古美術 崎陽

古唐津 茶碗 他お茶道具等 古美術全般を取り扱う「古美術崎陽」のHP日記

長崎奉行補足~21

2013-10-20 04:45:28 | 長崎の歴史


『牛込忠左衛門勝登』~11


~長崎代官末次平蔵の処罰~

延宝4年(1676)長崎代官末次家の

4代平蔵茂朝と嫡子平兵衛の密貿易が発覚し、

父子は隠岐に流され、

一類は斬罪その他に処せられる。

禁を犯しひそかに商船を唐国に遺し、

日本の絵図・刀剣など国禁品を輸出したことによる。

磔や斬罪者があったのに対し、

平蔵父子が流刑ですんだのは、

投銀(投資)をしただけで、

直接商売に関与しなかった為である。

茂朝の財産は金60万両に相当するといわれたが、

ことごとく没収され、

家屋敷(現桜町小学校)は

町年寄の高木作右衛門に与えられた。

ここは現在「サン・ドミンゴ教会跡」として公開されており

末次時代の遺物も展示されている。



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