高山市岩井町にある、文科省直轄の乗鞍青年の家が、昨年、独立行政法人「国立乗鞍青少年交流の家」として生まれ変わった。
同じ町内に住みながら、一度も利用したことがなかったので、名古屋から遊びに来た家族7名で昨夜泊まってみた。
青少年の教育振興を目的とする施設であるが、幼児から中高年まで誰でも利用することが出来る。
当日は、中高年の登山グループ、大学生のボランティア研修、高校陸上部、ファミリーなど様々な人たちが利用していた。
館内には宿泊施設以外に体育館、講堂、研修室、談話室、図書.ビデオコーナーなど、屋外にはスキー場、ハイキング.オリエンテーリングコース、キャンプ.野外炊飯、ウッドチップをまいたクロカンコースなど様々な設備が整っている。
専門スタッフが天体観測や自然観察など、野外活動の指導もしてくれるので、子供連れには一味違う体験が出来る。
標高1.500mの高原にある交流の家は、シラカバやカラマツ林に囲まれた静かな雰囲気で、ソフト.ハードとも優れた施設である。
うれしいことに、子供連れは宿泊費が全員無料で、シーツ代一人170円で済み、食事はすべてビュフェ形式で、朝食400円、夕食670円は割安だ。
夜10時に就寝、朝6時半に起床の音楽、朝の集会では君が代に国旗掲揚と準備運動などで一日が始まる。
「早寝早起き朝ごはん」をモットーに、規則正しい生活指導が行き届き、さすが文科省の施設と感心しきり。
いつもの旅行はこれとは正反対で、そのだらしなさに反省しきり・・・