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岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

がんばれゆっこ通信No.7 が送られてきました。

2016-11-23 20:11:31 | 岡山短大山口雪子准教授支援
 メールよりの転載です。
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 山場を迎えた山口裁判
  (山口雪子さんを支える会 事務局長 重田雅敏)

 今年3月の提訴以来4回の口頭弁論を経て、来る11月29日の口頭弁論で証人尋問が行われる運びとなりました。
これまでは文書のやり取りだけでしたが、今回は原告・被告双方が証人を立ててそれぞれの主張を戦わせることになります。
この直接意見を戦わせる唯一の機会が、裁判の大きな山場となります。
時間も10時00分から16時30分まで丸一日をかけて行われる見通しです。
 山口雪子さんの裁判は、視覚障害を理由に教壇からはずされ、研究室も取り上げられようとする事態に、
障害者差別解消法や改正障害者雇用促進法が施行される4月1日を目前にして、
このような障害者に対する不当な処分は許せないと提訴を決めたもので、
雇用の場で障害者差別をなくしていくための試金石となるものです。
 
すでに署名は1万1千筆を超え、視覚障害団体はもとより沢山の人々から支援が寄せられています。
また、厚生労働省の障害者雇用対策課からは合理的配慮についての助言を受け、
文部科学省高等教育局私学部にも視覚障害大学教授5名が要請を行っています。
さらに今回の口頭弁論の前々日27日(日)の午後には、くらしき健康福祉プラザで講演会が予定され、
全盲の国語教師でテレビドラマの主人公にもなった新井淑則先生の講演も予定されています。
地元倉敷で、実際に教師として活躍されている新井先生のお話があれば、視覚障害者には教師はできないという短大側の主張に対して
、明確に事実を示すことになります。
来年4月には山口雪子さんの教壇復帰の道が開かれることを心より願うとともに、
雇用や教育の場においても豊かな共生社会が少しでも近づくことを願っています。
この山場を迎えた重要な局面にあたり、支える会の皆様の応援をお願いいたします。
 11月27日(日)の新井淑則先生の講演は、くらしき健康福祉プラザで、13時30分から17時00分までです。
また、11月29日(火)の口頭弁論は、岡山地方裁判所で行われます。
事務局に予め参加表明のうえ、9時40分までに地裁1階ロビーまでお越しください。
また、16時30分から近隣のきらめきプラザ2階で弁護団からの報告会もありますので、是非ご参加ください。
力を合わせて山場を乗り切り、共生社会を実現させる土台を創っていきましょう。
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以上、ご理解ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
 

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