カタカタと雨戸が鳴っています。
そろそろ雨戸を閉めなくてはなりません。
テレビでは今日中に対策を取っておくようにと繰り返しています。
災害は忘れたころにやってくるといいますが、
今は忘れないうちにやってくるのです。
繰り返し流される台風被害の映像にはなかなか慣れません。
映像が流れるごとに恐怖を味わっています。
今日も伊豆大島の港に打ち寄せる大波の映像が流れました。
大津波を思い出してしまいます。
東北の人々にとってあの大波の映像は耐えられないのではないでしょうか。
テレビの災害への備えのハウツーはずいぶん進歩しました。
窓ガラス対策からバッテリー対策なども、ごく最近の災害の教訓から学んでいます。
岩手県石巻市の大川小学校の裁判が確定しました。
行政の責任を認めました。
避難計画の不備、災害当日の避難行動に過失はあったと私は考えています。
現場に3度通いました。
助けることができた命だと思いました。
今では、大風や大雨の前には家の周りを巡り、飛ぶものはないか、加害するモノはないか調べろ、と言われます。
個人でできることは抜かりなくやっておくように求められています。
大川小学校ではその意識が希薄だったと思えてなりません。
津波に対する備えができていませんでした。
福島第一原発のように想定外ということばで逃げてはならないのです。
行政も企業も加害者になりうるということを積極的に受け止めなくてならないと思います。
私が支援している裁判でも行政はめったなことで認めません。
「悪しき先例をつくってはいけない」と思っているようです。
それは違うのです。
間違ってことは間違ったと認め責任を取ることが必要なのです。
関電の幹部のこともあります。
国の幹部のことを思います。
しっかりしてください。
台風に備えましょう。
怠りないようにしたいと思います。
「備えよ常に」
大昔、親にねだり参加したボーイスカウトの標語です。
数年の参加でしたが、今も私の心に芯にあります。
親に感謝しなくてはなりません。
お読みいただきありがとうございました。