ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

寒中閑話

2015-01-07 | ほとほと日記
今日は仕事はお休みでした。

今年の冬は例年よりも寒いように感じます。
今日も、スポーツクラブまで行く間、自転車漕ぎながら(さむ~~)と身を硬くしていました。
東北や北海道は大変な吹雪だそうで、それに比べれば東京の冬なんて甘いものでしょうが、軟弱な私はヒートテック下着と貼るカイロがなければ外出が難しくなっています。

午後からはいつもの通り、ゴロゴロと過ごしました。

職業柄、介護関係のニュースをネットでしばしばチェックするのですが、特に近頃のは見通しの暗いものばかり。
今年は三年に一度の介護保険法改正(改悪?)の年ですが、ずっと前から介護報酬の引き下げが既定路線の様に伝えられてきました。
介護報酬が引き下げられれば、ホームではまず介護スタッフの配置を減らすことになるでしょうから、サービス低下は避けられないでしょう。
まあ、これから色んなことが身の回りや私自身にも起きるだろうなア…と覚悟はしています。

夜7時半からの番組で、谷崎潤一郎が妻にあてた大量の書簡が見つかったことを取り上げていました。
『細雪』創作の秘話といった内容でしたが、なかなか面白いものでした。
私は二十歳前後の頃に半ば義務感で『細雪』を読んだ記憶があります。
叔母が実家に置いていった中央公論社の日本文学全集に入っていました。
内容はすっかり忘れたし、もう二度と読むことはないだろうなア…と思っていました。
でも、今日の番組でちょっと興味が復活しました。

果してあの長編をまた手に取るような平安な日々が、私に訪れるでしょうか…。

お粗末さまでした。