なつの天然生活

うつ病の寛解を目指す なつの暮らし。日々の喜びと悲しみ、美味しいお店、パンやお菓子、小さな庭のこと。

【京都通信】魔界ツアー

2005-07-31 | お出掛け

旦那さんのリクエストで魔界ツアーです。最初に向ったのは「一条戻り橋」。ここは平安時代、この世とあの世の境目と考えられていた橋らしいけど、今はごくごく普通~。水も流れてなくて、ちょっと期待はずれでガックリ。次の目的地「清明神社」を目指しました。陰陽師の安倍清明の屋敷跡に建てられた神社で、映画の影響か、かなりトレンドスポットになってるみたいで若い男女二人組み多しです。いたるところに「五茫星」マーク。もちろん、絵馬にも☆マーク。ちょっと興味が湧いて絵馬をめくってみました。


小さくて見難いと思いますが、いろんな願い事があります。
「幸せになりますように、行きたいところに就職できますように、好きな人と誕生日とかイベント事を一緒に過ごせますように、やせられます様に、健康で過ごせますように」 ちょっと欲張りかも…でも気持ちはわかります!
お次の方「○○さんと○○さんの肩が治りますように、○○さんの足の骨がくっつきますように(!)、○○さんの手術が成功しますように、私の足が無事治りますように」入院中の方でしょうか?それとも看護士さん??
「○○と、よりがもどりますように♡」…ストレートなお願いですな。
「たすけて下さい、よろしくおねがいします」 …この方はかなり切羽詰ってらっしゃるようです。清明さん、是非たすけてあげてくださいまし。

そんな絵馬をみながら敷地内を散策。もともとの一条戻り橋がこちらに移されていました。橋の写真を撮ったら、柳の陰に隠れて何か不思議な像が…しだれ柳の枝を掻き分けてみましたら、!!!。千と千尋の神隠しの湯ばあ婆さんかと思いました。この異形のお方、ライオンズクラブが寄贈された、式神さん…柳の下のこのお方、正面から御対面するとかなりインパクトあり。夜に通りかかると怖そうです。

 

旦那さんは、おみくじを引き、吉。黄色のお守りにもいたく心引かれたようでお買い上げです。好きな黄色に、☆に向って、右肩上がりの縁起の良さ。500円なり。早速システム手帳のポケットに忍ばせる旦那さん。かなりお気に入りのようで…。


【京都通信】能装束を見て来ました。

2005-07-30 | お出掛け

京都文化博物館で開催されている「第9回能装束・能面展 能にみる平家物語」を見に行ってきました。私が能を見たのは、ただ一回、高校の文化行事、校外学習か何かで見た時だけ。その時は、受験を控えて睡眠不足だったので、能楽堂の中でぐっすり居眠りをした記憶が…。でも着物を着るようになって、今、京都在住中…私のムクムクと興味が。。(財)片山家能楽・京舞保存財団の恒例行事のようで、なんと入場料無料。Go!です。
6階の広い和室の展示室に行くと、家物語をテーマにした能を舞う時に使う、装束と能面がずらりと展示してありました。能の装束をこんなにまじかに、しかもじっくり見ることが出来るのは初めてのことです。豪華な織物の上に、見事な日本刺繍。来場されていた御年配の着物姿の女性がお詳しいそうだったので、さりげなくその方のグループの後ろをついて歩いて、会場を一周り。前回、見に行った京友禅の老舗、千聰さんの「京の優雅~小袖と屏風~」展でも思ったけれど、見に来ている方の中に必ずその分野に詳しい方が何人かおられるのは、やっぱり京都だなぁ~と思います。たぶん能楽師の方の能面についてとその時に使う能装束、扇などについての説明もあり、本物の能への興味もさらに増した展覧会でありました。


第九回能装束・能面展 能にみる平家物語
7月29日(金)~31日(日) 

 


【京都通信】身体で知る京都の暑さ

2005-07-29 | 日々徒然

京都の暑さは知っていたつもりでしたが、予想以上です。私が高校や大学時代に住んでいた時より、暑くなった気がするんですが、気のせいかなぁ~?京都で暮らし始めて、約2週間、ふとあることに気が付きました。
「ジーンズとかの洋服で出掛けた日は、身体がかゆい…」
「特にブラジャーやショーツがあたっていたところが…」

「あせも~!?」

色気のない話ですが、ベビーパウダーを買ってきて、毎日、全身にパタパタ。
この歳で「汗疹(あせも)」に悩まされるなんて、情けないです。


【京都通信】下鴨神社 御手洗祭

2005-07-28 | お出掛け

天気予報みたいですが…今日の行事は、下鴨神社「御手洗祭(みたらし祭り)」です。着物で行こうかと悩むこと、しばし。初体験で、どの辺りまで水につかるのか分からなかったのと、不測の事態=水の中でコケル!を考えて、安全策をとることに。ジーンズ姿、タオル持参で、午前中に出掛けました。
下鴨神社(加茂御祖神社)へ一歩入ると、しーんとした綺麗な空気…なんとも言えない気持ちいい空間、あえて言えば、よい気に満ちている感じ。島根の出雲大社に行ったときと似ているかもしれない…そんなことを考えながら、「足つけ神事」の入り口へ行きました。靴とソックスを脱いで、ジーンズをモモまで上げて、準備完了。御祈祷料200円を払い、灯明用ロウソクとうちわを貰えば、
参加気分も盛り上がってきて、ワクワクです。スロープを降りて、いざ水の中へ。

水が、めちゃくちゃ冷たくて気持ちいいです…。
混んでなかったので、じっくり足浴してしまいました。
下の石が足のツボも刺激してくれます~(かなり本来の意味からずれていますが…)。

貰ったロウソクに火をつけて、供えます。団扇のポップさが意外!

28日午前中の混み具合はこんな感じ。
                                    みなさん、ゆっくり、お散歩中であります。

水からあがった後は、ご神水を頂いて終了。国宝の本殿、重文の舞殿をお参り、神社とともに世界文化遺産に登録されている「糺の森」へ。京都市内の喧騒が嘘みたいに、穏やかで静かな森です。みたらし団子の出店も出ていたけど、焼き上がりを待つ人の列が出来ていたので今日はパス。ちょうど夕方からの参拝客のために準備を始めていた屋台を見ながら、ゆっくりと散歩を楽しんできました。

御手洗祭は4日間続くそう。明日からは別の行事が行われるのでしょうか?「観光客」というか「修学旅行生」気分のなつは、興味深々。そうそう、家に帰ってネットを見たら、夜は浴衣姿の女の子が参拝している姿がありました。また、行ける時があったら、今度は浴衣で行ってみたいな。


【京都通信】天神さんで買った帯、その一

2005-07-27 | 着物あれこれ

昨日、天神さん(北野天満宮)の縁日で買った帯です。部分的にレース編みみたいな織り方がしてあって、色は赤。お太鼓の部分もレース模様が入っています。着物は、母が若い時に着ていたもので、白地に黒の抽象柄、レトロちっくな模様の着物。この着物もよく見るとレース地。私のところへ来て、9ヶ月。やっとこの着物を着れて嬉しいです。濃紺のハギレを半襟にして、帯揚げと帯締めは黒。
この格好で今日「きゅうり封じ」を見に行ったら、突然後ろから声を掛けられました。
「素敵やね!そやけど、黒の帯揚げと帯締めは、したらあかんわ~!!」
さすが京都(?)、よう見てはります。

手持ちの帯締めでなんとかしたい…なつ なのですが…。


【京都通信】謎のきゅうり封じ。

2005-07-27 | お出掛け

京都に来てから、京都市文化情報システムというサイトをよく見ています。今朝、そのサイトを開いたら、今日の行事は「きゅうり封じ」と…。きゅうり ふうじ~???早速ですが、行ってみる事にしました。京阪電車の三条駅で降りて、市バスの10番に乗ってバスの旅。降りたのは「御室仁和寺」のバス停です。目の前には世界遺産である任和寺ですが、今日の一番の目的は「きゅうり封じ」。五智山蓮華寺さんへ向いました。

山門をくぐると本堂脇に、たくさんのキュウリが…一箱に1本づつ。

ここからの流れをつかむのにちょっと時間がかかりました。まず受付でキュウリ代を払い、番号札を貰って本堂へ、そこでキュウリが御祈祷されるのを待ち、(黄色の法衣を着たご住職が御祈祷中です)札と引き換えにキュウリ頂いて帰ります。
 

で、そのキュウリはどうするか? 3日間朝晩、身体の痛いところをキュウリでさすって、4日目の朝に人の踏まない土の中に埋めて完了!土に埋められない人は、お寺に持ってきてもいいそう。弘法大師さんの残した秘法ということで、キュウリに願いを封じ込めるから、きゅうり封じ。なるほど~!なつは、昨日、天神さんで買ったキュウリが冷蔵庫に5本あるので辞めましたが、この「きゅうり封じ」は年中行事として定着してるみたいで、遠方からの参拝客らしきグループも多かったです。しばらく居させてもらった本堂は、護摩も焚かれて、密教ワールド。本堂内の調度品や飾り物の配置も珍しくて興味深々でした。家に帰って調べたら、こちらのお寺さんは、真言宗の別格本山でありました。

そして、仁和寺へ。二王門は威風堂々。貫禄があります。京都の大きなお寺は、建築物とか門とかが想像していたより大きいことが多いです。休憩しながら、金堂、御影堂、五重塔、勅使門などメインのところを見て歩いて1時間はうろうろ~。。下が砂利なので、下駄だと、ちと歩きにくし。紅葉の季節にも来てみたいと思いながら、ついでに龍安寺の庭!とバスに乗ったら、間違って妙心寺に来てしまいました。しかたなくお寺内の道を散歩。後姿で記念撮影なぞ。背中に疲れが滲んでいるかも…。


【京都通信】北野天満宮で市デビュー

2005-07-26 | お出掛け

25日は京都 北野天満宮の縁日に行ってきました。「市」デビューです。朝の9時頃に「天神さん」着。
想像をはるかに超えるお店の多さにボーゼン。骨董品というか古い雑貨、着物、食べ物の屋台、下着を売る店、手作り品、等々。御祭りの縁日と骨董市と、おばあちゃんの原宿、巣鴨の御地蔵さん通りが一度に集まった感じです。もう、どこから見ていいのやら~。
着物や帯がメインらしきお店を見つけて、帯を見はじめることにしました…が、シートの上は着物と帯の巨大な山!
どこから見ればいいのやら~。着物姿の女の子二人組を発見して、「私も市仲間が欲しいよ~!」と心の中で叫ぶ私。私が見始めた頃には、着物を買い終わって帰る人もいたので、もっと早く行った方がいいのかも。山と格闘して帯3本購入。ほとんど勢いです。見ていると、言われたままの値段でそのまま買う人が多いです。お馴染みさんになったら、おまけしてもらえる感じなのかな。また、歩く歩く。あ、
この間買った麻の帯に合う帯締め発見です。嬉しいです。着物と帯、その他もろもろ和装関係物に夢中で写真も全然撮っていません。。

グリーンティーを飲んで少し疲労回復して、我に返り…

野菜を売っているお店で、加茂ナスとキュウリを。
                                     この茄子で、田楽にしました。

このころでちょうど12時前ぐらいです。見たお店はたぶんほんの一部。私のペースだと、全部のお店を見るには一日かかるかも…。今度はもっと体調を整えて、朝早くに来たいと思います。そして、次は東寺の「がらくた市」かな。。ファイト・オー!

 
 
 

【京都通信】町屋でフレンチ。

2005-07-25 | 美味しいもの大好き

120年の京町屋と使ったフレンチレストランに行ってきました。Douze Gout 12+(ドゥーズ グー)です。暖簾をくぐって、細い路地を通った奥が入り口。ワクワクしながら進みます。玄関を入ると…あらら!いきなりモダンな空間!ここまで、町屋もイメージが変わるんだ…と「京町屋再生セミナー」を受けた私はちょっと複雑な気持ちに。お料理はフランス料理に懐石のよさを取り入れた感じ。食前酒は、私はシェリー、旦那さんはビール。グラスワインが赤白それぞれ5種類ぐらいから選べたので、少しづつ美味しい物を頂きながら、ワインを楽しんできました。たぶん2人でフランス料理を食べたのは4年ぶり。それぐらいドタバタした日々を送っていたのかな。

私達は1階でしたが、2階席に上がる家族連れの姿も見られました。お箸で食べられるのも人気なのかもしれません。サービス担当の方もお若くて気さく。あまり堅苦しくないレストランでした。全部写真は撮れなかったけど、お料理はこんな感じです。

  
             

 

 

自転車の後ろに揺られての家路。祇園祭の提灯が綺麗です。



【京都通信】着物で、京町屋セミナーに。

2005-07-24 | お出掛け

本日の着物は母が結婚する前から着ていた白地に小花柄のうすもの、そして巡り会ってしまった麻の名古屋帯を締め、刺繍の色から一色とって帯締めと帯揚げは淡いピンクにしてみました。

京町屋再生セミナーのよしやまち町屋現地見学会です。

はじめはこの京町屋の改修をされた棟梁さん、大工さん達から、町屋の仕組みや使い方の基本、町屋の良さを生かして改修、リフォームをするにはどうしたらいいか、家の傷みに出来るだけ早く気づくポイント、町屋の耐震補強の方法、など、とてもわかり易い、でも、めったには聞けないお話を伺いました。お話を聞きながら思ったのは、それぞれの職人さんが、きちんとした技術とノウハウ、つまり、腕を持っておられ、自分の仕事への誇りを持っておられるんだなぁ~ということ。「自分も満足するいい仕事が出来たと思う時、初めて有難くお金を頂戴することが出来ます」という言葉が印象的でした。

そして、次は柿渋と弁柄塗りの体験。私はたすき掛けで挑戦です。写真の赤い色がベンガラそのまま、黒いほうがベンガラに硝煙を混ぜて色を調整したものです。ベンガラは塗った後、油で磨くそう。柿渋は塗った時は殆ど色が付かないけど、年月が経つほどにあめ色になってくるそうです。どんな色になっていくのかとても楽しみです。
 


【京都通信】観光な土曜日は、国立博物館からスタート。

2005-07-24 | お出掛け

新しい会社へ出社した旦那さんの初めてのお休み。旦那さんは観光気分満々!私は結婚式、引越しからのドタバタからの疲れが溜まっているのか、ちょっと御疲れモードです。しかし、貴重な土曜日!まずは、京都国立博物館の特別展覧会 坂本龍馬生誕170年記念「龍馬の翔けた時代 その生涯と激動の幕末」へ。ロダンの「考える人」も出迎えてくれました。これだけの龍馬関係書簡が揃う展覧会は始めてということもあってか、午前中に関わらす、入場者多し。そして展示品も多し。興味深い品物や手紙も多かったけど、一番印象的だったのは、坂本龍馬の紋服です。まず紋がとても変わっています。そしてとても長身の人だったので、身丈も身幅も長いです。33歳で暗殺されるという短い生涯を生きた一人の人間として、坂本龍馬をとても身近に感じることが出来ました。そして、1時半からの土曜講座。今日の講義は、霊山博物館館長・木村幸比古先生の「京における龍馬」。階段にも人が座る盛況ぶり。でも、ここで、なつの疲労はピークです。ちょっと、あ、かなり、こっくり、こっくり…。一回では全部観切れません。もう一度来ようと思います。そして常設展にも来たいです。
外に出たら噴水が眩しい。身体が甘いものを欲しています!

ヘロヘロ状態で甘春堂東店、2階の茶房「しおり」へたどり着きました~。パフェを食べて、ちょっと一息。白壁に大きな梁、大黒柱が光る気持ちいい空間。穴場なのか、土曜日3時頃のお茶タイムにも、お客さんは私達だけ。のんびりとゆっくり休憩出来て満足満足。今度は「上生菓子、干菓子付きのお抹茶セット」かな。
 
壁には干菓子の型やお煎餅の焼き板がずらりと並んでいます。

 頼んだ抹茶パフェを撮れども、写真は疲れでブレブレ~。

そして、続く観光旅行。
 
次なる場所は、豊国神社。豊臣秀吉を祭る神社です。目的はこの豊臣秀吉が淀君のために建てた門といわれている門で、そう思ってみると神社にはちょっと不似合いで、ゴージャス&艶やか!そして次は、方広寺。迷いました…。探し当てたら、豊国神社のすぐ隣…。ここには豊臣秀吉が立てた大仏のための鐘が残っているんです。が、その鐘…さすが奈良東大寺の大仏さんより大きい大仏のための鐘、想像を超えるデカさです。そして、さらに驚いたのは鐘の大きさに対して「国家安康」「君臣豊楽」の文字の小ささ…。鐘の左側、ちょっと白いところがその文字の部分!肉眼では鐘突堂の外側からは見えません。‘イチャモンをつけた’と歴史の時間に習ったけど、こんな細かい文章の中にある8文字だとは!イチャモンをつける人はどんな細かいことでもつけるのかしらん?人生の教訓を得たような一日観光でありました。

【京都通信】帯との出会いは突然に…。

2005-07-23 | 着物あれこれ

それは、ある暑い夏の日の昼下がりのことでございます。京都の四条烏丸にある銀行まで通帳の記帳に行った帰り、仏光寺通りをボーっとした頭で、ヨロヨロと自転車をこいでおりました。そんな時、目に入った きもの楽市 彼方此方屋 という文字。「きもの」、そして‘楽市’にふられた「フリーマーケット」のルビに、身体が無条件反射して、吸い込まれるようにお店の中へ入りました。「藍色の浴衣に合わす半幅帯が欲しいなぁ~」 そして帯を見せてもらっているうちに…麻の名古屋帯、色は黒、涼しげな花の刺繍。欲しかった夏の帯。状態よし。これを出会いと言うのかも!これがあれば、母からのお譲り着物で、まだ着ていなかった白地の着物に合うかも!

買い物が苦手な なつは、合わせたい着物を取りに家に戻って、また、お店へ(あ、ここでもまた道に迷いました)。もう汗だくです。着物と合わせてみて、お店の方に超初心者炸裂な質問を繰り返し、長居した末に、やっと購入決断! 

「骨董市」に行くまで出会わないようにしようと思っていたのに、早々に出会ってしまいました…。

【お店】
きもの楽市(フリーマーケット) 彼方此方屋
京都市下京区仏光寺通柳馬場東入
午前10時30分~午後5時30分
定休日/毎週月曜日

*丸洗い、お仕立て、丈詰めなどのお直しも、お手ごろな値段でお願いできるようです。


【京都通信】町屋のヘアサロンでカット&サボンカフェでランチ。

2005-07-22 | 美味しいもの大好き

行きたかったヘアサロンBondへ行ってきました。築70年の京町屋をリフォームした美容室です。家を早めに出たら、迷わずに着いてしまったので開店時間の30分前。近くの京都文化博物館で時間をつぶしました。予約時間の11時にお店の前に行ってみると人が立っている…???。初めてくるお客さんは入り口が解かり難いので待っていてくれるそう。細い通路を通った奥が本当の入り口。京町屋の間取りをそのまま生かしてある気持ちいい空間です。今回はカットをお願いしたのだけれど、一番良かったのは実はシャンプーでした。手の動きと強さがとても気持ちよくてマッサージされてるみたいで…頭がシャッキリ!今まで同じサロンで「髪型お任せ」状態だったから、「そういえば、ヘアスタイルの見本とかを持って来るんだよな、こうゆう場合は…」とスタイリストさんと話しながら思う なつ。パーマも勧められたけど、カウンセリングの結局、カットだけで全体的に髪の毛を軽くして貰うことにしました。夏らしくさっぱり!これでアップも楽チンになるに違いないです。

その後はサービスで貰えるドリンクチケットを持って奥にある「サボンカフェ」へ。ここでお昼御飯にしました。カレーが何種類もあったから、カレーがオススメなのかな~と思って「サボンカレーごはん」を注文。雑穀が混じったご飯に、お揚げ入り、かつおぶしトッピングの和風のカレー。付いていた小鉢のおかずも美味しかったです。和食の味が濃くないのって嬉しいな。このカフェはお店の半分が、「あがりがまち」から上がる畳の部屋になっていて、丸や四角のちゃぶ台に御座布団。ペタンと座れるって、やっぱり気持ちいい。置いてあった雑誌や持っていた本を読んで長居してしまいました。ひとりで気持ちよく過ごせる場所がひとつ増えて嬉しいです。


【京都通信】着物の部分洗いを頼む。

2005-07-22 | 着物あれこれ

近所で「丸洗い、染み抜き 着物 洋服」の古い看板があるお家を見つけました。お店屋さん風ではなく、昔からの自宅に作業場がくっついている感じです。こないだ弟の結婚式で着た黒留袖のことが気になっていたので声を掛けさせてもらうことにしました。

ちょっと頑固そうな御主人…でも、着物のことを尋ねると親切!親切!超初心者の私は知らなかったのですが、着物には丸洗いと部分洗いがあるそうで、壁には手書きの値段表がありました。汚れの度合い、着た回数、汚れを見るポイント(場所)などを教えてもらい、家に帰って見てみたけれど、「これは持って行って見てもらうほうが早いかも」と再び、お店へ。衿、比翼、袖口の汚れを見る方法を私に教えながら見てもらいました。汗染みを心配する私に、背中心あたりを丹念に見ながら「ここが大丈夫やから、汗は長襦袢でとまっとる」「これやったら、まだ全体を洗うより部分洗いにしたほうが着物のためやで、黒留袖やし~」と。なるほど~!衿、比翼、袖口の部分洗いだけをお願いすることになりました。お値段は全部で2500円ほど。呉服屋さんでビクビクしながら(なつは小心者なので)丸洗いやシミの相談をするより、気が楽~!近所の御馴染みさんらしき奥さんも入ってきて「この洋服のシミ、なんとかなるやろか?」と。家の近くに、着物のことを気軽に聞けるところがあるなんて嬉しい限りです。次は、下駄と草履の鼻緒を「挿げ替え」て貰えるところ!どこにあるんやろう…。


【京都通信】三条辺りをうろうろ。

2005-07-21 | 着物あれこれ

着物で出掛けました。麻が入ったような単衣の着物に紬の帯です。これは7月でもOKなのかなぁ~と思いつつも持っている夏の着物が少ないので、良しとすることに。お出掛け先は三条通り辺りです。ビーズ屋さんで、かんざしを作るパーツを買ったり、アンティークの着物ショップをのぞいたり。暑いです~。見掛けは涼しそうでも、着物の下は汗びっしょり。余りにも暑いので、買い物もそこそこにして、「スマート珈琲店」でお昼にすることにしました。

とても落ち着いて雰囲気のいいお店。お店のロゴマークも可愛いです。12時前だったので混んでなくてラッキー。階段を上がって2階のテーブル席へ。念願のオムライスを注文です。写真は上手く撮れなかったけど、昔懐かしの王道オムライス!真っ当な洋食という感じです。チキンライスに入っている鶏肉も大きい。ボリュームたっぷりだけど、ぺろりと完食して自分でもびっくりしました。お腹はいっぱいなんだけど、やっぱりコーヒーも!と思いお願いしました。

 

いい香り~。ブラックでこっくりと美味しい。ミルクを入れて、まろやか。お砂糖も入れて、おいちい!食後のコーヒーがデザートみたいになります。そういえば、いわゆる「喫茶店」というのに久しぶりに入ったのです。もう少し、詳しく言うと、喫茶店で寛ぐ というのが久しぶり。美味しいコーヒーを飲みながら、持っていた本を読んで、ゆっくりのんびり。はぁ~至福の時間。「お茶をする」ってこういうことなんだなぁ~と。こんな幸せな時間を過ごせるなんて…京都へ着てよかったです。


【京都通信】パン屋さん発見「ブーランジェリー ルーク」

2005-07-21 | 美味しいもの大好き

西洞院通りを通っていたら、可愛いパン屋さんを見つけました。
名前は「ブーランジェリールーク」です。
お昼御飯にしようと、スイートポテトの入ったパンとカマンベール入りフランスパン、朝ごはん用に「豆乳食パン」を買ってみました。

 
スイートポテトの方は甘さ控えめの優しい味、フランスパンの方は生地のしっかりした香ばしいパン、カマンベールがしっかち詰まっていました。豆乳パンも癖になりそうなもっちり感で美味、トーストにしても◎!
スイートポテトの方は甘さ控えめの優しい味、フランスパンの方は生地のしっかりした香ばしいパン、カマンベールがしっかち詰まっていました。豆乳パンも癖になりそうなもっちり感で美味、トーストにしても◎!


他にも「玄米の食パン」にも惹かれたし、バゲットとかハード系のパンも美味しいオーラを発していました。パン好きの私は、近所に(あ、そうでもないか…)美味しいパン屋さんがあると、何となく楽しい気持ちに~。このお店の近くには、有名な「まるき製パン所」もあるみたい。地図を持って、自転車で買いにいってみようと思います。

【住所】
下京区西洞院七条上ル福本町422-2
定休日:木曜日