ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

心細さ

2017-08-18 | 独居中高年
今日から4日間仕事です。

本当は3連勤だったのですが、来週の月曜にどうしても出勤する必要が出来て、急きょ4連勤になりました。

こういうのが一番精神的に堪えます。


つらい気持ちになったときは、今の会社でもっとつらかった時期のことや、無職でいくら履歴書を送っても断り書きと共に返却され、不安でみるみる痩せていった四十代半ばの頃を思い出していました。

あの頃に比べれば…と。

ところが近頃は、過去のつらい記憶を思い出すとその頃の感情がフラッシュバックのように蘇り、更につらくなるようになりました。

そして、幼少期を除いて、私に安心して暮らした時期はないのではないか…と思えて来ました。


昨日ネットニュースで、脚本家の山田太一さんが今年1月に脳出血で倒れ、今も言葉がうまく出て来ないので、段筆をした…という記事を読みました。

それを読んで思い起こしたのは山田太一さんの過去の作品ではなく、私が家で倒れたらどうなるだろう…ということでした。

山田さんは奥様の通報で救急搬送され一命を取り留めましたが、私の場合はしばらくの間放置されるでしょう。

脳血管障害で倒れたら意識が無くなるでしょうから、そのまま亡くなること自体はそこまで恐怖ではありません。

でも、何かあっても誰にも気付かれない生活を今後も送っていく…ということにたまらない心細さと侘びしさを感じます。


神様。
今日一日が穏やかなものでありますように。
家族が皆、健康で暮らせますように。
友人たちが無事に一日を終えますように。
お祈り致します。