ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

兄弟間格差

2014-07-26 | ほとほと日記
今日も東京は35度を超える猛暑が予想されています。

甲府や長野では37度まで達するとか。

体温を超す猛暑なんて、数年前まではまず聞きませんでしたが、この頃は夏の風物詩のようになってきました。


ところで、最近職場では「家族の仲」に関して考えさせられるような案件が増えています。

兄弟姉妹の間でも、それぞれが結婚して家庭をもち、更に経済格差があったりすると、複雑な問題が出てくるようです。

結婚できないなんて不憫だ、情けない…などと思っていましたが、「出来ない男」が結婚したら、それはそれで大変なんだなあ…と改めて感じていることでした。


神様。
今日一日が穏やかなものでありますように。
家族が皆、健康で暮らせますように。
友人たちが実りある休日の過ごせますように。
お祈り致します。

停電

2014-07-25 | ほとほと日記
今日から三日間は仕事です。

昨日の東京は、昼間はとても蒸し暑くなりました。

ところが夕刻過ぎから曇りだし、夜には強い雷雨となりました。

各地で停電となったようですが、私の家でもパッと電気が消えました。

私はしばしぼんやりとしていましたが、5分くらいで復旧しました。

家の電気が消えるなんて、数十年ぶりの経験です。

あの東日本大震災のときも、私の住む一帯はずっと電気が供給されていました。

ほんの一瞬だったので、ぼんやりしているだけですみましたが、長引いていたら大変だったなあ…と改めて思ったことです。

今日も猛暑になりそうです。


神様。
今日一日が穏やかなものでありますように。
家族が皆、健康で暮らせますように。
友人たちが無事に仕事を終えますように。
お祈り致します。

父の訪問調査

2014-07-24 | 家族
今日は朝8時半に家を出て、千葉県I市にある実家に向かいました。

私の父は今月7日に家で倒れて、2週間入院しました。
その父が今日の午後実家で介護保険の訪問調査を受けることになり、私はその立ち合いに行ったのです。

10時少し回った頃に実家に着くと、私はまず母と近くのデイサービスに見学に行くことにしました。
父は入院中から足がかなり細り、今後一人で入浴するのは難しい…と思いました。
とはいえ、母が介助をするのも危なっかしい。浴室で二人纏めて倒れられたらたまりません。
そこで、今後はデイサービスに行って入浴して欲しい…と私は考えたのです。
それには要介護判定を受けなければならないし、デイサービスがどういうところか、まず母に知ってもらわなければなりません。
というわけで、今日の訪問調査もデイサービス見学も私が仕組んだのです。

幸いなことに、実家からごく近くにデイサービスがありました。
定員が30名程度の小ぢんまりしたところでしたが、施設は清潔で家庭的な印象でした。
市では老舗の社会福祉法人が運営をしていて、在宅介護支援センターも併設されています。
母はデイサービスは愚か社会福祉施設を見たのはおよそ初めてで、初めは表情を固くしていました。
でも、そのうち案内してくれた女性のケアマネジャーさんに色々聞いたりしています。
どうやら、思っていたほど「異常」な場所でもない…と感じてくれたようです。

訪問調査員が訪れて来たのは、うちに戻って昼食を済ませたのちでした。
来たのは市役所の介護保険課の職員の方でした。
仕事柄、私は月に一、二回は介護保険の訪問調査の立ち合いをしています。
ですから、父が色々と質問をされたり動作を見られたりしても、特別の感慨はありませんでした。
ただ、調査員の方の質問により、現在の父の記憶力や判断力の水準が確認できたのは幸いでした。

調査員の方が帰ると、母は肩の荷を下したように表情を和らげました。
そして、父の入浴は自分が介助して家で入れる…と言います。
「父ちゃんは他の人とまじって話する…なんて向いてないヨ。家にいてベッドに横になってテレビで野球見てたほうがずっとシアワセだよ。…」

それが、今のところの母の本心のようでした。

実は、私もそう思っています。
父は「ゴロ寝」派で、一人でずっと横になりながら、スポーツ新聞片手に自分で研究した競馬の予想法を考えていたりするのが好きなタイプなのです。
変に他人に気を遣うところもありますから、デイサービスで新しい人間関係を…というのは負担になるかも知れません。
今年で88歳、日本人男性の平均寿命を大幅に超過できたのですから、あとは「お釣りの余生」という気持ちもあります。

でも、リスクがあるなら、それは減らしたい…という思いもあります。
しばらくは食事量や脱水に気を付けるように伝えながら、自宅で安全に入浴できるように改修とかしていこうかな…と、考えたことでした。










安否確認

2014-07-23 | 家族
今日一日は仕事ですが、明日また休みです。

めったにない「飛び石連休」ですが、出勤の朝のストレスが少ないので私はけっこう好きです。

来週、もう一回あります。


朝、母から電話があり、父の様子などを聞きました。

私と母と、お互いに安否を確認しあっているような感じです。

でも、これが出来ている間は幸せだ…ということでもあります。

いずれ、これも出来なくなる日のことを思うと、胸が塞がるような不安があります。

自分は本当に独りの老いを暮らして行くことができるのだろうか…と。

とにあれ、今日一日です。


神様。
今日一日が穏やかなものでありますように。
家族が皆、健康で暮らせますように。
友人たちが無事に仕事を終えますように。
お祈り致します。




夏は来ぬ

2014-07-22 | ほとほと日記
今日は仕事はお休みでした。

月に一度の更年期障害外来に係る日で、朝それを終えると、スポーツクラブに走りに行きました。


関東地方も今日梅雨明けになりました。

いよいよ暑い日が続くようですが、公私とも自転車移動の多い私は、ぐずついた天気よりは暑くても傘がいらないのは助かります。

今日も走って汗を大量に掻きましたが、風呂に入ってから自転車での20分の帰り道も晴れていると何だか気持ちいい。


家からスポーツクラブまで行く途中の高架線沿いに、細長い公園があります。

ベンチやジャングルジムなどの遊具の他に小さな人工池もあって、近くの若いママたちがお子さんを連れて集まって来ます。

その人工池は、先月くらいから晴れた日の昼間になると、噴水がけっこう盛大に吹くようになりました。

今日は暑いものだから、小さな子供たちが池に入り(せいぜい水深十五センチくらいだから安全です)噴水に当たって大喜びをしています。

それを見てるママたちも嬉しそうです。

夏が来たんだなあ…と思いました。


実家に何度か電話をしましたが、昨日退院した父は、食事は何とか摂れているようです。

室内移動も杖と伝え歩きで出来ていると言うけれど、これは転倒リスクが高い。

あさって実家に行って、色々とやってくる予定です。