証明写真

今日は仕事はお休みでした｡


いつものように洗濯､買い物､スポーツクラブ､料理…とした後､床屋に行きました。

資格試験の願書に証明写真を貼らなければならないので、そのために少しはましな面相にしておこう…と思ったためです。

でも、駅構内にある写真ボックスの鏡に写る私の顔は、疲れが表れた還暦近い男そのものでした｡

仕方ないか…と思って撮影し、出て来た写真を見ると、ライトで皺は飛び目元もハッキリ写って、十歳は若返って見えます。

やはり嬉しいものですが､これで本人証明写真になるのか?とも思いました。


夕方､YouTubeで『ホタルの墓』を観ました｡

野坂昭如原作の名高いアニメ作品ですが、小さな女の子が栄養失調で亡くなる…という物語の芯がつらすぎて途中からイヤになってしまいました。

ここに来て、自分が楽しめる物語作品の幅がどんどん狭くなっていると感じます。

三十代前半くらいまではどんな映画も興味深く観ていたのに｡

今、見て楽しいのは、動物番組と人気タレントとかが出てこないまったり系の旅番組です。

このまま加齢が進むと、いつも憮然としている貧相な老人になるような気がします。

そのレールから脱する手立ては、今のところ何もありません。