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岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

犬養木堂先生、生家訪問

2009-03-15 15:04:56 | 岡山
今朝は恒例のサイクで、庭瀬にある犬養毅の生家を訪問しました。
ずっと気になっていたのですが、生家に行ったことがなかったのです。
行ってよかったです。
記念館には見たいと思っていた資料が展示したありました。

犬養は1855年生まれ。石井十次より10才年上です。
幕末の10年の年齢差が、彼らにどのような影響を与えたのか。
実は大変興味深いことなのです。
石井は、「遅れてきた青年」という意識が強いのですが、
何に遅れてきたかといえば、西南の役であり、自由民権運動です。
10年年上の犬養は、西南の役には記者として従軍しています。
もちろん、その後、政治の世界に移っています。
西南の役の敗者である石井家には政治家を目指す選択肢はなかったのです。

同じ岡山で活躍した両者ですが、拠ってたつ基盤はまったく違っていました。
しかし、興味津津です。
この時代は。


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