名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

円空さんを訪ねる旅・二日目

2019年09月11日 | 旅行


円空さんを訪ねる旅の二日目は、高山名物
「朝市」からスタートした。



陣屋前と宮川沿いの二か所を回った。



ひと頃に比べると店の数がずいぶん減ったように感じる。
高齢化と後継者不足で、廃業が増えているようだ。



朝市を後に千光寺へ向かい、樹齢1200年の五本杉を訪ねた。



極楽門をくぐって本堂へ向かう。



本堂を拝観した後、寺宝館で大小62体の円空仏と
じっくり対座し、懇切丁寧な説明を聞いた。



袈裟山を下り、丹生川町の古刹「正宗寺」を訪ねた。



拝観した薬師如来は、鑿跡も薄く目鼻もすり減って丸みを帯びている。
こどもが抱いて遊んだり、体の悪いところをさすったりした結果という。



最後に訪れたのは国府町山中にある、宝亀8年(777年)
創建の古刹清峯寺。



無住になって久しい寺と円空仏を村の人たちが守っている。



龍頭観音、十一面千手観音、聖観音菩薩像は、円空仏の中でも
代表的名作として評価が高い。

400キロのロングドライブであったが、多くの円空仏を
頭に刻み、飛騨の人たちの親切な対応に感謝しながら、
無事に旅を終えることが出来た。
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