ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

危険水域

2015-01-26 | ほとほと日記
今日も仕事です。

このところ私のホームでは苦戦が続いています。

体調不良や個人的な理由で休む介護スタッフが続いているため、現場はおおわらわです。

それでなくとも冬は感染症が起こりやすいため、他の季節に比べて注意が必要です。

このままでは体を壊す介護職員が出て、更なる危険水域に落ちかねません。

そんな現状の中、この四月からは介護報酬が引き下げられますから、職員配置はもっと厳しくなるでしょう。

棄民…という言葉が頭に浮かびます。

とにかく、今日一日。


神様。
今日一日が穏やかなものでありますように。
家族が皆、健康でありますように。
友人たちが無事に仕事を終えますように。
お祈り致します。


こんなときこそ

2015-01-25 | ほとほと日記
今日も仕事です。

朝起きてテレビを点けると、イスラム国の日本人人質事件に関するむごたらしいニュースを報じていました。

事件は一段と厳しい局面に入ったようです。

この事件が起きてから、私はずっと悪夢をみているような感覚がありました。

今朝の事態で、その感覚がいっそう強くなりました。

独り暮らしをしていると、暗いニュースに感情が引き摺られて日常生活に影響が及ぶことがあります。

理不尽で不条理で先の見通しが立てようもないこの事件などは、まさにそうです。

事件に対する茫漠とした不安と不信感が気持ちに影響して、例えば職場での他者の言動の解釈を歪めたりするのです。

こういうときこそ、いったん落ち着いて深呼吸をし、人との確かな繋がりを再確認する必要があります。

そして、残された人質の方の無事な帰還を願って止みません。


神様。
今日一日が穏やかなものでありますように。
家族が皆、健康で暮らせますように。
友人たちが実りある休日を過ごせますように。
お祈り致します。

変わらなくては

2015-01-24 | ほとほと日記
今日も仕事です。

このところ仕事が忙しくなっています。

全般に業務は増える傾向にあり、人員は減らされる傾向にあるのですから、忙しくなるのは必然です。

とは言え、漫然とそれを受け入れていたらこちらの身が持ちません。

仕事のやり方を変え、合理化する必要があります。

もともと変化を好まず、歳をとってよけいにその傾向が強まって来ている私にはつらいことですが、生き残るためには変わることに一歩踏み出さなくては…と思います。


神様。
今日一日が穏やかなものでありますように。
家族が皆、健康で暮らせますように。
友人たちが実りある休日を過ごせますように。
お祈り致します。


アラーム事件

2015-01-23 | ほとほと日記
今日から四日間仕事です。

今朝、いつものように目覚まし時計のアラーム音と共に起きました。

ところが時刻を見ると、アラームの設定時間より30分も早い。

設定を間違ったか…と確認すると、合っています。

調べてみると、30分前後は間違って拾い、アラームしてしまうようです。

長年の使用で馬鹿になってしまったのでしょうか?

苛立ちましたが、朝の30分は大きいので、何とかしなければなりません。

ふと、スマホにアラーム機能がないかと思い調べると、ありました。

セットすると、何とか使えそうです。

これで少なくとも次の休みまではしのぎたい。

ささいなことですが、自分にとってはけっこうな事件でした。

とにかく、今日一日。


神様。
今日一日が穏やかなものでありますように。
家族が皆、健康で暮らせますように。
友人たちが無事に仕事を終えますように。
お祈り致します。

ご婦人と床屋と

2015-01-22 | ほとほと日記
今日は仕事はお休みでした。


昨日おとといと気持ちの上でハードな仕事が続きました。
明日からは四日間勤務が続きます。
ですから、この休みは貴重です。


朝から冷たい雨が降っていましたが、自転車を漕いでスポーツクラブにいきました。
スポーツクラブでも、自転車漕ぎを一時間。
テレビで錦織圭選手の全豪オープンの試合を観ながら漕いでいました。

隣で漕いでいる六十代半ばくらいのご婦人も、中継を観ています。
ご婦人は、錦織選手がポイントを決めるたびに小さくガッツポーズをする。
ニシコリ人気を改めて感じました。
ご婦人の隣には同年輩のご婦人がいて、やはりテニス中継を観ています。
二人で自転車を漕ぎながら応援しています。

途中、ニュースになり、イスラム国で人質になっている日本人の画像が映りました。
あの画像を観ると、私は心がひどく強張ります。
でもご婦人たちは「何なのかしらね、この人たち」と、ふだん着の口調で非難しました。
またテニス中継に戻ると、錦織選手の調子は今一つのようでした。
ご婦人たちは「調子ワルイわね、今日」なんて言っている。
そして急に自転車漕ぎをやめると、二人してエアロビクスの始まるスタジオに行ってしまいました。
(やっぱりおばちゃんはタフだなア)と、敵わない気持ちがしました。


午後からは床屋に行きました。
私の収入からして月に一度の床屋は決して少なくない出費です。
でも、ていねいに髪を刈り、顔を剃り、肩を揉み、鼻毛まで切ってくれる小一時間は、私にとって貴重な癒しの時間でもあります。

私は男性にしては髪の伸びが早く、それは秘かな自慢でした。
ところが、半年くらい前から変化を感じていました。
短く刈り込む形は変わらないのに、切られた髪の量が明らかに少なくなってきたのです。
この一、二か月で、それは確信に変わりました。
こんなところにも老化が現れて来ました。

でも老化は自然現象で、抗うものでなく共存すべきものです。
そう考えるより仕方がありません。

明日からは東京はしばらく晴れるようです。

お粗末さまでした。