古美術 崎陽

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長崎と日清戦争(3)

2014-11-10 07:15:12 | 長崎の歴史
8月15日、前日の約束事に違反し、

午後1時頃より300名の水兵が上陸。

棍棒、刀剣をもち、清国水兵数人が

交番の前で放尿するのを巡査が注意すると、

彼らはその巡査を袋叩きにした。

300人の清国兵が3人の巡査によってたかって暴行、

1人が死亡。見ていた人力車車夫がおこり、

清国水兵を殴り大乱闘となった。

止めに入った警察官と清国水兵がまた

斬り合う事態に発展し、それぞれ死傷者を出す

(清国人士官1人死亡、3名負傷。

清国人水兵3名死亡、50人余りが負傷。

日本人側も警部3名負傷、巡査2名が死亡、16名が負傷。

住民も十数名が負傷)大事件となった。

この事件は1884年(明治17年)の

甲申政変と併せて日本国内の反清感情を大いに刺激し、

後の日清戦争を引き起こす遠因の一つとなった。

                 徳川 大樹


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