髄心院 其の1 です。
アノ小野小町の縁(ゆかり)の門蹟寺院です。小野小町に関しての記事をウエブから抜き出しながら
話を進めたいと思います。
山門。ここからは入場出来ません。
駐車場から細い入り曲がった小道を歩くとここへ出ます。
「花の色は うつりにけりな いたづらに
わが身世にふる ながめせしまに」 この歌の小野小町の歌碑が塀の中へ入って直ぐの右手に有りました。
このあたりは、平安時代よ小野という地名が付いており髄心院(ずいしんいん)は小野小町(おののこまち)が住んでいた
住居の跡であると伝えられるが真偽のほどは定かではないらしい。
小野小町は実際の生年月日などの記録がまったく残っておらず、歴史人物のなかでも謎多き人物の1人とされています。
美人で歌人として優れた才能を持っていたことはまちがいないと思われるが、他の事は余りわかっていなくて、謎が多いと云います。
男性遍歴の逸話も豊富だ。
深草少将と言う男性が九十九日通ったと言い伝えられています。
髄心院には深草少将が通ってきた証明に残していったとされるカヤの実が飾られている。(其の2にアップ画像が有ります)
この歌をタネにして「卒塔婆小町」や「通小町」など、「若い頃は絶世の美女と謳われました。
老いさらばえて落ちぶれた人生 の「はかなさ」を表現した謡曲や伝説が多数書かれています。
右下の石塔は小町家の墓石とのことです。
随心院其の1を終わりますが、次回で最終です。次回は歌碑の歌に付いて書いてみます。
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