名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

長良橋から見た中川運河

2015年02月19日 | 歩く


強い北風で空中のチリが飛ばされ、
抜けるような青空が戻ってきた。



毎週木曜日は、荒子観音寺の円空彫刻稽古日で、
中川運河の長良橋を渡って通っている。



船便が盛んであった頃の名残で、両側に古びた
倉庫が並んでいるが、通う船もなく寂れた雰囲気が漂う。

カモが泳ぐ長閑な風景や、河岸の枯れすすきから、
昔の賑わいは想像できない。



少しレンズを引くと、名駅地区やささしまライブの、
高層ビル建築現場が、間近に見える。

一方では役割の終わった施設が、再開発で蘇っていく。
名古屋港から旧笹島貨物駅や、松重閘門を経て堀川と
結ぶ運河は、戦前戦後の経済を支えてきた。

かつての海運の大動脈は、これから
どう変貌を遂げるのだろうか。

コメント (4)
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