名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

強風下の屋根の雪下ろし

2013年02月16日 | セカンドルーム

 

昨夜は強い風が裏山で唸り、戸をがたがたと揺らしていた。


今朝になって風はいくらか収まったが、雪混じりの風が時折吹き付けてくる。
雪と寒さが苦手なおかあさんが、昨日、一日遅れのチョコを持って訪ねてきた。
「雪またじ」の助っ人が欲しかったので、いいチャンスととばかりに屋根の雪下ろしをすることにした。

玄関の上の雪は大きくせり出し、一部は崩落しているので、これ以上放っておけない。
屋根全部は無理なので、取りあえず負荷に弱い庇の部分だけ下ろすことにした。
高所も苦手なおかあさんは、大屋根に上ることを嫌がるので、下ろした雪の始末と万一転落した時の救護係りを頼んだ。

 


登山靴にスパッツを付けヘルメットで身を固めて、2階の窓から庇に出て下ろし始めた。


庇が終われば小屋根に乗り移って、端からすくっては下へ落としていく。

何層にも積もった雪は近くで見ると意外に厚く、1度にすくうとシャベルの柄がたわむほど重い。


次に小屋根のテッペンから大屋根に取り付き、庇の部分を落としていく。


一度雨が降り、その部分が固まっていてシャベルが入らないので、上層部の50センチほどしか下ろせなかった。


大屋根の頂上まで行ったところで今日の作業は終えることにした。
足腰もふらつき気温は氷点下3度ほどだが、北風が強く体感的には冬山の稜線に立っているようでこれ以上は無理だった。
大屋根の西側半分が残ってしまったが、下に出入り口も無く落雪しても構わないので、当面はこのままでもいい。
最近は屋根の融雪装置や、着雪しない屋根材などが開発されているが、古い民家の大きな屋根を人力頼りに下ろしている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする