に出た写真があるけど、記憶に残ってないので、事実上の「初体験」。10時半に間に合わないといけないし、前日からちょっと緊張気味です。朝は旦那さんに叩き起こしてもらって起床、メークして、髪をまとめて、着物を着て~~、朝だわ、時間はないわ、寒いわ、雪だわ~で、もう必死です!優雅に歩くのは、初心者の私には無理です!雨よりも雪の方が大変かも…。派手な傘を握り締めて、雪の中をずんずんずん!と会場へ向かいました。

お茶室の様子なぞ…。

 
床の間の掛け軸は「日出乾坤輝」。その上にお正月の注連縄。
 
お花は、寒椿と蝋梅(?)、そして、結び柳。中央には、熨斗(のし)をかけた炭が飾られていました。

障子の向こうは、こんな雪景色。
積もってます!寒いです!カイロ貰って腰に貼りました。

一番初めは、全員で炉を囲んでの「お炭手前」。寒いお茶室が少しづつ暖かくなっていきます。その後は、懐石風のお弁当で食事をして、お濃茶、薄茶と、お茶席が続きました。私達夫婦は習い始めですが、地元の公共施設で何年も続いている同好会で、先生のご近所さん&同年代が多いので、和気藹々ムード(やや、オバサマパワー炸裂という感じも^^; ) 着物も「自分で着た」と言うだけで褒めて頂いて嬉しい限り。私は教えて頂きながらお手伝い、お茶を頂いて、初めての半東さん役をしました。深々と降る雪の中のゆっくりした時間。今年から、また少しづつ練習して、茶道が自分の身について行けば嬉しいです。そして、夫婦で楽しめる一生の趣味になれば、なお嬉しいかも。。

教えていただきながらの半東さん役。
 私って、こんなにお尻が大きかったかしら…。この色って膨張色?


 
水屋にて。動きが判らず、ウロウロ中…。

余談ですが、初釜のお菓子は「花びら餅」と紅白のお干菓子。
「美味しいなぁ~」としっとりした落雁のようなお干菓子を食べた途端、
奥歯の詰め物が取れちゃった。かなりの動揺です。

 

いろいろ失敗もしましたが、今日の色無地コーディネートです。
補色挑戦!青い帯締めポイント主義”にしました。

写真で判明した今日の着付け反省:半襟の幅が狭い、右の胸元(帯上)にタルミが少々、長襦袢が…。
二重太鼓は、先輩方が綺麗に直してくださいました。


初釜です。着物と小物に悩む、悩む…。

2006-01-21 | 着物あれこれ

この機会に絶対着たかった着物があります。中学生から高校生の頃、お琴の発表会に着ていたもので、結婚する時に、母が洗い張り・色掛け(薄いオレンジ→ピンクへ変身)・仕立て直しをして持たせてくれた着物です。働いていた時には、正直、この着物の存在は忘れ去られていましたし、普段に着物を着るようになってからも、明るいサーモンピンクの色目、しかも、紋入りの色無地ということで、登場する機会は全く無し! この色は、ハッキリ言って、かなり年齢を選ぶ…早く着ないと永遠に出番が無い感じ…。

今回は、茶道のお正月 「初釜」。 もう登板決定~!です。帯は、冒険をして悩まないように、ベーシックな花柄の袋帯にしました。母か祖母の帯です。そうして、その次が、帯揚げと、大難関の「帯締め選び」。

 

可能性がありそうなものを並べて、悩む、悩む、悩む…  (この間、一時間ぐらい)

  


元旦に、この帯で淡いピンク系のお召し(?)に、ピンクの帯締めを締めたので、ピンク、オレンジは候補から外して、こんな感じに絞込み。

 

冬だから水色は寒いかも…」と思い、“イエローゴールドコンビ”か、“青い帯締めポイント主義” 、このどちらかで、行くことに決定! 
 

長い道のりでありました…。


「別珍の半襟」を手作りする。

2006-01-20 | 着物あれこれ

今日は、家にあった端切れで作った「別珍の半襟」をデビューさせました。首すじを突き出して写真を撮ってみたけどわかるかな?色は、「目に暖か」を狙ってこげ茶色、起毛素材なので、肌触りもふかふか~。癖になるかも…。


寒かったので冬ごもり。冬っぽい芥子色の織帯、世田谷ボロ市で買った煉瓦色の帯締めで、
ライアのライブに着たピンク~黄色系の紬着物を、普段着の「おうちコーディネート」にしてみました。

* * *

明日は初釜。朝から出発せねば…。
もしかしたら、雪の中かも…!
準備も押し迫り、今から緊張ぎみ…。


手作り味噌で「鯖の味噌煮」を作る。

2006-01-20 | ぶきっちょ料理

先日、ライア(竪琴)のライブを聴きに行った時、友人の旦那様に手作りのお味噌を頂きました。原料の大豆から厳選し、お米を煮て天然酵母で作ったとのことで、とても香りが良い美味しいお味噌。まだ中に残っている大豆の粒を食べても美味しいです。お味噌汁に使ったり、田楽にしたりしましたが、昨日は「鯖(サバ)の味噌煮」を作ってみました。一人暮らしを始めた時から持っている年季の入った行平鍋に、水、砂糖、みりん、味噌、生姜を入れ、少し煮立ったら、切り身を並べて、落し蓋。静かに弱火でクツクツクツ…。久しぶりに作るので、計量スプーンを持って、料理本を確認しながらの料理です。
煮魚を、それも味噌煮を作るなんて、本当に久しぶり。少しづつ元気になってきているようで、何となく嬉しいな。


帯締め好きのサガ。

2006-01-19 | 着物あれこれ

白状します。私、「帯締め好きなんです。使えそうな帯締めを見つけると買わずにいられない「帯締めマニア」と言ってもいいかもしれません。もちろん着物も帯も大好きですが、親が結婚する時に持たせてくれた着物がある上に(普段着ない着物が押し入れの天袋で冬眠中)、母親が一昨年一人暮らしする家に引越しした時、うちにどっちゃりりん!とやって来た‘母の一生分の着物(だいぶ整理したけど)’もあるし、義母からもらった着物もあるし~で、我が家の収納力はもう限界!「着物は、もう増やさない」と堅く決めている(今は?)ためか、その分の「欲しい病」が、どうも場所をとらない帯締めに向かっているようで…。最近も4本買ってしまいました。それも似たような色のを…^^;

写真の一番上から、濃い目のピンクと白の2色で組んだもの、細めの明るめサーモンピンク、、アンティークの…これは何色かなぁ、太めで落ち着いたピンク色、それから茶色にちょっと近いオレンジ色、ビワ色というのかな(うーん、色を表す日本語語彙を持たない自分がもどかしい…)、上2本と一番下は1月の「世田谷のボロ市」で、上から3番目は銀座松屋の呉服売り場に入っている「壱の蔵」さんでです。こういう色目のはもう持っているので、「寒色系、青、紫、グレー、それから中間色の緑系を増やそう!」思っていたはずなのになぁ~。でも、こうやって並べて写真を撮っていると一人でニマニマしてしまいます。。
まだ足を踏み入れてないけど、帯留めと簪(かんざし)も、かなり惹かれるアイテム。ここに一歩踏み出したら、また、いつの間にか財布を握り締めてる私が見えるようです。

【新春 壱の蔵 逸品展】
銀座松屋 7階特別催事場
1月20日(金)~1月22日(日) ←20日金曜日、つまり明日から~ハッキリ言ってかなり惹かれてます。

【アンティーク&リサイクル着物 壱の蔵 原宿本店
住所:東京都渋谷区神宮前1-15-1 VIA原宿103A
TEL:03-5474-2281