菜の花日記

小さい喜びがあれば幸せ

「まだ生きてるんだ!」

2015年07月13日 | 日記
一昨日、食事会で隣に座った知り合いとあいさつを交わした。

「お久しぶり、元気だった」と私が声をかけると「ルンルンよ」と言葉が返ってきた。

その人は私より若そうで、昨年ご主人を亡くされた。

「ご主人その後はどう?」と聞かれたので「まぁまぁかな」と答えたら「まだ生きてるんだ!」と

言いながら自分の言葉に気がついて「あら、ごめんなさい」と詫びた。

その人もご主人を介護して、数年で亡くなられた。「程よい所で逝ってくれたのよ」とさっぱりしたもんだ。

介護に疲れはてて、どうにもならなくなった頃にご主人は亡くなって今は「ルンルンよ」・・・解るような気もする、でもね~。

もう一人の知り合いは、6歳若いご主人がある日突然急死された。

その人も「家の旦那は奥さん孝行してくれたのよ」と今では一人暮らしをしている。

私の場合は長い介護生活が続いている。

人は言う・・・大変ね、疲れるでしょう。

人は言う・・・お金かかるでしょう?

人は言う・・・どんな具合なの?

人の不幸は蜜の味とかいいます。でも人の心の中をかき回してはいけません。

人それぞれに、楽あり苦あり。余計なお世話です。と言いたい。