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もう、偽物が出回り始める 中国のデジタル人民元、危うい出だし

2020年10月30日 06時12分09秒 | 日記

もう、偽物が出回り始める 中国のデジタル人民元、危うい出だし

「デジタル人民元」の開発を急ぐ中国が、早くも「偽物」に悩まされているようだ。

 

中国人民銀行・デジタル通貨研究所の穆長春(ムー・チャンチュン)所長が金融フォーラムで、「中国本土で偽のデジタル人民元ウォレット(アプリ)が出回っている」と明らかにした。28日付大紀元電子版などが伝えている。

 

ムー所長は、今後の対策として、デジタル人民元の「財布」にあたる、アプリのウォレット機能を共通の規格でそろえ、正しい通貨のみが出入りするようにして、ニセ金の流通を防ぐとしている。

 

早くも混乱が予想されるが、実は、デジタル人民元そのものが、「怪しい通貨」なのだ。

 

お金の出し入れを全て国家が管理

まず、デジタル人民元導入に向けての近況を見てみよう。中国の深センでは、10月12~18日にデジタル人民元の大規模実験を実施。市民を対象としたものとしては国内初で、抽選で当選した5万人が、一人当たり200元(約3100円)を受け取り、店舗での決済を行った。

 

10月23日に公表された「人民銀行法改正案」は、「人民元は、物理的な形とデジタル版の両方を含める」とされ、デジタル人民元を合法化する法律の制定が進んでいる。今後は、北京など各地で実験が行われ、2022年に北京冬季オリンピックまでの導入を目指すという。

 

中国当局はデジタル人民元の導入の目的として「マネーロンダリングや汚職などの犯罪防止」「脱税防止」を主張してきた。こうした「犯罪防止」の名目で、現金決済をデジタルに移行する方向だ。そうなれば、お金は個人情報とセットでしか動かせなくなる。

 

すでに、中国のスマホ決済は全て「網聯(ワンリェン)」というシステムを経由することを義務付けられている。デジタル人民元は、利用者の個人情報が民間決裁業者の手に渡ることなく、全て国家が管理する。

 

人々の活動を国家が全て把握する、「完全監視国家」づくりのための主要ツールと言えるだろう。

 

 

「ニセ通貨建て」の悲劇が起こり得る

さらに、デジタル人民元は、「対米対策」の重要な切り札のようだ。

 

香港発行のサウスチャイナ・モーニングポストは29日付電子版で、中国人民銀行の前総裁である周小川(ジョウ・シャオチュアン)氏が、デジタル人民元は「ドル覇権に対抗する」ものであり、中国国内のドル支配を防ぐために設計されていると、ハンガリー中央銀行主催のイベントで発言したと報道した。

 

激しさを増す米中貿易戦争で、中国はアメリカから更なる金融制裁を受ける可能性がある。これまで中国は米ドルを担保に人民元を刷ってきたが、米ドルが底をつきかけている(本誌2020年10月号参照)。そんな中、世界における「デジタル人民元」決済のシェアを上げておくことで、中国が身動きを取れるようにし、経済的な覇権を握ることを目指しているのだ。

 

本誌10月号記事では、デジタル人民元が「外からは見えないところで、知らないうちに増やせる」ことを詳細に論じている(「断末魔の中国経済 02 中国の新しいニセ通貨づくり!? 「デジタル人民元」の嘘」)。つまり、"透明性"に大きな問題があるのだ。中国はこれまで、経済統計の数字をごまかし続けてきた。こうしていつの間にか、裏付けのない、いわば"ニセ通貨"建ての金融商品が世界にばらまかれれば、世界中の投資家に悲劇が起こり得るだろう。

 

 

デジタル通貨に飛びつくな

日本でも、日銀がデジタル通貨の導入を急いでいる。デジタル通貨の分野で中国が台頭すれば、覇権を握られることになるという危機感も相まってのことだ。しかし、中国のサイバー技術のレベルが高ければ、サイバー攻撃を受け、日本のデジタル通貨が奪われる可能性も見込んでおく必要がある。

 

日本も、デジタル通貨が持つ高いリスクと脆弱性とを勘案すべきだろう。全てがデジタル化される未来が、国民にとってのユートピアになるかどうか、再考が必要だ。

(河本晴恵)

【関連書籍】

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『ザ・リバティ』2020年10月号

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【関連記事】

2020年10月号 断末魔の中国経済 01 核兵器並みの金融制裁が中国を襲う

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「鬼滅の刃」が描く魑魅魍魎の世界 魔の攻撃から身を守るには?

2020年10月30日 06時01分07秒 | 日記

「鬼滅の刃」が描く魑魅魍魎の世界 魔の攻撃から身を守るには?

《本記事のポイント》

  • 鬼や天狗などの正体をどう見るか
  • 文字通り、天狗の高転びをした源義経
  • "美少年天狗"を見破った武田信玄

 

 

映画「鬼滅の刃」がヒットを記録し、魑魅魍魎(ちみもうりょう)を描く世界が注目されている。漫画界では、「犬夜叉」や「夏目友人帳」「幽☆遊☆白書」、そして近年では「妖怪ウォッチ」などがヒットを飛ばしたのは記憶に新しく、鬼や妖怪などのマーケットは意外にも大きい。

 

歴史書にも、鬼や天狗、仙人、妖怪、妖魔、龍神などの記述は多数残っている。だが、そうした存在がどのような特徴を持ち、人生にどのような影響を与えるかなどについては、いま一つピンと来ない人が多いだろう。

 

そうした存在に出会った歴史的な人物を紹介した上で、そこから学び取るべき教訓を、霊界構造を明らかにしている大川隆法・幸福の科学総裁の著書から考えてみたい。

 

 

文字通り、天狗の高転びをした源義経

天狗のエピソードで最も知られている人物の一人は、平安時代末期を生きた源義経だ。現代の戦略家でも理解できない戦術を駆使して、平家追討に貢献したものの、悲運の最期を遂げた人として有名だろう。

 

何と言っても義経は、平家を打倒すべく、京都の「鞍馬天狗(くらまてんぐ)」に兵法を授かり、10年間にわたる厳しい修行に打ち込んだと言われている。その修行の成果により、例えば1184年の一ノ谷の戦いでは、平家が陣を敷いた背後の山から夜襲をかけ、大勝を収めた。

 

並みの武将では思いつかない戦い方で平家を倒し、一躍時の人となった。しかし義経は、社会を生きる上での脇がかなり甘かった。平家を倒した手柄をほとんど独り占めにした挙句、朝廷から独断で官位をもらうなどしたため、兄の源頼朝などの怒りを買い、自害を迫られたのだ。

 

大川隆法・幸福の科学総裁は、絶頂から一気に転落した義経に触れ、著書『心眼を開く』の中でこう指摘している。

 

天狗は高い鼻を持っていて、山登りをするのですが、特徴の一つとして、『歯が一枚しかない下駄を履いて登っている』とよく言われています。この下駄だと、坂道の上りは上がれるのですが、下りが下りられないのです。下るときには転げ落ちてしまって、歩けません。上へ上がっているときには気分よく上がれるのですが、下りのときには非常に不利な下駄なのです。(中略)これが『天狗の高転び』といわれる現象ですが、ほとんどの天狗には、それは現象として出てくることがあります

 

義経のように一世を風靡(ふうび)し、ちょっとした人生のつまずきによって、瞬く間に社会から忘れ去られた有名人は数知れず。天狗の高転びは、今も昔も厳然としてあると言える。

 

 

"美少年天狗"を見破った武田信玄

逆に、天狗を見破り退散させたのが、戦国大名の武田信玄だ。安土桃山時代末期のものとされる寓話集『義残後覚』(ぎざんこうかく)には、こんなエピソードが紹介されている。

 

ある時、信玄のもとに、美しい顔立ちをした15、6歳の少年が現れ、「召使にしてほしい」と頼み込んで来た。少年は、信玄の考えを先回りして望むものを用意したので、信玄は少年のことをとても気に入った。

 

ある夜、信玄はその少年に茶を煎れさせたところ、部屋に面した庭の向こうで、10人ほどの人間が口論の末に、斬り合う音が聞こえてきた。それらの声が部下のものではなかったため、信玄は少年に弓を用意させ、音がする方向に矢を放った。すると、音がしなくなった。

 

信玄は、「はて不思議なことよ。これはきっと天狗の仕業だろう。私が戦(いくさ)や謀(はかりごと)ばかりを考えているので、天狗が私を試そうとしたのだ。あやつらは全く人ではない」と語ると、少年は「仰せの通りでございます」と言って、姿を消した。

 

信玄は「やはり魔の仕業であることに違いない。油断してはならないな」と言い、心を改めたという。

 

孫子の兵法などを体得した兵法家、信玄。しかし、その才におぼれ、自己顕示欲を増していけば、他人から嫌われ、組織にいられなくなる恐れがあると大川総裁は指摘する。大川総裁は、著書『信仰告白の時代』で次のようにアドバイスしている。

 

評価されればされるほど謙虚になって、努力を積まなければいけません。また、自分のありあまるところ(長所)よりは、足らざるところ(短所)に目を向けて、努力するようでなければいけないと思います。すぐ慢心するような人は、やはりだめです。そういう人は、しょせん、仙人・天狗の系統にしかすぎないのかもしれません

 

戦国大名・毛利家の禅僧だった安国寺恵瓊(あんこくじえけい)は、かの織田信長と謁見した際、「高ころびにあをのけにころばれ候ずると見え申し候」との書面をしたため、織田家はあっという間に転落し、5年後に滅びることを予言した。実際に本能寺の変が起きたのは9年後ではあったが、破竹の勢いで版図を広げた織田家は続かないことを見抜いた。

 

「謙虚にして驕(おご)らず」。この言葉は、心を惑わす魔の攻撃から身を守り、人生行路を安全に歩む秘訣と言える。

(山本慧)

 

【関連書籍】

いずれも幸福の科学出版 大川隆法著

 

 

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2020年10月28日付本欄 「鬼滅の刃」関連の鬼が出現 日本社会の底流に流れる価値観とは?

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2020年8月9日付本欄 草津温泉には地獄の執行官・草津赤鬼がいる

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ツイッター・フェイスブック・グーグルが米上院の公聴会で証言

2020年10月30日 06時01分07秒 | 日記

ツイッター・フェイスブック・グーグルが米上院の公聴会で証言 【これだけ知っトクNews(10月29日版)】

「これさえ知っていれば、世の中の流れをつかめる」というニュースを、編集部がピックアップ。そもそモグラ博士が、ひと言コメントしてお送りします。新聞の代わりとして、ニュースチェックの習慣づくりに、ご活用ください。

 

  • (1) ツイッター・フェイスブック・グーグルが米上院の公聴会で証言
  • (2) 10月27日は米国際宗教自由デー 担当大使が中国の宗教弾圧への批判強める