ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

私の初夢

2015-01-04 | ほとほと日記
昨日と今日が、今月唯一の私の連休です。

と言って別に不満があるわけではありません。
以前にも書きましたが、休日だと言って特にやりたいことや行きたい場所もないのです。
今の仕事は自分にあっているとは思いますが、気持ち的にはやはり疲れます。
ですから、三日に一度のペースで心身を休ませることが出来る今の勤務形態が、とても助かっています。
今日も、洗濯して買い物してスポーツクラブに行って…というふだん通りの休日をリラックスして過ごしました。

そんな中、初夢…というのも大仰ですが、今年やってみたいことがひとつ浮かんだのです。
それは、自分の生まれた土地に立つこと。

私は北海道常呂町という町で生まれました。
ホタテ漁獲量が日本有数であることと、近年ではカーリングが盛んであることで少し知られている、オホーツク海に面した小さな町です。
でも、二歳になる前に父が静岡県に転勤したため、出身地のことはまるで覚えていません。
それどころか、出不精の私は北海道には一度も旅行すらせずに、今日まで至っています。

それが、ふと、「自分が生まれた場所を見ておきたいなア」と思うようになったのです。
去年、母の祖先を記した小冊子を読んで、自分が山形からの屯田兵の四代目と知った影響もあります。
父も母も今は元気だけれど、高齢ですから、「いつどうなるか分からない」という気持ちもあります。
自分だって今でこそ健康状態も仕事も比較的安定しているけれど、いつどうなるか分かりません。
それらを考え合わせると、「行くなら今年だ」という考えになったのです。

まあ、初夢というくらいですから、本当に今年実現できるかも分かりません。
でも、常呂町観光協会のホームページを覗いたりするうちに、何だかとてもワクワクしてきたのでした。