6月29日(木)4年生 算数
子どもたちは、小数のしくみの学習中です。今日も子どもたちから、前向きな学習に取り組む姿が見られました。
導入場面(学習のスタート)で、これまで学習してきた小数第一位のふり返りをします。
中には、アスリートが9.98を示したタイマーの横に並んでいる写真があります。それを見ながら「九点、九十八かぁ」と読んでいる子もいて、素直な反応がでていました。これからみんなで学習していく中で新しい発見ができそうですね。
今日は水のかさから問題提示をします。写真では1.2Lと1.3Lの間まで、水が入っています。
子どもたちは「あぁ…」「ぴったりにして~」とつぶやいています。
先生から「どうしようか」と聞かれると、「水を1.3まで入れます」とか「減らして1.2 L」と答えたり、「思い切ってそっち(はした分)は無しで1L」という荒業も登場しました。「きちんと読める数に表したい」という気持ちの表れですね。
「もっと0.2Lと0.3Lの間にめもりが欲しい」と言った子がいました。そこで、自分たちの教科書にも目盛りを付け足してみます。さて、いくつ目盛りが必要なのでしょうか…。これまで、1を10等分にした数が0.1と学習している子たちなので、「10個!」となっとくした様子で目盛りを書いていました。こうすると1.2Lと1.3Lの間のかさも読めそうです。
また、この学習をとおして、1の10等分が0.1で、0.1の10等分が0.01、さらに0.01を10等分を0.001になる事も見えてきて、早くも小数のしくみに気づき始めています。
0.001を、「れいてん、れい、れい、いち」と特にゆっくり読む子が現れ、0の数に注目することの大切さに気づくことができた瞬間もありました。
これからの学習が楽しみですね。