7月12日(水) 4年生の教室
今日の5時間目は「北小まつり」の準備をしていました。今週末が北小まつりなので、準備物もしっかり形になってきているようです。
ある程度子どもたちに準備を任せていると、自然と会話が始まります。それがきっかけでトラブルやケンカになってしまうこともありますが、ほとんどは子どもたちがのびのびと色んなアイディアをだしたり、助けあったりする会話です。(なかには関係ない話もありますが、それも子どもたちらしくて微笑ましいものが多いです。)
会話と言えば、給食中に4年生ではこんな会話がありました。
今日のメニューの中には白身魚の甘酢あんかけがあります。具材にオクラが使われていましたが、それを見ながら、「これは算数的に言うと五角形だな」「本当だ」という会話がありました。(まだ多角形は習っていませんが、日常でこんな会話がが生まれるのっていいですね)
そこから会話は他のメニューにつながりました。今日の納豆を見ながら、
「納豆って大豆?」
「うん」
「枝豆も大豆?」
「うん」
「同じ大豆?」
「なんかほらぁ…、同じやけど違うねん育ち方とか…」
「あったやん!三年の国語!」
「変身する大豆みたいな」
「あったわ、【すがたを変える大豆】やんな。」
「あったあった!」
「大豆か~」
給食では時々出てくる納豆ですが、友だちとの会話の中で以前に学習した内容がグッと身近になった瞬間でした。
私たち教師は、子どもたちに授業で学習する事を身近に感じてほしいと、日々授業を改善し、研究していますが、こうして子どもたちから、ふとした瞬間に「授業から日常」ではなく、「日常から授業」に結び付けた会話を聞くと、なんとも嬉しい気持ちになります。
クラスだから生まれる、素敵な対話の時間でした。
子どもたちから、先生たちも元気をもらっています!