古美術 崎陽

古唐津 茶碗 他お茶道具等 古美術全般を取り扱う「古美術崎陽」のHP日記

長崎と日清戦争(2)

2014-11-09 07:05:02 | ホームページ更新
中国の同志よ歴史は繰り返さず。
愚かな過ちはおこさない。 


1886年(明治19年)8月13日、

500人からなる清国水兵が勝手に上陸を開始。

遊廓で登楼の順番をめぐる行き違いから、

備品を壊したり暴行を働くなどのトラブルを起こし、

長崎市内の、商店に押し入って金品を強奪。

泥酔の上、暴れまわり婦女子に乱暴の限りを尽くす。

長崎県警察部の警察官が鎮圧に向かったが。

市街戦に発展、警察官と清国水兵が、

斬り合いの結果、双方とも80数人の死傷者を出し、

水兵は逮捕された。水兵は骨董店などで購入した

日本刀を武器にしていた。

8月14日、長崎県知事・日下義雄と、

清国領事館・蔡軒の会談で、清国側は集団での

水兵の上陸を禁止し、又上陸を許すときは監督士官を

付けることにした。

                徳川 大樹


      長崎の歴史