まったりした雨の月曜日の朝、「今日こそ、やらねばならぬ…」と、木綿の反物の「地のし」をしました。
土曜日の夜、何も考えずに、お風呂の浴槽の中につけてしまい、一晩。
日曜日には当然のごとく作業ができず、ブリキの洗濯桶に移して、更に一晩。
「もういい加減に、水から引き上げないと…」と、今日、重い腰を上げた次第です。
いつもは、陽の当たらない時間を選んでベランダで陰干しなのですが、今日は雨なので、お風呂場で干すことに。
軽く脱水を掛けた反物を2本の棒にかけて、浴室乾燥機のスイッチをonします。
しばらくして、程よい生乾き状態になってきたら、「地のし」スタート。
この反物は、この間、着物の神様が風呂敷包みとなってやってきた時に頂いたもので、濃紺に黄色い縞柄、普段着着物によさそうな感じで、今、縫っているサマーウールの次に縫おうと一目見た瞬間に決めたお気に入りです。夏に買った無印良品のスチームアイロンも使い勝手がよく、縦に~横に~と気分よくアイロン掛けしている途中… 頭の中に、ある疑問が!
そして、それは確信へ…。
「狭い! そして、たぶん、短い…」
途中で中断するわけに行かないので、最後まで地のしをして、反物を測ったら、
なんと、長さ10m20cm! 幅35cm!
水につける前、38cmはあった幅が、2cmも縮んでました。
幅があったので、「長さは大丈夫だろう」と油断していたけど、もともと長さ11メートル位の反物で、80cm位縮んだのかも…。
ありゃりゃ、予想外の展開。というか、一枚目の浴衣を縫う前に、ガーン!となった展開を再度やらかすとは…。
裄68cm袖幅9寸2分の私。やっぱり35cm幅では無理だろうなぁ。
あ、その前に長さが全く足らないのでありました^^;
あぁ~、この反物にどんな運命を与えればいいのやら…。
大きな宿題を背負った気分です。