天地わたるブログ

ほがらかに、おおらかに

犬も歩けば地震が起こる

2024-01-02 06:05:26 | 身辺雑記



元日の朝、妻の指令が出た。死んだ長男の家の散歩を朝と晩せよと。嫁の術後がよくないらしく2匹の犬の散歩が困難らしい。娘2人はそれぞれやることがあるらしい。元日は道路がすいていることがありがたく、自転車で2.5キロ走る。

一月の空一徹の青さなり
天気はいいが風が強い。しばしば帽子が飛びそうになる。

初富士や左右に犬を従へて
一つのリードを肩にかけそれにもう一つのリードをつなぐ。こうすると手を離しても2匹を管理できる。「左右に犬を従へて」というとかっこいいが犬に使われている気分。

放る犬の厳かな貌大旦
生きているものはみな糞をする。いつも1匹が放るがきのうは2匹とも排泄した。

冬草や鼻ひくひくと犬逸り
犬というのは鼻が別の生き物と思う。絶えず動いていておもしろい。鼻をつねってやろうかと思うが、いじめは控える。

冬ざれや火の粉のやうに鴉群れ
夕方、熊野神社の空に鴉がたむろしていた。この神社の前、参拝する人が列をなしていてびっくりした。小生は初詣はしない。
2回目の散歩をするとけっこう疲れて帰って、かりんジャムを食べて、テレビをつけた。そこで、びっくりした。なんと、輪島で16:10ころ震度7の地震が起きたとか。テレビはさかんに「命を守る行動を」と繰り返している。
なんということ。元日から災害とは。どうなってしまうのだ日本は。

元日のころころうんこめでたしや
などと発想しているのはまさにおめでたい。

20:05、輪島の火災を伝えるテレビ朝日


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