古安曽Obs・観測ノート

雑多な内容も含め、普段の活動記録です。
よかったら下段のブックマーク「古安曽観測所だより」HPへもお立ち寄りください。

50mm連写で合成

2012-09-22 06:23:56 | 皆既日食2012Nov14
先日撮影した太陽が沈んでいく様子を
SiriusCompを使って合成してみた。

5分毎の撮影だから、
この焦点距離だと
対角線を目いっぱい使っても
2時間で太陽ははみ出していくだろう。
ステナビで予想した通りではあるが、
本番ではもう少し広角側で撮影したほうが良さそうだ。

ついでに言えば、重ねた風景画像の雲の向こうに
最終的に太陽が隠されてしまった様子が良くわかる。
本番ではこの逆に
雲間から太陽が昇ってくることも十分考えられるので
天候次第では合成用のカットを
多めに押さえておいたほうがいいかもしれない。

あと、バーダーの眼使用フィルターって、
露出オーバーになると赤みが出てくるらしい。
先般の金環日食のベイリービーズ撮影の際にも
この色合いが出ていた。
個人的には結構好きかも。



…と、ここまで書いて
傍らの星ナビ10月号(おととい買ってきた)をめくっていたら、
41ページのエクリプスナビゲータの広告欄に
「ケアンズでは35mm判フルサイズで50mm標準レンズがちょうど良い構図になる」
と書かれていた。

ist*DsはAPS-C画素なので
 50÷1.5=33.33…
となり、やはり35mm付近で撮影するのがベターらしい。

ちなみに、この撮影(50mmでの連写)の合間に
焦点距離35mmで撮影した分の画像を合成すると
こんな感じ。


なんかちょっと太陽の沈む方向がずれている?
焦点距離が同じになっていなかったのかも。
本番ではズームリングはガムテープで固定だな。

コメント
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