goo blog サービス終了のお知らせ 

天地わたるブログ

ほがらかに、おおらかに

もっと物言いをつけろ

2025-03-21 04:45:43 | 大相撲

左:千代翔馬、右:豪ノ山

 

いよいよ大相撲春場所が佳境に入っている。

西前頭2枚目の千代翔馬(33=九重部屋)と東前頭2枚目の豪ノ山(26=武隈部屋)の対戦はもつれた。

最初の相撲は立ち合いで豪ノ山が踏み込んだものの、右腕を相手の首に巻き付けた千代翔馬がすかさず、はたいた。豪ノ山は前のめりに崩れ、同時に千代翔馬も足が流れてしまった。結局、同体で取り直し。

2番目の相撲は頭で当たった豪ノ山が右差しで攻め込んだ。土俵際で千代翔馬が左上手で突き落とし気味に投げを打って逆転した。

勝った千代翔馬が5勝7敗。敗れた豪ノ山は4勝8敗で負け越しが決まった。

力士にとってひとつの勝ち、ひとつの負けが見過ぎ世過ぎに関わる重大事である。

取り直しの一番もきわどかった。

攻め込んだ豪ノ山と千代翔馬がもつれて体勢を崩していき、どちらの体が先に落ちたか、微妙なタイミングに見えた。軍配は千代翔馬に上がり、起き上がった豪ノ山は周囲を見回し、物言いがないのか確認していた。

スポーツニッポン新聞社によれば、元関脇の豊ノ島はスロー再生を確認し千代翔馬が優勢であることを確認した上で「(物言いを)つけてもいいのかなあ」と会場で見ているファンには分かりにくい、際どい勝負であったことを指摘した、という。小生ももう一度、物言いがついてもいいと感じた。

相撲は、足をしかと地につけていることが大事で、足の裏以外が相手より地についたら負けである。地に体がつくかつかないかの攻防にはいつも興奮する。

 

取り直しもきわどい勝負(左:千代翔馬の体が残った)

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 孫娘15歳合格の春 | トップ | 絵を描く鷹同人 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

大相撲」カテゴリの最新記事