
私たちはもうずいぶんこの人を見てきました。
マスメディアやネットを通じてです。
もちろん本人に直接会ったことはありません。
それは当然で、トランプやプーチンは当たり前として石破さんもマスメディアやネットを通じてしか知りません。
身近なところでは地方議会議員候補者を投票する際でも直接話を聴いた人はそんなにおおくないでしょう。
それに比べてみれば、斎藤さんについては比較にならないほど多くのことを知っています。
1週間毎に記者会見を聞いていますから、石破さんよりも多く見聞しています。
話した内容も結構覚えています。
その情報量はいままで経験したことがないほどです。
さて、
1年前に行った告発者探しが違法であることが第三者調査委員会で認定されており、
当然それに伴う処分を撤回することが欠かせないことは明らかです。
ここから「ですます調」を解除します。
謝罪すれども撤回せず。
26日の記者会見では、当時と今とは違う(意味不明だが)。1年前の処分は撤回しないという趣旨の発言もあった。
そんな言い訳が通じないことは明らか。
1年前の事件だがとて、時効ということはない。
選挙に勝ったからといって、免罪されることはない。
そんないいわけが通るはずがない。
まさかトランプやプーチンから学んだのではないだろうが。
27日の朝日新聞の記事は、県職員にも取材している。
かれらは26日記者会見の発言に驚いた。
ある幹部は「事務方の想定とはまったく違う内容になっていたと思う」
また「懲戒処分の一部撤回や知事の報酬カットをすべきという考えもあったという」。
当然で今までこのように社会は対応してきたはずである。
ところが、斎藤さんの記者会見での発言は全く違っていた。
謝罪はするが撤回せず。自らに処分を科さない。
考えられるのは、告発文を読んで(この時点で違法)、怒り心頭状態になりその怒りを元県民局長に向けて処分したということ。
斎藤さんはその怒りは1年前では当然であり、今から思えば反省しなければならないが当時としてはおかしくないと言い張っているということ。
しかし、最初が間違っていることは明らか。ならば撤回するしかないことも明らか。
それが出来ていないのが現状。
これでは収まる訳はないの。
少し冷静に「ですます調に戻します」
このままの姿勢で知事を続けることはできません。
自らの違法性を認めて処分を撤回し県政の混乱の責任をとって辞任するしかないと思います。
↓ 産経新聞記事 1時間余の会見で30回ということは2分に一度は「真摯に受け止める」発言。
お読みいただきありがとうございました。