ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

野次に思う

2014-07-05 | ほとほと日記
このところ連日地方議員の不行跡が報道されています。
それと、ハラスメント系の野次が国会でもあった…とも伝えられています。
でも「本当はもっとたくさんあるんだろうなア」と思うのです。
もともと議員になるような人たちは、「威張りたい」「目立ちたい」という欲求が人並み外れてあるタイプでしょう。
そんな人たちが「野次は議会の花」などという悪弊がある特殊な空間に浸かれば、暴言めいた野次が続出するのは当然です。
今は世間から非難されているので畏まっていますが、その時点では自分の飛ばした野次が周囲の議員の下卑た笑いを誘って「鼻高々」というところだったと思います。


国会中継で汚い野次が飛ばされているのを見るたびに「何なんだろう、この人たちは…」と呆れていました。
今回の一連の騒ぎで、多くの人たちが同じ気持ちでいたと知りました。
「野次は議会の花」などという価値観は、普通に社会で暮らしている者にはとうてい共有出来ない、議員だけの妄想です。
時代は変わり、どんな特殊な世界であっても一般社会の倫理観からは逃れられないようになっています。
議員になるような人が人並み外れて自我と押し出しの強い人格であることを、私は必ずしも否定はしません。
でも、議会に於けるあの下卑た笑いや野次だけは、これを機会に終わりにして欲しいと思います。

神様
今日一日が穏やかなものでありますように。
家族が皆、健康で過ごせますように。
友人たちが実りある休日を過ごせますように。
お祈りいたします。