今朝も冷え込みが強く、北西の風が冷たかった。
時折、黒い雲の塊が流れ込み、寒気の強さがうかがえる。
猪高緑地ウォーキングは、「塚の杁池」の北側遊歩道を
スタートし、シダレザクラの里を経て、ハンノキ湿地から
峠を越えて、井掘の棚田へ出た。
↑ シダレザクラの里
↑ ハンノキ湿地
雑木林の小径は落ち葉で埋まり、わずかに残った
紅葉やススキの穂が、風に飛ばされていく。
刈り取りが終わった田は、人影もなく深閑とし、
雑木林のカツラの木から、甘い香りが漂ってきた。
戻りは井堀分岐点から、池の南岸に沿って歩き、
「森の集会所」へゴールした。
森の景色は、綺麗だった紅葉も色が褪せて、
秋から冬へと変わりつつある。
今期一番の寒気が到来中で、北の空を見ると、
灰色の雪雲に覆われている。
↑ 2012.12.5撮影
飛騨の山里は、しんしんと雪が降り続いていることだろう。
まだ根雪にはならないと思うが、長くて寒い冬は既に始まっている。
ハンノキ湿地は湿地らしく、幹の苔が素晴らしいですね。
ススキの群生も寂しさを誘います。
↓ 私も先日荒子の路地を歩きました、中西さんと言う表札が多いのに気付きました。
前田利家公生誕の地もひっそりしていました。
山や池の名は、里山を利用していた頃に付けられた名前を使っているようです。
地名の由来は、どこも同じですね。
荒子は農村地帯だったので、駅から少し離れると、
その名残が見られます。
開発から取り残されて、狭い路地が残っているのも
不思議に感じました。