名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

霜と霜柱は春の兆し?

2011年03月24日 | セカンドルーム

 

土手に自生する水仙のつぼみが黄みを帯びて膨らんできたが、今朝は霜をまとって縮こまっていた。


この寒さでは、開花も4月になりそうだ。


まわりは無粋な猪の仕業なのか、重機を使ったように派手に掘り起こされて、食べ残しの球根が散乱していた。
生命力の強い水仙は、いつも猪や霜に傷めつけられても、たくましく子孫を増やしながら咲いてくれる。


傍らの畦には、10センチ以上もある霜柱が林立していた。

形は直立したり横を向いたり、時には大きくお辞儀をしているものなど様々で、いずれも頭に土や枯葉を乗せている。

中には板状や球状のものまであり、霜の芸術作品は表情が豊かだ。
霜は薄日が差せばすぐに消えていくが、霜柱は解けることなく、午後遅くまで残っている。
寒い日が続くとそのまま残って、2階建ての霜柱を見つけることもある。
霜も霜柱も、雪が積もっている間は見ることが出来ないので、これも春の兆しの一つと言えるのだろうか。
山里は春泥とは程遠く、今日も凍てついたままで日が暮れた。

コメント (6)
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